ロードバイクおすすめランキング|タイヤ・ホイール・空気入れも

  • 2025年3月10日
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この記事で解決できるお悩み
  • ロードバイクや付属品の選び方がわかる
  • おすすめのロードバイクモデルがわかる
  • おすすめのロードバイクメーカーがわかる

本記事では、ロードバイクやタイヤ、ホイール、空気入れなど、ロードバイクに関する情報を解説します。

ロードバイクを始めるにあたって、一式そろえようと思っても、何を買えばいいのか知識がないとむずかしいですよね。気をつけるポイントがわからず、購入に踏み切れないという人も多いのではないでしょうか。

本記事ではアイテムごとのおすすめメーカーや選び方を丁寧に解説するので、ぜひ参考にしてロードバイクを始めてみてください。

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目次

ロードバイクおすすめメーカー

ロードバイクにまたがった人の足の画像

ロードバイク本体のおすすめメーカーを紹介します。ロードバイクは決して安い買い物ではないですよね。お気に入りの1台に出会うためにも「このメーカーのデザインが好き」「このメーカーのバイクに乗ってみたい」と思えるメーカーがあれば、チェックしておきましょう。

ヨーロッパのメーカー

ヨーロッパのおすすめロードバイクメーカーは以下の通りです。

メーカー 特徴
COLNAGO(コルナゴ) イタリア ロードバイク上級者向けの高級メーカー。美しいデザイン性が高く評価されている。
Bianchi(ビアンキ) イタリア 創業130年以上の老舗自転車メーカー。初心者用から上級者用までラインアップが豊富。
CANYON(キャニオン) ドイツ ダイレクトセールスのみでバイクを販売。細かくカスタマイズができるオプションあり。
SCOTT(スコット) スイス 検査基準が厳しいドイツのメーカー。1kgを下回るフレームを初めて開発。
Lapierre(ラピエール) フランス エントリークラスからハイエンドまでそろう。マウンテンバイクからロードバイクへ発展したメーカー。

ロードバイクの生産の中心といえば、ヨーロッパです。100年以上も前から、スポーツとしてロードバイクが根付き、時代に合ったモデルを展開してきました。初心者向けのものから、プロ用まで幅広く扱うメーカーがたくさんあります。

アジアのメーカー

アジアのおすすめロードバイクメーカーは以下の通りです。

メーカー 特徴
GIANT(ジャイアント) 台湾 耐久力と軽量さを兼ね備えたカーボン素材の自転車が魅力。
MERIDA(メリダ) 台湾 「いつまでも乗れる高品質な自転車の製造」を目標に事業を展開。年間に150万台を出荷。
INFIZA(インフィーザ) 韓国 韓国で唯一自社工場を保有する大手メーカー。日本での取り扱いはまだ少ない。

ロードバイクの市場といえばヨーロッパやアメリカが中心でしたが、近年はアジアでも認可があるメーカーが力をつけてきています。特に台湾は、世界一の生産台数を誇るGIANTを中心に、販路を拡大。日本でも多くのユーザーがいます。

アメリカ・カナダのメーカー

アメリカ・カナダのおすすめロードバイクメーカーは以下の通りです。

メーカー 特徴
FUJI(フジ) アメリカ ストリート系のカジュアルなデザインが特徴。
TREK(トレック) アメリカ カーボンバイクに注力。軽量性と強度を兼ね備えたモデルが魅力。
Cervelo(サーヴェロ) カナダ タイムトライアルバイクの開発から始まったメーカー。軽さと強靭さが特徴。
SPECIALIZED(スペシャライズド) アメリカ アメリカトップクラスのメーカー。レースでも使用するようなハイスペックなロードバイクを製造。
CANNONDALE(キャノンデール) アメリカ アルミフレームのパイオニア。デザインの独自性が魅力。

アメリカのロードバイクは、石畳や舗装されていない道などを長距離走れる強度を持ったモデルが多いことが特徴です。

ポップカルチャーやストリートにも合うカジュアルなデザインが多く、ファッションのひとつとしても取り入れられます。スポーツとしても普段使いとしても使用できるメーカーが人気です。

日本のメーカー

日本のおすすめロードバイクメーカーは以下の通りです。

メーカー 特徴
ANCHOR(アンカー) 日本 ロードバイクを日常的に使用したい人に人気。
YONEX(ヨネックス) 日本 日本の有名スポーツメーカーのひとつ。軽量フレームが特徴。
MIYATA(ミヤタ) 日本 130年以上の歴史を持つ日本の老舗メーカー。クロモリフレームを積極的に採用。
KhodaaBloom(コーダーブルーム) 日本 レーシングロードバイクからジュニアバイクまで幅広く制作。

日本のロードバイクの特徴は、正しい姿勢を取りやすく、軽いフレームや空気抵抗を抑えてスムーズに加速するデザインです。日本ならではの職人の技術が詰まっています。日本人の体格も想定されており、初心者でも乗りやすいでしょう。

ロードバイクの選び方

次にロードバイクの選び方を解説します。いくらお気に入りのメーカーのものでも、自分に合っていなければ、乗りこなすことはむずかしいでしょう。さまざまな側面から検討することで、後悔のないロードバイク選びをしましょう。

フレームの素材にこだわる

ロードバイクの素材は大きく分けて3種類あります。「カーボン」「アルミ」「クロモリ」です。

素材 特徴
カーボン 3種のなかでもっとも軽い
スピードが出やすい
耐久性がある
3種のなかでもっとも高価
アルミ 軽くて扱いやすい
価格が比較的安価
衝撃吸収性が少なく、乗り心地が硬い
クロモリ(スチール) 振動を吸収しやすく乗り心地が良い
もっとも強度があり長く使いつづけられる
錆に弱くメンテナンスが必須

初心者で、まずは手頃な価格でロードバイクを始めてみたいという人には、クロモリがおすすめ。一方で軽い車体が良い、手入れが楽なフレームが良いという人は、カーボンやアルミが良いです。

それぞれ乗り心地や価格帯、強度などが異なるので、自分が想定している乗り方や試乗した感覚などを重要視して選びましょう。

Yahoo!知恵袋にフレームに関する投稿がされた際も、ベストアンサーが以下のように締めくくられています。

まずは他の回答者さんも仰ってますが
試乗ができるところをみつけて1度お乗りになってみると
ある程度イメージが掴めて良いと思います。

引用元:Yahoo!知恵袋|カーボンのロードバイクとアルミのロードバイク(最終閲覧日2025年1月18日)

