ハイブランドのランク分け｜格付け基準と市場動向を徹底解説｜評価基準も詳しく解説

本記事では、世界的なハイブランドの数々をランク別に分けて紹介します。ランク分けの基準や市場動向についても解説するので、読めばハイブランドの買い方・売り方がわかるはずです。

ハイブランドのランクは、歴史や伝統、デザイン性や製造技術などによって決まります。ランク分けによって各ブランドの価値がはっきりとし、消費者が商品を選びやすくなるでしょう。

ハイブランドのアイテムを上手に取引したい方は、ぜひ本記事に目を通してみてください。

※本記事で紹介するランク分けは、あくまで独自の基準で選定したものです。

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ハイブランドのランク分けの基準

歴史や伝統をはじめ、商品のデザイン性や製造技術などが、ハイブランドのランク分けの基準となります。ランク分けの基準を知ることは、ブランドランクのスムーズな理解につながるはずです。

ここでは、それぞれの要素について掘り下げて解説していくので、ぜひ参考にしてください。

環境やSDGsへの配慮

環境問題やSDGsへの配慮は現代のブランドにおいて重要な課題として位置づけられています。それらの課題に積極的に取り組む姿勢を見せるハイブランドは、企業としてのランクが高いと評価されます。具体的に環境問題やSDGsへの取り組みを見てみましょう。

レディースファッションを中心に展開する「クロエ」は環境問題への取り組みのビジョンを掲げています。

地球
ビジョン 2025：クロエの事業およびサプライチェーン全体にわたり、炭素排出量、水の使用量、廃棄物、梱包材、動物福祉の改善に取り組むことで、気候変動と生物多様性への影響を低減します。
引用元：クロエ｜地球（最終閲覧日2025年2月20日）

このような取り組みを積極的に行うブランドは、現代においてランクが高いブランドといえるでしょう。

歴史や伝統

歴史の長さや、ファッション業界において果たしてきた役割は、ハイブランドのランク分けにおいて重要な要素です。

たとえば、ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスといったブランドは、早くに設立され、ファッション業界において大きな影響力を持ってきたため、ハイブランドのランクのなかでも高い位置を占めています。

製品のデザイン性

革新的なデザインの製品を展開してきたブランドは、ハイブランドのなかでも高い位置を占めやすい傾向にあります。革新的なデザインのアイテムは市場のトレンドに大きく影響を与えるため、ブランドのランクづけにも関わってくるのです。

加えて、独創的なデザインはブランドイメージの明確化にもつながるため、ブランドの固定ファンを作りやすいという効果もあります。

素材や製造技術

高品質なハイブランドのアイテムは、優れた素材や製造技術によって支えられています。そのため、クオリティの高い素材や製造技術を持っているブランドほど、高ランクに位置することは自然の流れです。

例えば名品として名高いバッグ「バーキン」を持つエルメスは、ハイブランドのなかでも高いランクづけをされています。

市場での評価

ブランド自体の人気や市場における評価も、ハイブランドのランクづけに影響を与えます。やはり、消費者からの評価が高いブランドは、それだけ高いランクに位置づけられやすいです。

市場での人気が高ければそれだけアイテムが品薄で入手困難になりやすく、そのことがさらにブランド価値を高めます。

SNSのフォロワー数

さまざまなブランドがInstagram・Xなどのアカウントを持ち、それぞれの情報を発信しています。そのフォロワー数が多いほど注目されているブランド、つまりランクが高いブランドといえるでしょう。

代表的なブランドのフォロワー数を見てみましょう。

（2025年2月20日現在）

特に若年層にも人気があるディオールやルイ・ヴィトンなどはSNSにも力を入れており、フォロワー数の多さが目立ちます。

ハイブランドのランク分けに関する市場動向

ハイブランドのランク分けには、そのときどきにおける市場の動向が影響を与えています。

近年では、デジタル化やサステナビリティの重視といった観点がランク分けにおいて重視されやすいポイントです。ここでは、それぞれの動向について見ていきましょう。

デジタル化による影響が表れている

急速なデジタル化の波は、長い歴史と伝統を持つハイブランドと比較的新しいブランドの垣根を壊しつつあります。以前よりも情報源が多様化し、情報の共有が容易になったことで、新興のブランドにも注目が集まりやすいのです。

