【大阪】古書を高額買取してくれるオススメ店3選

  • 2024年6月18日
古本買取

車や時計のヴィンテージ価値は評価されますが、こと書籍に関してはヴィンテージは認められないのでしょうか。例えばブックオフやゲオなどでは、一般的に「鮮度」の高い本を買取し、素早く売ることで勝負しています。ISBN(国際標準図書番号)がない書籍は基本的に取り扱いはしていません。しかし、求める人あらば買取業者は存在するものです。今回は「古書」と呼ばれる前近代的な文学書や経典、美術書など、書籍の中のヴィンテージと言える本の買取について、”大阪で”検討している方にお話しします。

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古書を掘り起こそう

ひとえに古書といっても自分の家に存在するのかどうかもわからない方が多いのではないでしょうか。古書として価値が高いものをみすみす安値で手放さないために、まず確認作業をしてみましょう。

宗教・哲学書

文学書・宗教書のジャンルでは、昭和初期〜中期に大学等の研究機関をルーツとする出版社から刊行されているものが多いです。装丁など凝って作られており、現在は絶版でもその研究業績の高さから中古市場で確かなニーズがあります。

文学書

文学書の古書は講談社や中央公論社など名の通った出版社も多いです。作家の全巻・またはひとつのテーマの全巻単位で扱われることが多く、三島由紀夫や寺田寅彦など有名作家の作品もありますが、多くは国文学の研究者などでなければわからない内容です。学者や評論家・愛好家のあいだで廻っていくことの多い刊行物です。

芸能書

こちら芸能書もメジャーな出版社からの刊行の多いジャンルです。歌舞伎や能・落語・映画、演劇など大衆娯楽と言える、皆さんにもなじみ深いジャンルではないでしょうか。そのなじみ深さゆえに、古書の中では比較的安価な価格帯で取り引きされ、その売れ方も早いものといえます。

このように古書とは、絶版状態にあり発行はおおむね明治〜昭和、確かな研究内容や歴史価値があり学者・研究者、一般の愛好家が求めるものであるとここでは定義しておきます。…祖父の代から受け継がれているけど今は誰も読まない、場所をとるだけでその価値もわからない…。そんな書物があれば専門ショップで査定してもらい、合理的であれば買取してもらいましょう。

古書専門店 大阪福永懐徳堂


出典:福永懐徳堂
それでは堅苦しいお話はひとまずここまでにして、実際の古書買取事情を大阪・福永懐徳堂(古書買取・販売店)を例に事例を見ていきましょう。

店構え

壊徳堂の買取案内には、このような記述があります。

教養・文化・文学関係の書籍の取扱いに力を入れております。また各種全集、哲学宗教、歴史民俗、教育、自然科学、建築系の専門書だけでなく、日本、世界、宗教などの美術本や刀剣、陶磁器、染織などの工芸本、書道、茶道、華道、映画、音楽、武道、鉄道、料理などの古い趣味雑誌に至るまで、幅広い古本買取に対応致します。

(買取品目より引用)

このように、古書専門として店舗が成り立つわけですから、あなたの家の古めかしい本も、実は高額の値打ちを秘めているのかも知れませんよ。

買取方法

福永懐徳堂は大阪市阿倍野区に店舗がありますので、店舗に持ち込むことで買取が可能です。店員が自宅に来てくれ、査定・換金してもらう出張買取も行っています。エリアは大阪市内、神戸市・西宮市・宝塚市・芦屋市・三田市・三木市・篠山市ほか、兵庫県全域、奈良市・大和郡山市・生駒市・橿原市・櫻井市ほか、奈良県全域、京都市・長岡京市・宇治市・向日市・福知山市ほか、京都府全域となります。事前に日程を決めてから来てもらいましょう。

大阪エリア外でも商品を郵送する宅配買取も行っています。梱包の手間がかかる、日数を要するといったデメリットもありますが、送料も店舗が負担してくれますので、申し込み後にヤマト運輸の着払いで発送します。店舗に到着後に査定・講座に入金となります。

ショップ

それでは福永懐徳堂のほかにも、大阪エリアには魅力的な古書の買取ショップがあるのでご案内します。

天牛界書店


出典:天牛堺書店
天牛界書店は大阪府堺市に8店舗・大阪市に4店舗、高石市に1店舗を構える古書の買取・販売ショップです。天牛堺書店では「即売会」というユニークなイベントを実施しています。不定期ではありますが、300円の本・1500円の本、というように価格を限定したものを大量に売っていくというお祭りのようなイベントで、とても人気があるようです。

買取方法は先述の店頭買取・出張買取、宅配買取に対応しています。出張買取のエリアは店舗に準じたエリアとなります。

黒崎書店


出典:黒崎書店
黒崎書店は大阪市阿倍野区に店舗をもつ古書の買取・販売ショップです。大正13年設立という大変長い歴史を持ちますので、古書の多くの初版はリアルタイムで把握していることになります。その昔気質の店舗がわかる動画が用意されていますのでご参考になさってください。

店頭買取・出張買取・宅配買取に対応しています。まずは電話で相談しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は古書の買取に際してお得な情報をお届けしてまいりました。モチはモチ屋といいますが、古書に触れなければ存在も知らなかったようなショップも多いのではないでしょうか。あなたの古書買取ライフを応援します。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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