コンポーネントにこだわる

コンポーネントとは以下のものを指します。

ロードバイクを始めるにあたり、「コンポ」という言葉をよく聞くようになります。コンポとはコンポーネントの略。一般的には「フレーム」、「フォーク」、「ホイール」、「タイヤ」、「サドル」、「ハンドル」を除いた自転車のすべてのパーツのことを指します。

引用元:YAMAHA|コンポーネントってなに?(最終閲覧日2025年1月18日)

特にこだわりたいコンポーネントは、「ブレーキ」「変速装置」です。スピードの制御や加速、乗り心地などに関わります。コンポーネント次第で車体の重量が変わることもあるので、軽いものが良い・加速がスムーズなものが良いなど、こだわりたいポイントを考えておきましょう。

コンポーネントの選び方がわからないという人は、シマノ、スラム、カンパニョーロなどのブランドが「グレード」を定めています。グレードが高いものほど性能・耐久性などに優れているという意味なので、参考にすると良いでしょう。

種類にこだわる

ロードバイクは4つの種類に分けられます。自分が使用する場面や求める機能を想定し、それに応じた種類を選ぶようにしましょう。

ロードバイクの種類 特徴
ヒルクライムバイク 車体が軽く、峠や山道を走ることに適したロードバイク
エンデュランスロードバイク 長距離を快適に走りつづけることに適したロードバイク
エアロロードバイク 空気抵抗を少なくするデザインで、スピーディに走ることに特化したロードバイク
グラベルロードバイク 砂利道など未舗装の道も走れる、耐久性に優れたロードバイク

初心者には、乗りやすいエンデュランスロードバイクがおすすめだといわれています。レースなどスポーツとして楽しみたいときは、コースによって適したものを選ぶと良いでしょう。

デザインにこだわる

ロードバイクを購入する際は、好みのデザインで選ぶこともひとつの方法です。もちろんデザインばかりにこだわって、自分に合わないモデルを使用することは危険も伴います。

しかし、自分に合っているからといって、まったく好みではないデザインを選んでしまっては、ロードバイクに乗る楽しみが減ってしまうでしょう。

ロードバイクを選ぶにあたって、何から始めていいかわからないという人は、好みのデザインを見つけることから始めてみても良いのではないでしょうか。

以下ではフレームのデザイン例を紹介します。

フレームの写真 種類 メーカー カラー
MERIDAヒルクライムモデルの画像
ヒルクライムモデル MERIDA ブルー
COLNAGOヒルクライムモデルの画像
ヒルクライムモデル COLNAGO
CANYONエンデュランスモデルの画像
エンデュランスモデル CANYON Cold Cactus
TREKエンデュランスモデルの画像
エンデュランスモデル TREK ブラック
CERVELOエアロロードモデルの画像
エアロロードモデル CERVELO ブラック
GIANTエアロロードモデルの画像
エアロロードモデル GIANT オレンジ
TREKグラベルロードモデルの画像
グラベルロードモデル TREK グレー
CANNONDALEグラベルロードモデルの画像
グラベルロードモデル CANNONDALE ブラック・グレー
BMCオールラウンドモデルの画像
オールラウンドモデル BMC プリズマレッド&ブラッシュドアロイ
CERVELOオールラウンドモデルの画像
オールラウンドモデル CERVELO シルバー

体格に合わせる

自分の体格に合わせて自転車のサイズを選ぶことは必須の条件です。手軽な確認方法は「適応身長」を確認すること。購入を検討している自転車の公式サイトを確認し、表示されている身長をみてしましょう。

また、少し手間はかかりますがもっとも確実な方法は試乗することです。自分が足を運べる範囲内に試乗ができる場所があれば、利用しましょう。

ロードバイク選びに慣れてくると、ジオメトリ表と照らし合わせる方法もあります。試乗ができない場合は、お店で確認ができないか相談してみましょう。

予算に合わせる

ロードバイクは5万円を切るものから150万円するものまで価格帯が幅広いです。

一般的に値段の違いはペダルの推進力や操作性、安定感、快適性などの差で現れます。そのためあらかじめ予算を決めておき、その範囲で好きなバイクを探すことをおすすめします。上を見るときりがなく、おおよその予算を決めておかなければ、手が届かないようなモデルも候補に入れてしまうからです。

以下で価格帯と、その価格帯のモデルの特徴をまとめるので参考にしてみてください。

価格帯 特徴
~5万円 ロードバイクのメリットはあまり感じられない。ロードバイクのデザインが好きなひとにおすすめ
5~10万円 舗装された道を日常使いするのに軽さや快適さがほしい人におすすめの価格帯。
10~20万円 初心者向けのエントリーモデルが購入できる価格帯。
20~30万円 レースにも出られるような本格的なスポーツが購入できる価格帯。

おすすめのロードバイク

スーツの男性が何かを指さしている画像

ロードバイクのおすすめラインアップを紹介します。選び方がわかっても、いざ購入しようとすると迷ってしまいますよね。ここでは口コミ評価が良く、多くの人に使用されている人気モデルをピックアップしたので、バイク選びの参考にしてください。

FUJI BALLAD Ω 2023年モデル

アメリカのロードバイクメーカー、FUJIの2023年モデル。ストリートをイメージした、カジュアルなデザインとカラーが特徴的です。カスタム自由度が高く、さまざまな利用方法にフィットさせられます。

サイズが6種用意されていて、おおよそ身長158cmから190cmまで使用できることも嬉しいポイントです。夫婦やカップルでそろえてみても楽しいでしょう。

ロードバイク項目 詳細
メーカー FUJI
フレーム素材 クロモリ
サイズ 43cm、49cm、52cm、54cm、56cm、58cm
変速段数 18
タイヤ Vera Helios 700×25C
価格 148,500円

(2025年1月25日時点)

FALAD(2024モデル)

初めてロードバイクに挑戦する人におすすめ!NESTOの最新モデルです。ロードバイクのドロップハンドルに慣れていない人に嬉しい機能である「サブブレーキレバー」や、街中で乗るときに必須のスタンドが標準装備されています。

上位モデルと同じフレームを使用していて、軽量かつ柔軟で強度も十分。10万円以内で購入できる高スペックなバイクです。

ロードバイク項目 詳細
メーカー NESTO
フレーム素材 アルミ
サイズ 500mm、465mm、430mm
変速段数 14
タイヤ MAXXIS DETONATOR 700x25C
価格 96,800円