とはいえ、長年にわたってブランド価値を高めてきたハイブランドは、新興ブランドに対して依然高い地位を占めています。

サステナビリティが重視されている

企業の社会的責任に対する世界的な声の高まりは、ブランド価値の動向においてひとつの役割を果たしつつあります。地球環境の悪化が懸念されるなかで、サステナビリティを重視するブランドはイメージを向上させ、ブランド価値を強固なものにする機会を得ているのです。

現代のハイブランドはサステナビリティに注力することで、消費者との新しい接点を生み出そうとしています。

ランク分けの弊害も指摘されている

ハイブランドをランク分けすることは、多くの弊害をはらんでいます。特に、特定のブランドばかりが繰り返しランキングに登場することは、健全な市場競争の阻害につながり、ほかのブランドが見過ごされる事態になりかねません。

広告やマーケティング活動によっても特定のブランドが強調されることがあり、人気の偏りを生じさせる場合があります。

買取市場ではエルメスやルイ・ヴィトンが人気

買取市場では、依然としてエルメスやルイ・ヴィトンといった代表的なハイブランドの人気が高いです。

エルメスは馬具アトリエを起源とするブランドだけあって革製品の買取価格が特に高く、その人気からなかには定価を超える価格で取引されているものもあります。

ルイ・ヴィトンは安定した買取相場を誇るブランドで、いずれのアイテムも買取相場が高額になりやすいです。

Sランク：最上級ハイブランド

ここからは、ハイブランドのランク分けについて、高い方から紹介していきます。

なお、このランクづけは本記事が独自に設定したものです。決してブランドの良し悪しを示すものではないことにご注意ください。

Hermès（エルメス）

エルメスは、高級馬具メーカーに端を発するフランス発のハイブランドで、特に革製品が高い人気を誇っています。代表的なアイテムと言えるバーキンは熟練の職人の手によるハンドメイドが特徴で、生産数が限られていることもその人気の要因のひとつです。

Chanel（シャネル）

シャネルは、ココ・シャネルを創業者に持つフランス発祥のブランドで、自由で自立した女性というブランドイメージを確立してきました。シャネルのバッグとして有名なマトラッセ柄のチェーンショルダーバッグは、女性の両手を解放した歴史的なバッグとしても知られます。

Dior（ディオール）

ディオールは、1946年にクリスチャン・ディオールによって創設されたブランドで、その歴史を通じて何度も革新的なデザインのアイテムを生み出してきました。

レディディオールはディオールの人気バッグのひとつであり、エレガンスとモードを両立させる絶妙なバランスは、ブランドのデザイン性の高さを示しています。

Dior HOMME（ディオール オム）

細身のタキシードやデニムなどでタイトなシルエットを強調することで、よりスタイリッシュで洗練された雰囲気にすることをテーマのひとつに掲げています。

服や財布などの小物類、バッグ、シューズなどを展開。自分のスタイルをよりよく見せたい男性に人気のブランドです。

Maison Margiela（メゾン・マルジェラ）

メゾン・マルジェラの洋服には、カレンダータグと呼ばれるタグが付いていることが特徴です。このタグの縫い目のデザインはブランドの象徴として、ウォレットなどにも使用されています。

Cartier（カルティエ）

トリニティというピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドが重なり合った指輪がよく知られています。結婚指輪や婚約指輪としても人気があるモデルです。

HARRY WINSTON（ハリーウィンストン）

世界の貴族やセレブたちにもファンが多く、ハリーウィンストンの高級モデルを身につけられることがひとつのステータスとなるほどの信頼と実績があります。

Rolex（ロレックス）

なかでもコスモグラフデイトナやGMTマスターなどのモデルはリセール価値も高く、資産として保有する人も。時計好きなら1度は憧れる、高級時計の代名詞的なブランドです。

