小説・エッセイの買取価格・相場

小説とは

形式にとらわれず自由な文章で書かれたフィクションの物語のことです。例えば、夏目漱石の「坊ちゃん」、紫式部の「源氏物語」などです。
ミステリー・歴史・恋愛・時代・政治・ファンタジー・コメディー、他にもたくさんの種類があります。

エッセイとは

筆者の経験や日常生活で思ったことや得た知識などを、テーマを決めて自由に書いたものです。例えば、吉田兼好の「徒然草」、清少納言の「徒然草」などです。
日記のようなものから、詩集のようなものまで筆者によって全く内容が違うのが特徴です。

小説・エッセイの買取傾向

執筆者が非常に多く新刊も頻繁に出る小説とエッセイは、本の中でも買取価格の変動が激しいです。スマートフォンでも読める今、本自体を購入する人も少なくなり出版から少し時間が経つだけで、すぐに買取価格が下がってしまう傾向があります。しかしドラマ化や映画化し、ブームがきたものは買取価格が上がります。例えばドラマの半沢直樹のヒットで、池井戸潤氏の本の買取価格がアップ大幅にしました。一方エッセイは古いものですと値段がつかない場合が多いです。ベストセラーになったものは発行部数も非常に多いため希少性は低く、意外にも価格は高くありません。

査定額アップのコツ

・執筆者が同じもの、シリーズもの、巻数がでているものはセットで売る
・小説は、ハードカバーのものは文庫版が出る前に売る
・埃やちょっとした汚れは落とし、書き込みがあれば消す
・店舗により需要が違うのでしっかりと買取比較をする
・とにかく思い立ったらすぐに売る

買取不可のもの

・カバーをなくしたハードカバーのもの
・水濡れや、ページが破れていたり臭いがついているもの
・自己出版のもの
・ネット上の市場が１円など非常に安くなっているもの
以上は買取不可、または値段がつかない場合がほとんどです。