(2025年1月25日時点)

KhodaaBloom KESIKI Touring 2024年モデル

青空のようなスカイブルー、草原のようなピスタチオグリーンの2色がかわいいロードバイクです。タイヤの幅が太めで初心者でも安定感があります。適応身長が155cm以上なので女性にもおすすめです。

日本のバイクメーカーで現代の日本人の体型にフィットするように車体が設計されていて、初心者から上級者まで乗りやすさを感じられるでしょう。

ロードバイク項目 詳細
メーカー KhodaaBloom
フレーム素材 アルミ
サイズ 500mm、460mm、420mm
変速段数 16
タイヤ KENDA K-1082 27.5×1.75 BK/BR
価格 102,300円

(2025年1月25日時点)

21テクノロジー 700C ロードバイク

Rakutenのロードバイク部門で1位をとったこともあるモデルです。本格的なドロップハンドルを採用しながらもメーカー希望販売価格が5万円台というリーズナブルさ。趣味としてロードバイクを始めてみたい人にぴったりでしょう。

注意したいのはサイズ展開です。適応身長が約164cm~の1サイズのみなので、身長が低い人にはおすすめできません。

ロードバイク項目 詳細
メーカー 21Technology
フレーム素材 スチール
サイズ 430mm
変速段数 14
タイヤ
価格 53,600円

(2025年1月25日時点)

2025 BianchiVIA NIRONE 7 SORA 9SP

イタリアの有名メーカー、Bianchiのエントリーモデルのひとつです。ロードバイク初心者が買うには少し勇気がいる価格帯かもしれませんが、堅実なメーカーで乗り心地も良いため、長く使用できます。

ロードバイクに乗るなら本場のヨーロッパのメーカーを1台所有しておきたい、そんな憧れを持つ人にピッタリです。

ロードバイク項目 詳細
メーカー Bianchi
フレーム素材 アルミ
サイズ 410mm、440mm、470mm、500mm、530mm、550mm、570mm
変速段数
タイヤ velomann AT470 Alloy
価格 108,900円

(2025年1月25日時点)

cycmoto HILAND 700C ロードバイク ALLIANCE1.0 LTWOO14段変速

長距離運転することを想定したモデルです。通気性が良くなるよう穴あきサドルを採用し、皮膚の摩擦を減らすことで、快適な座り心地を実現しました。見た目もスポーティで、ハイランクのロードバイクのようなデザインです。

アルミフレームを採用しており、軽量で耐久性に優れています。スポーツとしてのロードバイクを始めてみたいと思っている人におすすめです。

ロードバイク項目 詳細
メーカー cycmoto
フレーム素材 アルミ
サイズ S、M、L
変速段数 14
タイヤ
価格
(Amazon販売価格:32,999円)

(2025年1月25日時点)

Grandir ロードバイク シマノ21段変速

4色のカラー展開がかわいいGrandirのモデルです。スチールフレームを採用しており、耐久性が高いことが特徴です。長く愛用していきたいと考えている方にピッタリでしょう。

シマノ製の21段階変速ギアを採用しており、路面状況や自分の状態に応じた切り替えが可能です。ロードバイクを日常使いしたいという人はぜひ検討してみてください。

ロードバイク項目 詳細
メーカー Grandir
フレーム素材 スチール
サイズ 470mm、520mm
変速段数 21
タイヤ
価格 77,880円

(2025年1月25日時点)

ANIMATO ロードバイク CRESCENDO

ANIMATOのハイランクロードバイクです。長距離ツーリングから街乗りまで、幅広いニーズに対応できます。

Clarisの搭載により、ハンドル、空手を離さなくても、ブレーキとギアチェンジが可能。ロードバイクに慣れていない初心者でも乗りやすいでしょう。

本体カラーはブラックとホワイトの2色展開です。どちらもシンプルながらスタイリッシュな印象を与えられます。

ロードバイク項目 詳細
メーカー ANIMATO
フレーム素材 アルミ
サイズ 500mm
変速段数 16
タイヤ
価格 55,800円

(2025年1月25日時点)

NEXTYLE RNX-7021-DC ロードバイク

日常的に使用するロードバイクを想定して作られたモデルです。21段変速するシマノ製のギアは、街中の坂道も楽に走れます。フロントディスクブレーキを採用しており、雨など路面の状態に関係なく、強力なブレーキングが可能です。

アルミフレームのため軽量で扱いやすいでしょう。通勤や通学など日常的に使用するモデルを探している人は、ぜひ候補に入れてみてください。

ロードバイク項目 詳細
メーカー Nextyle
フレーム素材 アルミ
フレームサイズ 470mm
変速段数 21
タイヤ
価格 70,000円(税別)

(2025年1月25日時点)

CONVIAL 700cc エアロロードバイク

変速段数が24、27、30と3種類あるエアロロードバイクです。細かい設定が可能で、さまざまな走行条件に合わせて対応できるでしょう。

カセット式のダブルディスクブレーキを採用しており、スムーズなブレーキングができることが特徴です。停止が多い街中でも、ストレスなく乗りこなせます。クオリティーが高くリーズナブルで、コストパフォーマンスが良いモデルです。

ロードバイク項目 詳細
メーカー CONVIAL
フレーム素材 アルミ
サイズ S、M
変速段数 24、27、30
タイヤ COMPASSの700*28Cトレーニングタイヤ
価格
(Amazon販売価格:60,999~69,988円)

(2025年1月25日時点)

ロードバイクのタイヤの種類

自転車のタイヤの写真

ロードバイクのタイヤの種類は3種類に分けられます。それぞれ特徴があり、扱いやすさや価格帯も異なるため、タイヤを単独で購入するときは種類選びに注意が必要です。

自身が所有しているロードバイクやホイールに合うものを確認の上、それぞれの特徴を踏まえて購入しましょう。

クリンチャー

タイヤとチューブが分かれており、ホイールの溝にタイヤを取り付けます。各メーカーともクリンチャーに力を入れているため、予算や想定している用途に合わせて選択可能です。

タイヤとチューブが分離していて、パンク修理が手軽にできることがメリットで、初心者にも扱いやすいでしょう。クリンチャーで練習したのち、乗り心地や抵抗などが気になりだしたらほかの種類も試してみる、という順番がおすすめです。