Aランク：非常に高級なハイブランド

Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）

ルイ・ヴィトンは、1821年発祥と長い歴史を持つハイブランドで、これまでに数々の人気アイテムを世に送り出してきました。

多くのアイテムのなかでも、モノグラム柄は特に有名でしょう。革新的かつエレガントなモノグラム柄は、誕生から現在に至るまで多くの人に愛され続けています。

Gucci（グッチ）

グッチオ・グッチによる高級革製品を扱うお店としてスタートしたブランドです。高級感のあるアイテムに加え、近年ではストリートの雰囲気を感じるアイテムも展開しています。

どこか古風ながらもモダンな空気感を漂わせるGGマーモントはグッチの人気アイテム。大人っぽいおしゃれを演出したい方におすすめです。

Prada（プラダ）

プラダはイタリア発の高級ブランドで、プラダ兄弟により1913年に革製品専門店として創業されました。

サフィアーノは高品質な牛革を使用した、プラダのなかでも特に人気のアイテム。素材の質感と洗練されたデザインによって、確かな高級感を演出してくれます。

Fendi（フェンディ）

イタリアに本拠地を構える「フェンディ」は、独創的なデザインのアイテムを多く生み出してきたハイブランドです。

バゲットやズッカ、ペカンやピーカブーといったブランドを代表するデザインは、いずれも個性的ながらもスタイリッシュなセンスにあふれています。

Saint Laurent（サンローラン）

イヴ・サン・ローランによるフランスのラグジュアリーブランド「サン・ローラン」。デザイン性の高さで有名で、モードファッションに関する名品を数多く生み出してきました。

ライダースジャケットなど、エレガントな雰囲気の薫るアウター作りはサン・ローランの得意技。華麗かつモードな雰囲気のスタイルがお好みなら、ぜひサン・ローランのアイテムを探してみてください。

GIVENCHY（ジバンシィ）

GIVENCHYはかつてオードリーヘップバーンの映画衣装のほとんどを制作していた名門ブランドです。一時期人気が低迷していました。

しかし2005年に主任デザイナーが変わり、ストリートファッションを意識したデザインに舵を切ることで人気が盛り返し、現在は若年層に人気があるハイブランドという地位を確立。アンティゴナなどのバッグを中心に人気です。

BOTTEGA VENETA（ボッテガヴェネタ）

イタリアのファッションブランドで、バッグや財布、アクセサリーなどを中心に展開しています。イタリアの革職人の技術が詰まったアイテムが特徴です。革を編み込んだイントレチャートという美しいデザインが、ブランドの代名詞となっています。

2001年からグッチの傘下に入り、技術を受け継ぐ、後継者の育成などにも力を入れているブランドです。

Chrome Hearts（クロムハーツ）

クロムハーツはアメリカで立ち上がったブランドで、クロスやダガーなどを使用した無骨なデザインのシルバーアクセサリーや革製品などが人気です。

ハリウッドの俳優やミュージシャンなどの愛用者も多く、ファッションのワンポイントとして取り入れられています。デザインは無骨ですが、ハンドメイドで作られているものも多く、作品には繊細さを感じるでしょう。

Bランク：高級なハイブランド

Burberry（バーバリー）

バーバリーは、イギリスを代表するファッションブランド。紳士の国・イギリス発祥のブランドらしく、上品でトラディショナルなデザインのアイテムを多く扱っています。

とりわけ、「バーバリーチェック」と呼ばれる有名なチェック柄を裏地に採用したトレンチコートは、バーバリーの代名詞的存在です。

Balenciaga（バレンシアガ）

スペインを本拠地とするバレンシアガは、ハイブランドらしい高級感のなかにモード感とストリート感の同居した、独特の世界観を特徴としています。

バレンシアガは洋服から小物までさまざまなアイテムを展開しており、そのなかでもモードなデザインが魅力のミニウォレットは、人気の高い逸品です。

Celine（セリーヌ）

「女性らしくも自立しているアクティブな女性」をコンセプトに掲げるセリーヌは、若い層から大人まで、多くの女性の支持を集めるブランド。シンプルかつ上品なデザイン性を持っています。