チューブレス

文字通り、タイヤ内部のチューブがないタイヤです。チューブレスタイヤはグリップが良く効くため、路面に密着しやすいという特徴があります。そのためほかのタイヤより空気圧を低く設定し、走行時の振動などを軽減できます。そうすることで走行時の衝撃を吸収できるので、乗り心地が良く感じるでしょう。

小さなパンクならシーラントを使用することでそのまま走行ができ、チューブを入れてクリンチャータイヤとしても使用可能です。デメリットとしてはチューブレスタイヤに対応したホイールでなければ使えないこと、取り外しに慣れが必要なことなどが挙げられます。

ホイールやタイヤの扱いに慣れてから手に取りたいタイヤです。

チューブラー

チューブラーはタイヤと内部のチューブが一体化したタイヤで、もっとも古くから使用されている種類です。タイヤそのものの重量が軽いことが特徴で、おもにプロレース用ロードバイクに使用されていました。

パンクがしづらい構造ですが、しないわけではありません。もしパンクしたときはタイヤそのものを交換する必要があります。そのようなメンテナンスがむずかしいことや、価格がほかの種類より高額であることから、初心者には扱いづらいでしょう。

ロードバイクのタイヤの選び方

ここでは、ロードバイクのタイヤを選ぶ際のポイントを解説します。

「初めて購入したロードバイクのタイヤがパンクしてしまった」「今まで使ったことのないタイヤを使ってみたい」など、タイヤを交換する理由はさまざまでしょう。失敗しないようにポイントを確認してから、タイヤを選んでください。

タイヤの種類

前述したように、ロードバイクのタイヤはクリンチャー、チューブレス、チューブラーの3タイプがあり、それぞれ特徴や価格帯が異なります。メリット・デメリットを理解したうえで、タイヤの種類を選びましょう。

こだわりが特になく、どの種類がいいかわからない人は汎用性のあるクリンチャータイプがおすすめです。ほかの2つはロードバイクの扱いに慣れてからが良いでしょう。

ホイールに合わせる

ホイールを交換しない場合は、従来のタイヤの種類と同じものを用意しましょう。ホイールに互換性はないため、今まで使用していたタイヤと同じ種類のタイヤを選ばなければ、今までのホイールが使えないからです。

タイヤの種類の見分けができない、自信がないという人は、今までのタイヤをお店に持ち込んで相談してみると良いでしょう。

サイズ

タイヤのサイズはさまざまな表記方法があります。

ESTO タイヤ幅 [mm]-リム径 [mm](ビード座直径)
ISO ETRTOと同じ(ETRTOの規格を採用)
インチ タイヤ外径(inch) x タイヤ幅(inch) x [必要に応じタイヤ高さ(inch)]
フランス系 タイヤ外径(mm) x タイヤ幅(mm)
※フランス系の後ろのA,B,C,Dの記号は、リム直径を表しています {A(直径小)→D(直径広)}

※同じインチサイズ表記でも、複数のETRTOサイズ表記があり対応リム直径も異なります(互換性はありません)
※特に小径車には注意が必要で、ETRTO規格でお選びいただくことをお勧めします。

引用元:CYCLE YOSHIDA|タイヤサイズについて(最終閲覧日2025年1月20日)

タイヤはサイズが合わないと装着ができないので、タイヤを購入するときは、今ついているタイヤと同じサイズのものを選ぶようにしましょう。今のタイヤのサイズはカタログなどで確認ができます。

欲しいモデルと今のタイヤのサイズ表記方法が異なって、サイズが合うかわからないときは、サイズ表で確認しましょう。

機能性

タイヤにはそれぞれメリット、デメリットがあります。自分の想定する使用方法に合った機能性のタイヤを選びましょう。

考えるべきポイントとしては、以下のような例が挙げられます。

  • 長距離乗るか短距離のみ乗るか
  • スピードは必要か
  • 雨の日にも乗るか
  • オフロードでも乗るか
  • 脚力が弱い人が乗るか

ほかにも自分で重要視したいことはないか確認し、それに適したモデルを探してみましょう。

タイヤが細いと車体が軽く、坂道などでも楽に発進ができます。一方幅が太いと安定するため、乗り心地がよく長距離の運転に適しています。今のタイヤで改善したい点がある場合は、それを補えるような幅のタイヤに変えると良いでしょう。

ただしフレームやホイールによって、装着できるタイヤの幅は決まっています。自分が乗っている車体やホイールの対応幅を確認し、その範囲内で検討しましょう。

値段

ロードバイクのタイヤの価格は性能やメーカーなどによって、幅があります。まずは選択肢を絞るためにも、ある程度予算を決めておくと良いでしょう。

タイヤは消耗品です。使用状態に関わらず、時間とともに劣化はしてしまうものなので、タイヤ代はランニングコストの一部と考えて無理のない範囲で価格帯を決めましょう。

ロードバイクのおすすめタイヤメーカー

ここではロードバイクにおいて支持されているタイヤのメーカーを紹介します。ロードバイクに初めから装着されているブランドのタイヤを用意すれば大きな失敗は避けられるでしょう。しかしほかのメーカーもチャレンジしてみたいという人は、ぜひ以下から選んでみてください。

CONTINENTAL (コンチネンタル)

100年以上も前からドイツ国内でタイヤを製造しつづけている唯一のメーカーです。コンチネンタルのタイヤの特徴は、レーサーや趣味のサイクリスト、日常的にロードバイクを使用する人など、さまざまなタイプのユーザーに合う種類を提供していること。

ユーザーとの対話と生産技術、厳しいテクノロジーセンターによるチェックにより、常にメーカーとしての信頼度を高めてきました。

企業名 コンチネンタル・オートモーティブ株式会社
コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン株式会社
コンチネンタル・オートノモス・モビリティー・ジャパン株式会社
本社所在地 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 アクアリアタワー横浜(旧 ニューステージ横浜ビル)
資本金 53億67万1,000円
従業員数 199,038人(グローバル)
約1,500人(日本)
人気モデル GRAND PRIXシリーズ、ATTACK & FORCEシリーズ、SUPER/ULTRA SPORTシリーズなど
タイヤの販売歴

(2025年2月3日時点)

MICHELIN (ミシュラン)

MICHELINはフランスの老舗タイヤメーカーで、日本でも1964年から販売を始めています。2025年現在は群馬県に日本の本社を置き、ロードバイクや自動車のタイヤを販売しています。

ロードバイクのタイヤは用途やサイズなど多様なユーザーに合わせたラインアップが豊富です。たくさんあって何がいいか迷う人は、公式サイトの検索機能から絞ってみると良いでしょう。

企業名 日本ミシュランタイヤ株式会社
本社所在地 群馬県太田市植木野町880
資本金 1億円
従業員数 約500名
人気モデル POWERシリーズ、PRO4シリーズ、LITHIONシリーズなど
タイヤの販売歴 1928年バイク用タイヤ「ミシュラン コンフォート ビバンダム」発売
1935年「ミシュランフレッシュドール」と「ミシュラン“ZIGZAG”」発表
1981年に二輪用ラジアルタイヤの開発がスタート

(2025年2月3日時点)

Panaracer(パナレーサー)

Panaracerはロードバイクのタイヤやチューブなどを製造しているメーカーです。長距離向き、速く走りたい、パンクに強いなど、ユーザーのニーズに合ったタイヤを提供できるようラインアップが充実しています。

Panaracerの国産タイヤは兵庫の丹波工場でクラフトマスターと呼ばれる職人が一つひとつ手作りで製作。長年の技術が詰まったタイヤです。

企業名 パナレーサー 株式会社
本社所在地 兵庫県丹波市氷上町石生250
資本金 5,000万円
従業員数 108人
人気モデル AGILESTシリーズ、Race Evo4シリーズ、Gillarなど
タイヤの販売歴 1952年の創業以来製作
1971年世界初の自転車用ラジアルタイヤを開発
1986年
世界初のポリウレタン製チューブを開発
2000年MTBタイヤ「ファイヤXCプロ」米国TopTen製品に選ばれる

(2025年2月3日時点)

PIRELLI (ピレリ)

創業150年以上のイタリアのメーカーです。最先端の技術と伝統を融合したタイヤが特徴で、タイヤ界の主要メーカーとして世界中に知られています。

モータースポーツ用タイヤで培った技術を用いたPIRELLIのタイヤは、ロードバイクとしても複数のレースで用いられ、賞を獲得。スポーツとしてロードバイクを楽しみたい人におすすめしたいメーカーのひとつです。

企業名 ピレリジャパン株式会社
本社所在地 東京都港区芝3-8-2 住友不動産芝公園ファーストビル 20F
資本金 2,200百万円
従業員数 63名
人気モデル P ZEROシリーズ、P7 Sport、CINTURATOなど
タイヤの販売歴 1872年に創業
2017年に「P ZERO VELO発売

(2025年2月3日時点)

BRIDGESTONE(ブリヂストン)

BRIDGESTONEとは乗用車用タイヤでも知名度が高い日本のタイヤメーカーです。ロードバイクのタイヤ製作にも力を入れており、元オリンピック選手なども開発に協力しながら取り組んでいます。

BRIDGESTONEの特徴は摩耗性や耐パンク性の高さや、流行のワイドリムに対応した幅広のトレッド幅です。

企業名 株式会社ブリヂストン
本社所在地 東京都中央区京橋三丁目1番1号
資本金 1,263億5,400万円
従業員数 14,106名
人気モデル R1X CLINCHER、R1X TUBELESS READYなど
タイヤの販売歴 1949年創業
1985年アルミ・カ-ボン等新素材を自転車フレ-ム量産に活用
2022年ロードバイク「ANCHOR RP9」が「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2022」受賞

(2025年2月3日時点)

ロードバイクのおすすめタイヤ

ここでは多くのライダーに支持を受けるタイヤを4つご紹介。ロードバイクのタイヤは価格や性能、デザインなど、それぞれ異なる特徴があります。

自分の乗っているロードバイクに合うかを確認したうえで、使えるようであれば購入してみてはいかがでしょうか。

Panaracer クローザープラス

「軽い走りをもっと気軽に」をテーマに作られたタイヤ、「Closer」を「PRベルト」で強化したモデルです。軽いまま耐パンク性を上げ、より強いモデルに仕上がっています。

タイヤに入った各カラーの一本線がオリジナリティを感じさせるデザインです。クリンチャータイヤでサイズは4種。多くのロードバイクに合わせやすいでしょう。

タイヤ項目 詳細
メーカー Panaracer
サイズ 700×20C、700×23C、700×25C、700×28C
カラー ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、イエロー
販売価格 3,850円

(2025年1月25日時点)

CONTINENTAL Grand Prix 5000

GP4000の発売から10年たち、最新の技術を用いてモデルチェンジを行ったGP5000。旧モデルと比較して転がり抵抗を12%、耐パンク性能を20%向上させました。

クリンチャータイヤでサイズ展開も豊富です。レーシングタイヤとしての機能も充実しているため、スポーツとしてロードバイクを乗りこなしたい人に向いているでしょう。

タイヤ項目 詳細
メーカー CONTINENTAL
サイズ 650×25B、650×28B、700×23C、700×25C、700×28C、700×30C、700×32C
カラー Black、Transparent skin、Cream
販売価格 11,000円

(2025年1月25日時点)

CONTINENTAL Ultra Sport3

ロードバイクのタイヤの人気メーカーであるコンチネンタルのエントリーモデルです。ウルトラスポーツ3からアイコンE25表示が付加されました。

耐久力に優れていて、一流メーカーのタイヤを試してみたいという人におすすめ。スポーツとしても普段使いとしても乗りやすいでしょう。都会で走っていてもフィットする、モダンでシャープなデザインです。

タイヤ項目 詳細
メーカー CONTINENTAL
サイズ 700×23C、700×25C、700×28C
カラー ブラック
販売価格 3,300円

(2025年1月25日時点)

PIRELLI CINTURATO GRAVEL S TLR 700x40c 4161800

砂砂利など舗装されていない道を走行するのに適応しているグラベルタイヤです。タイヤ幅が広く、雨のあとのぬかるんだ道や泥の上でも安定して走れます。どんなコンディションでも走れるタイヤを求めている人におすすめです。

もちろんオンロードでも耐摩耗性を発揮します。ただしグラベルタイヤは重量が重いため、普段使いすると発進・加速時の負担は通常のタイヤに比べて大きいです。

タイヤ項目 詳細
メーカー PIRELLI
サイズ 700x40C
カラー
販売価格 12,100円

(2025年1月25日時点)

ロードバイクのホイールの選び方

自転車のホイールの画像

ロードバイクのホイールもタイヤ同様初期のものから変更が可能です。しかし間違った規格のものを選ぶと使用できないこともあるため、知識をつけてから選ばなければなりません。ここではホイールの正しい選び方を解説します。