ラゲージは、多種多様なセリーヌのバッグのなかでも人気のアイテム。デザインはもちろん機能性にも優れており、どんな人でも使いやすいでしょう。

Valentino（ヴァレンティノ）

イタリア発祥のハイブランド「ヴァレンティノ」の魅力は、モノクロカラーや特徴的なロゴデザインなどです。

シンプルながらも高級感のあるアイテムが多く、Tシャツやパーカーなどのアイテムに大胆に取り入れられたブランドロゴは、簡単なコーディネートさえもワンランク格上げする力を持っています。

Tiffany & Co.（ティファニー）

世界5大ジュエラーのひとつとしても知られるティファニーは、アメリカを代表するジュエリーブランドです。日本では立て爪の婚約指輪や、ブランドカラーでもあるティファニーブルーがよく知られているでしょう。

指輪だけでなく、ピアスやブレスレット、腕時計など幅広く商品を展開しています。上品で幅広い年代の人に受け入れられるブランドです。

Christian Louboutin（クリスチャン ルブタン）

クリスチャンルブタンは、フランスのラグジュアリーブランドで、赤い靴裏（レッドソール）がブランドのトレードマークです。女性の足を美しく見せるハイヒールにこだわっています。

そのほかにも、レディースシューズや革小物、ネイル、コスメなど、大人の女性に人気がある商品を展開。クリスチャン ルブタンが似合う女性になりたいと憧れている人も多いブランドです。

Jimmy Choo（ジミーチュウ）

ジミーチュウはダイアナ元皇太子妃が愛用したブランドとして知られています。パンプスやヒール、バッグ、財布などの商品が人気です。

レザーにスタッズがついたデザインが特に人気で、カジュアルすぎず、高級感があるファッションに仕上げられるでしょう。上品にまとまりすぎないコーディネートを楽しみたい女性におすすめのブランドです。

Van Cleef & Arpels（ヴァンクリーフ＆アーペル）

四葉のクローバーや蝶々、花型などモチーフを得意としているジュエリーブランドです。ダイヤモンドだけでなく、オニキスやサンゴなどの宝石を効果的に使用したデザインが人気で、有名人にもファンが多くいます。

商品展開は、ネックレスやブレスレット、イヤリングなどのアクセサリーが中心です。かわいらしいデザインが好きな女性にぴったりでしょう。

Cランク：高品質なハイブランド

Chloé（クロエ）

クロエは、洋服からバッグ、財布やアクセサリーまで多様なアイテムを販売しています。エレガントかつキュートなデザインが特徴的で、多くの女性から人気を集めるブランドです。

ウッディ調のトートバッグは、クロエの人気アイテムのひとつ。シャープでモダンながら、かわいらしさ満点のデザインが魅力的です。

Loewe（ロエベ）

シックで落ち着きのある大人らしいデザインを特徴とするブランド「ロエベ」。高品質なレザーにこだわりを持っており、継承される職人技によって作られるアイテムの数々は魅力的なものばかりです。

アマソナは上品な質感とフォルムを持つロエベの定番バッグで、しっかりとしたマチにより高い収納力を誇ります。

Coach（コーチ）

アメリカ・ニューヨーク発のコーチは、老若男女問わず人気を集めるファッションブランドです。デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムを展開し、ハイブランドの一角として君臨しています。

コーチには数多くの人気アイテムがありますが、ここで紹介するのは長財布。シンプルなデザインとブランドロゴが印象的で、多様なカラー展開がなされています。

ARMANI（アルマーニ）

アルマーニはイタリアの紳士ブランドです。タイトなシルエットと着心地の良さが特徴で、ビジネスシーンはもちろん、パーティーなどでもよく着用されています。

ジョルジオアルマーニ、エンポリオアルマーニなど複数のラインを展開し、さまざまな年代や好みに合う商品をラインアップ。多くの男性が1着は持っていたいと憧れるハイブランドです。

RALPH LAUREN（ラルフ ローレン）

イギリスの伝統的なファッションをアメリカでアレンジしたアメリカントラッドスタイルを用いたブランドです。イギリスの上品な上流階級をイメージした服装が多く、特にポロシャツやスエットなどが人気です。

ポロシャツを着た熊やポロをしている紳士などの刺繍が象徴的なアイコンとして知られています。落ち着いた大人の男性にぴったりのブランドです。

Paul Smith（ポール スミス）

ポールスミスはイギリスを代表するファッションブランドです。ポジティブな姿勢やクリエイティビティ、好奇心を重要視しており、商品にもそのマインドを活かしています。

男性、女性、キッズ問わず商品を展開していますが、特にメンズブランドとしての印象が強いでしょう。フォーマルからカジュアルなラインまで、豊富なラインアップが特徴です。

TORY BURCH（トリーバーチ）

トリーバーチは、女性と女性企業家を支援することを目的として展開するブランドです。そのため、ビジネスシーンにおいて活躍する商品が多く、特に20代から40代の働く女性に人気があります。

ロゴが印象的に使用されている商品が多いですが、なかには金具部分に小さくロゴが入っているデザインなどもあるため、ブランドの主張が苦手な人にもおすすめです。

BOUCHERON（ブシュロン）

ブシュロンは、パリのヴァンドーム広場に最初に店舗を構えたジュエリーブランドです。細かいところまで作り込んだデザインが特徴で、ダイヤモンドの扱いにも長けています。

アクセサリーだけではなく、腕時計なども人気があります。文字盤やブレスレット部分にほどよく宝石をちりばめたラグジュアリーなデザインは、パーティーコーデの主役となる1点です。

ハイブランドのランク分けを行う意義

ハイブランドをランク分けすることは、消費者にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、ブランドの価値の明確化・消費者の商品選択の簡素化という2点に分けてその意義を解説します。

ブランドの価値を明確化する

ランク分けをすることにより、各ブランドはその信頼性や魅力といった価値を明確化できます。イメージを明確化できれば、それにふさわしい消費者をより集めやすくなるでしょう。

また、ブランドのイメージをハッキリと形成できることに加え、「高級ハイブランド」とカテゴライズされることで、アイテムの価値が高まる効果も期待できます。

消費者が商品を選びやすくなる

ハイブランドをランク分けすることは、消費者にとって価格帯やブランド価値の明確化につながり、予算やイメージに合わせたアイテムを選択しやすくなるでしょう。

ランクが高ければ高いほど、高品質なアイテムを提供するブランドと認識されやすくなります。

このようにブランドのランク分けは消費者の商品選定のための重要な情報源と言えるでしょう。

ハイブランドバッグの選び方

ある一定の年齢になると、ハイブランドのバッグをひとつ持っておくとさまざまな場面で活躍することでしょう。しかし、いざ購入しようとすると、どのブランドのものを買えばいいか悩みますよね。そこで、ハイブランドバッグの選び方について解説します。

自分の予算に合わせて選ぶ

一言でハイブランドといっても、ブランドやバッグの大きさ、素材などに応じて価格帯には幅があります。バッグを購入することで自分の負担にならないよう、あらかじめ予算は決めておき、その予算に合ったブランドを選びましょう。

以下で、特に女性に人気があるハイブランドバッグの価格帯を比較するので参考にしてください。

ブランド	商品名	画像	販売価格
エルメス	バッグ 《サック・ア・マリス》 スペース		3,740,000円
シャネル	ミニ フラップ バッグ		908,600円
セリーヌ	ミディアム オクール 16（セーズ）		759,000円
ルイ・ヴィトン	アルマ BB		279,400円
ディオール	Dior Toujours バッグ ミディアム		600,000円