タイヤの種類で選ぶ

ロードバイクのタイヤは、前述した通り3種類に分けられます。クリンチャータイヤ、チューブレスタイヤ、チューブラータイヤです。

それぞれのホイールは互換性がなく、クリンチャータイヤ用のホイールにはクリンチャータイヤしか適合しません。そのためホイールを変えるときは、はいているタイヤの種類を確認し、それに合うホイールを選びましょう。

素材で選ぶ

ロードバイクのホイールの素材はおもにアルミとカーボンに分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。

素材 特徴
アルミ 耐久力がある
種類が多い
初心者からスポーツレベルまで
カーボン 軽量
アルミに比べて高価
レースやヒルクライムなどに向いている

本格的にロードバイクを楽しみたい、大会などに出たいという人にはカーボンタイプが人気があります。重量が軽く、剛性が高いため乗り心地も良いものが多いです。

一方でそこまでお金をかけたくないという人はアルミを選びましょう。バリエーションも豊富で耐久力にも優れ、長く使っていけるでしょう。

リム高で選ぶ

ホイールを横から見たときのリムの幅をリム高(リムハイト)といいます。リム高が与える影響は以下の通りです。

ローハイトホイール 約35mm以下 ヒルクライムにおすすめ
ミドルハイトホイール 約35〜約55mm 街乗りや普段使いにおすすめ
ディープリムホイール 約55mm〜 ツーリングなどの長距離ライドにおすすめ

リム高の影響は特に初心者にはわかりづらく、「1本ですべてをまかなえるホイールが知りたい」というYahoo!知恵袋への質問にも以下のような回答が集まっています。

予算によって左右される所ではありますが・・・
アルミ・クリンチャーで話すなら20~30mm程度ではないでしょうか?軽量な30mmのリムで約450gなので一般的なリム重量と大差ありません。軽量な20mm台で約400g程度でかなり軽くなります。10mm未満のリムの高さよりもスポーク数や形状の方がエアロ的には大きな変化になるかもしれません。

引用元:Yahoo!知恵袋|ロードバイクのホイールのリム高について質問です。(最終閲覧日2025年1月20日)

このようにリム高はあくまでホイールを選ぶときの基準のひとつです。特徴を理解しておき、価格など総合的に判断するときの材料にしてください。

リムの幅で選ぶ

リム幅はタイヤを正面から見たときの幅のことで、タイヤの厚みともいえる部分です。ロードバイクのリム幅には2種類あります。

リム幅が15cのものが「ナローリム」17cのものが「ワイドリム」です。それぞれ対応するタイヤの幅が異なるため、注意して選びましょう。一般的には幅が広いほうが安定し、細いほうがスピードが出ます。

ブレーキの種類を確認する

ロードバイクのブレーキにはリムブレーキとディスクブレーキがあり、それぞれに適合したホイールがあります。互換性はないため、自分が持っているロードバイクのブレーキに合うホイールを選ばなければなりません。

ディスクブレーキの場合はさらに、手持ちのローターと適合するかもチェックが必要です。合わなければ別途ローターを買わなければならず、出費が増えるため気をつけましょう。

デザインで選ぶ

ロードバイクの見た目にも変化を求める人は、デザインで選んでみると良いでしょう。スポークの本数や位置で、かなり印象が変わります。

デザイン面において特におすすめのメーカーはCampagnoloです。3本のスポークが並んだデザインはロードバイク界では有名なので、こだわったポイントとして気がついてもらえるでしょう。

ロードバイクのおすすめホイールメーカー

以下で紹介するホイールのメーカーは、どれも多くのライダーに利用されており、人気があります。今のホイールのデザインに飽きた人や、ほかのホイールにも挑戦してみたい人は、ここで紹介するメーカーを押さえておきましょう。

SHIMANO(シマノ)

SHIMANOはロードバイクのホイールだけでなく、サイクリングシューズやヘルメットなどバイクに関するアパレル商品なども製造しています。自転車パーツメーカーとしても大手として知られ、豊富なラインアップを誇ります。

ちょっとした街乗り用からプロ仕様まであり、世界中にファンがいる、信頼感や安定感あるメーカーです。

企業名 株式会社シマノ
本社所在地 大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
資本金 356億円
従業員数 1,651人(本社)
人気モデル DURA-ACE、ULTEGRA、105など
ロードバイク関連の販売歴 1973年 最高級レーシング用コンポーネンツであるDURA-ACEを発表
1978年SHIMANO 600 EXシリーズ
1987年SHIMANO 600 ULTEGRA

(2025年2月3日時点)

FULCRUM(フルクラム)

FULCRUMは初心者向けからプロ仕様まで幅広く展開しているメーカーです。代表的なホイールといえば、RacingシリーズやWindシリーズ。リムにカーボンを採用したモデルも多く、カーボンのわりに軽く作られていることがうれしいポイントです。

カーボンに初めてチャレンジする人が選ぶメーカーとしても人気があります。

企業名 FULCRUM
本社所在地 Via dell’Economia 103 36100 – Vicenza – Italia
資本金
従業員数
人気モデル Racingシリーズ、Speedシリーズなど
ロードバイク関連の販売歴

(2025年2月3日時点)

Campagnolo(カンパニョーロ)

Campagnoloはイタリアの自転車部品メーカーです。ホイールやコンポーネントなど、どの部品をとっても一流で、高い品質の材料で制作されていて高級感があります。

Campagnoloのホイールは走る工芸品ともいわれ、美しいデザイン性が特徴。自分のロードバイクをよりスタイリッシュにし、品質も向上させたい人におすすめのメーカーです。

企業名 Campagnoloジャパン
本社所在地 神奈川県横浜市中区吉田町65番地
資本金
従業員数
人気モデル BORA ULTRA WTO、BORA WTO、SHAMALなど
ロードバイク関連の販売歴 1933年創業
クイックリリースの開発

(2025年2月3日時点)

MAVIC(マビック)

MAVICはフランスの自転車部品メーカーです。特にホイールの市場において人気が高く、プロのレースにも積極的に活用されています。

MAVICのホイールの特徴は、EASY・SAFE・FASTです。取り付けやメンテナンスが簡単で、安全性の高いリムを採用。転がり抵抗が少なく加速がスムーズです。

企業名 マヴィック ジャパン株式会社
本社所在地 東京都渋谷区大山町45番18号
資本金 2億7500万円
従業員数 11名
人気モデル エアロ、ファスト&ライト、エンデュランスなど
ロードバイク関連の販売歴