（2025年2月19日時点）

耐久性を確認して選ぶ

バッグのハンドル部分が取れやすい、水に弱いなど、素材やブランドによって耐久力にも差があります。ハイブランドのバッグを購入するなら、できるだけ長く持っておきたいので、耐久性も考慮して選びましょう。

耐久力は、口コミが参考になります。傷がついてしまった、部分的に取れてしまったなど、マイナスな口コミがないか探してみましょう。

また、もし破損をしてしまった場合にメンテナンスサポートや補償が用意されているかどうかも重要です。

機能性を確認して選ぶ

特に必要性を検討するべき機能は以下のポイントです。

• 収納力
• ポケットの量や大きさ
• 仕切りの有無
• ストラップの有無
• ファスナーの有無

ビジネスに使用するならA4ファイル（220mm×310mm）やノートパソコンが入る収納力が必要でしょう。スマホやメイク道具など、小物をたくさん持ち歩く場合はポケットや仕切りがあると便利。

肩に掛けて使用したい場合はストラップが必要ですし、中身が見えないようにしたい場合はファスナー付きのバッグが有益です。

これらの機能が不要な場合は邪魔に感じてしまうこともあるため、購入前に用途をよく検討しましょう。

ブランドイメージを考慮して選ぶ

ブランドにはそれぞれ主なターゲットとしている年齢層があり、購入者側もブランドに対してさまざまなイメージを持っています。

そのアイテムを持っている自分が、人からどのような印象を持たれるかというポイントも意識するという人は、購入前にブランドイメージについて調べると良いでしょう。

もちろん自分が気に入って使用することも重要なポイントなので、好みとかけ離れたものを購入するなどは避け、うまくバランスをとりましょう。

ブランドのデザイン哲学を確認して選ぶ

ブランドのデザイン哲学とは「そのブランドの商品のデザインやサービスにどのような価値観や考え方、背景があるか」ということです。たとえばバーバリーのデザイン哲学について、公式サイトには以下のように書かれています。

トーマスは、人々が屋外で自由に活動できるようにするという革命的なビジョンを持っていました。
引用元：バーバリー｜ストーリー（最終閲覧日2025年2月20日）

今日のバーバリーもこの創業者の価値観のもと、製品をデザインしているようです。

ブランドにはそれぞれ歴史があり、デザインをするうえで基礎となる哲学を持っています。それらに共感するブランドがあれば、そのなかから好きな商品を選んでみるのも良いでしょう。

ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスの物語と哲学

ここではハイブランドのなかでも特に長年多くの人に愛され、第一線を走りつづけてきた3つのブランドをくわしく紹介します。それぞれのブランドの特徴や歴史、製品を知ることで、ブランドへの理解を深めましょう。

ルイ・ヴィトンの物語、哲学、アイコン製品

ブランドの創設者でもあるルイ・ヴィトンの経歴は、鞄職人マレシャル氏のもとで始まっています。

それから間もなくルイ･ヴィトンは、パリのマレシャル氏のアトリエで重宝される職人となりました。これが、ルイ･ヴィトンの極めて特殊な職業の原点であり、木箱、そして後にトランクを顧客の要望に沿って特別注文で作る彼の職人的な製造業者としての経歴のはじまりでした。
引用元：ルイ・ヴィトン｜ルイヴィトンの伝統（最終閲覧日2025年2月20日）

その後独立したルイ・ヴィトンはブランドを設立。コンセプトに「旅」を掲げて、旅に必要なバッグや財布、ポーチ、時計など、商品の幅を広げていきました。このコンセプトは現在でも受け継がれています。

ルイ・ヴィトンの商品の特徴は、ひと目でルイヴィトンの商品だとわかるデザインです。モノグラムやダミエなど特徴的な柄が象徴的に使われていることが多く、あの柄のバッグが持ちたい、という憧れをもたせるアイコン的な役割を果たしています。