(2025年2月3日時点)

ロードバイクのおすすめホイール

ロードバイクのおすすめホイールを紹介します。ホイールはロードバイクのデザインの印象を決める部品のひとつです。ロードバイクに慣れ、カスタマイズしてみたいという人は、以下のものを検討してみてはいかがでしょうか。

SHIMANO(シマノ)ロードホイール WH-R501

クリンチャータイヤに対応した、SHIMANOのエントリーモデルです。乗り心地が良く安定した性能で、初心者が使用するのにぴったりという口コミが多く見られます。デザインはシンプルで、どんなタイヤやフレームとも相性が良いでしょう。

着脱も簡単で、はじめてホイールを取り換える人もつけやすいです。

ホイール項目 詳細
ブランド SHIMANO
年式
タイヤ クリンチャー700C
推奨タイヤ幅 19~28C
価格 13,220円

(2025年1月25日時点)

SHIMANO(シマノ)ロードホイール WH-RS100

ロード11速エントリーグレードホイールとして人気があったWH-RS010の後継モデルです。よりワイドになり、初心者でも扱いやすくなりました。リム素材はアルミですが、ブラックにカラーリングされていて、シックに輝きます。

信頼性が高く、快適な乗り心地に定評があるSHIMANOです。コストパフォーマンスも高いので、ぜひ手に取ってみてください。

ホイール項目 詳細
ブランド SHIMANO
年式
サイズ 700x23C~32C
推奨タイヤ幅 700c
価格 13,827円

(2025年1月25日時点)

Campagnolo(カンパニョーロ)ZONDA C17 WO

前後のスポークデザインが異なる、デザイン性の高いモデルです。従来のモデルの空気抵抗と転がり抵抗を改良し、コーナリングのグリップ性能も改善。よりよい乗り心地や性能を求める上級者にチャレンジしてほしいホイールのひとつです。

価格はほかに紹介するモデルより高いですが、コストパフォーマンスは優れています。

ホイール項目 詳細
ブランド Campagnolo
年式 2017
タイヤ クリンチャー
推奨タイヤ幅 25mm~50mm
価格 95,700円

(2025年1月25日時点)

ウィンドブレーバイク SUPERTEAM 50/25mm

国際自転車競技連合(UCI)承認を受けたウィンドブレーバイクのカーボンタイヤです。UCIの検査は厳しく、承認されたホイールを着用すると専用のレース出場権が与えられます。

カーボン製のためホイール部分が黒く、クールな印象です。カーボンタイヤは耐久力がある一方で想定外の負荷や衝撃には弱いというデメリットがあるので、使用方法には注意しましょう。

ホイール項目 詳細
ブランド ウィンドブレーバイク
年式
タイヤ クリンチャー700cc
推奨タイヤ幅 700Cx25 または 700Cx28
価格
(ホイール込み Amazon 販売価格:44,999円)

(2025年1月25日時点)

ロードバイクの空気入れの選び方

タイヤに空気が入れられさえすれば、空気の種類などにはこだわらないと思っていませんか。ロードバイクの空気入れは、通常の自転車の空気入れとは異なり、選ぶときに注意しなければならない点があります。適当に購入してしまう前に選び方を押さえておきましょう。

サイズを選ぶ

空気入れのサイズには以下のようなものがあります。

  • フロアポンプ
  • 携帯ポンプ(充電式含む)
  • CO2インフレーター

おもに家でのメンテナンスに使用する場合は、フロアポンプタイプがおすすめです。足で押さえて空気が入れられるため、簡単で力もそれほど必要ではありません。

常に携帯したい人はポンプ型や充電式の小さい空気入れが良いでしょう。フレームに装着できるものやスマホほどの大きさのものなどがあります。

CO2インフレーターはすぐに空気を充填できることがメリットです。

機能を比べる

空気入れの機能としては以下のようなものが挙げられます。

  • メーター
  • 装着口採用ポンプ
  • ベースプレート
  • 自動停止機能

それぞれ空気をより入れやすくするために採用された機能です。特に初心者の間は、タイヤに空気をどれほど入れれば良いのか、どのように入れれば良いのか戸惑うことも多いでしょう。上記のような機能を活用することで、タイヤのメンテナンス時間を短縮できますよ。

バルブ形式で選ぶ

自転車のバルブは3つの種類があり、それぞれ以下のように呼ばれます。

  • 英式バルブ
  • 仏式バルブ
  • 米式バルブ

ロードバイクに多いのは仏式バルブですが、通常使い用の自転車の多くが英式バルブを採用しています。空気入れを買うときは自分のロードバイクのバルブを確認し、形に合ったものを用意しましょう。

間違って非対応のものを購入した場合は、アダプターを用意することで対応できることもあります。

ロードバイクのおすすめ空気入れ

ロードバイクのおすすめ空気入れを4つ紹介します。自分のロードバイクや、空気入れの使い方に沿う特徴のものを探してみてください。空気入れがたくさんあってどれがいいのかわからない人は、以下の4つから選んでみると良いでしょう。

BRIDGESTONE スマートポンプ PM-501

ロードバイクだけでなく、クロスバイクなどの自転車や浮き輪などの空気入れとしても使用できます。空気入れとしては一般的な形なので、使い慣れている人も多いのではないでしょうか。プラスチック製で軽く、扱いやすいです。

安価で手に入れやすいところもメリット。ただし英式バルブしか使えないので、ロードバイクのバルブ次第ではアダプターが必要です。

空気入れ項目 詳細
メーカー BRIDGESTONE
参考価格 1,980円
メーター なし
対応するバルブ形式 英式バルブ専用

(2025年1月25日時点)

VORAGA 電動空気入れ

充電式のコードレス電動空気入れです。フル充電をしておけばバイクのタイヤを24回充填できます。

自動停止機能がついており、空気の入れすぎ防止も可能。必要な気圧値を自由に設定したり調整したりできるので、空気圧を細かくコントロールしたい人におすすめです。

LEDライトがついていてテントなどで野営するときにも便利。ロードバイクで旅をする人は持っていて損のないモデルです。

空気入れ項目 詳細
メーカー VORAGA
参考価格 6,999円
メーター あり
対応するバルブ形式 仏/米式各種バルブ

(2025年1月25日時点)

Panaracer 携帯型ポンプ

アルミでコンパクトに作られていて、携帯するのに便利な空気入れです。重量はわずか0.28kgで負担になりません。英・米・仏式のすべてのバルブに対応しており、これ一台でどんなロードバイクもまかなえます。

付属のフレームアタッチメントを使用してバイクのフレームに取り付けることもでき、荷物が増えて邪魔になることもありません。

空気入れ項目 詳細
メーカー VORAGA
参考価格 1,749円
メーター なし
対応するバルブ形式 英/米/仏式バルブ

(2025年1月25日時点)

KUKIIRE PANP RIDE 電動空気入れ

フル充電で自転車20回分空気を充填できる電動空気入れです。スマホと同じぐらいの大きさで、スマホ用充電コード(typeC)で充電できるため、移動時の荷物も増えず、邪魔になりません。

自転車用のバルブ3種に加え、ビニール玩具用、ボール用バルブも付属していて、家中の空気入れにこれひとつで対応できます。

空気入れ項目 詳細
メーカー KUKIIRE
参考価格 7,980円
メーター あり
対応するバルブ形式 英/米/仏式バルブ

(2025年1月25日時点)

よくある質問

ここでは、ロードバイクやそれに関する装備品に関してよくある質問の回答を解説します。いざロードバイク生活を初めてから失敗した、後悔した、ということのないように初歩的な疑問は事前に解決しておきましょう。

そもそもロードバイクって?

ロードバイクとは自転車レース用に開発された、速く走ることに特化したバイクです。

2025年現在は通勤など普段使いに使用しているという方もいますが、もともとはレース用なので普段使いをするとデメリットを感じることもあるでしょう。具体的にはカゴがつけられない・タイヤ幅が狭く安定しづらいなどが挙げられます。

ロードバイクとクロスバイクの違いは?

ロードバイクは速さに特化したスポーツタイプの自転車。一方クロスバイクは普段使いから運動レベルまでカバーできる自転車です。

両者の違いをまとめると以下の通りです。

異なる点 ロードバイク クロスバイク
ハンドル 前傾姿勢が取れるよう、手前に湾曲 身体を起こして走れるようまっすぐ
タイヤ幅の目安 25〜32C 28~45C
価格帯 10万前後~ 25,000円~
用途 スポーツ用・レース用 普段使い・軽い運動

(2025年1月25日時点)
普段使いするにあたって、一般的にママチャリと呼ばれる自転車ではなく、スタイリッシュな自転車に乗りたいという人はクロスバイクで十分です。スポーツとしての自転車を楽しみたいという人はロードバイクにチャレンジしましょう。

自転車に空気を入れる頻度は?

ロードバイクに空気を入れる頻度は「乗るたびにチェックして入れる」「1週間に1回程度入れる」など人によって異なります。重要なのはタイヤの適正空気圧と自身の体重です。

ロードバイクのタイヤの空気圧の調整は、本当は最大空気圧の数値に合わせる方法だけでは無くて、それぞれのタイヤが持っている特性の、最低空気圧から最大空気圧の範囲までの間の空気圧で、そのロードバイクに乗る人の体重に合わせて、「空気圧の計算式」で細かく求めて調整する方法が適正です。最大空気圧では乗る人の体重が軽いと、タイヤが弾み過ぎてしまい、タイヤのグリップ力が減少してしまって、かえって速く走れない場合も出て来ます。

しかし、空気圧が低すぎて、リムうちパンクなどを起こしてしまう危険性を考えれば、レース以外で一般の人がサイクリングで走る場合には、そのタイヤの持つ最大空気圧で空気を入れて置いた方が安全で、速く走れる事は確かだと思います。

引用元:Yahoo!知恵袋|ロードバイクの空気ってどのくらいの頻度でいれますか?(最終閲覧日2025年1月16日)

このように、重要なことは頻度ではなく、適切な空気圧を知り、その空気圧に合わせて空気を入れるということです。

空気の抜け具合は乗る頻度や体重など、さまざまな要素で変わります。自分が使用しているなかで適切な頻度を見つけて、空気を入れるようにしましょう。

雨の日は専用タイヤが必要?

雨の日でもロードバイクは通常のタイヤのまま走行が可能です。ただし路面が濡れていて滑りやすくなっていることに注意はしましょう。また泥や水が跳ねやすい状況になっているので、ディフェンダーを取り付けるなどの対策も有効です。

ただし、雨の日でも高いグリップ性能を誇るタイヤも販売されています。通勤などにロードバイクを利用していて、雨の日にもよく運転するという人は購入を検討してみても良いでしょう。ボントレガーというメーカーのAW3 Hard-Case Liteが特に人気です。

ロードバイクの寿命は?

寿命を迎えたロードバイクとはどのような状態を指すのかによって、寿命の捉え方は変わります。

何を以て自転車の寿命とするかによって、答えは変わってきます。

フレームが壊れてしまうような寿命を言っているのであれば、カーボンフレームを含めどんな素材のフレームであってもそれほど大きな心配をする必要はありません。

レースで使うことを前提としているならば、前に進まなくなる言わば賞味期限切れのような状態を迎えたら寿命と考えます。

引用元:Yahoo!知恵袋|10万以上するロードバイクの寿命ってどれくらいなの?(最終閲覧日2025年1月16日)

正しい保管方法をとっていれば、フレームが壊れてしまってもう乗れないような状態になることは考えづらいです。

しかし発売から時間がたつと、純正の交換、部品などの製造が終わってしまうこともあります。そうなると、素人では修理がむずかしくなり、ロードバイクとしての寿命を迎えてしまうということも考えられるでしょう。

まとめ

これからのおすすめのロードバイクをご紹介させていただきました。海外の人気1流自転車メーカーから発表されるモデルは、廉価版もレース仕様も最高のパフォーマンスを秘めています。

価格も15万円前後の初心者向けモデルから総額で100万円近くまでかかってしまう本格派まで、個性豊かなモデルが揃っていて、ロードバイクの世界の奥深さを感じさせてくれます。ぜひお気に入りの相棒を見つけて最高のライディングを楽しんでみてください。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:FUJI,NESTO,KhodaaBloom,21technology,バイシクルドットコム,Amazon,Yahooショッピング,ANIMATO,OTOMO,CYCLE YOSHIDA,Panaracer,きゅうべぇオンラインショップ,サイクルベースあさひ,ワイズロードオンライン,バイクネットシマノ,自転車部品.com,Yahoo,CANYON

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)。自身が運営する「リユースチャンネル」は登録者数1万人を突破。

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