商品名	画像
アルマ BB
ネヴァーフルMM
スピーディ･バンドリエール 30

シャネルの物語、哲学、アイコン製品

シャネルはガブリエル・シャネルによって1910年に作られた帽子屋「シャネル モード」から始まりました。

女性たちがコルセットをして、装飾がたくさんついたドレスで着飾っていた時代。それを嫌った創業者自身の思いを形にするような商品が製作され、受け入れられる形でブランドは成長します。

アヴァンギャルドな女性のスタイル。自らのライフスタイルを持ち、多面的な魅力に溢れ、それらをメゾンの価値観へと昇華させ、あらゆる女性にとってのインスピレーションであり続ける、一人のパイオニアのスタイルです。
引用元：シャネル｜創業者（最終閲覧日2025年2月20日）

自分が好きなもの・信じたものを良しとするシャネル自身の生き方、価値観。それがそのままブランドの価値観として受け継がれ、クラシックでラグジュアリーなシャネル商品のデザインのベースを作っています。

商品名	画像
ミニ クラシック ハンドバッグ
ルージュ アリュール ラック
シャネル N°5

エルメスの物語、哲学、アイコン製品

エルメスは1837年創立のブランドです。もともとは馬具製作を行っていましたが、需要の減少とともに、革製品の製作へとシフトしていきました。エルメスのデザイン哲学に関しては、公式サイトに以下のようにまとめられています。

1837年の創業以来、エルメスは職人によるものづくりとそれに関わるすべての人を大切にするという価値観を守り続けています。
引用元：Hermes｜エルメスについて（最終閲覧日2025年2月20日）

エルメスの製品製作へのこだわりは一つひとつが手作りであること。職人のクラフトマンシップに支えられ、ケリーやバーキンといったアイコン的バッグが人気を集めています。

商品名	画像
ケリー
バーキン
ピコタンロック

おすすめの買取店

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

おたからや

公式サイト

特徴

• 全国に1,200店舗以上を展開
• 出張買取にも対応
• 専門知識豊富な査定士が在籍

店舗紹介

おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、ハイブランド以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。

また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。

おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。

おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。

店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、ハイブランドの高価買取を目指してみてください。

おたからやのウェブサイトはこちら

買取実績

• エルメス バーキン25 リザード ゴールド金具 U刻印：7,524,000円
• シャネル マトラッセ キャビアスキン ダブルフラップ：1,105,000円
• ルイ・ヴィトン モノグラムアンプラント オンザゴーMM：380,000円

お問い合わせ

店舗情報

買取大吉

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特徴

• 全国に1,200店舗以上
• 手数料無料！
• 最短即日で現金化

店舗紹介

買取大吉は、全国に1,200店舗以上を展開している買取店。テレビCMなどでメディア露出が多いので、店名を聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。ハイブランドをはじめ幅広い商品を取り扱っており、業界随一の買取品目です。

査定料や出張料、キャンセル料などの手数料が無料なので、自分の思っていた以上の金額をつけてくれるでしょう。店頭買取はもちろん出張買取にも対応しており、最短即日25分で出張対応とスピーディなので気軽に査定だけ申し込んでみるのもおすすめですよ。

さらに最短即日で現金化できるのも魅力の一つ。買取金額に納得すれば1,000万超であっても即日現金化できます。店舗の詳細は公式サイトを要チェック。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、ハイブランドの高価買取を目指してみてください。

買取実績

• ルイ・ヴィトン モノグラム プティパレPM M45900：212,000円
• シャネル マトラッセ23 チェーンハンドバッグ ランダム キャビアスキン：945,500円
• エルメス バーキン25 W：1,918,500円

店舗情報

ブランドリバリュー

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特徴

• 700億円以上の買取実績あり
• プロの査定士が丁寧に対応
• 買取方法は3種類

店舗紹介

ブランドバッグや時計をはじめ、幅広いアイテムの買取を行うブランドリバリュー。北海道から九州まで店舗を置き、累計買取額は700億円を突破しています。

店舗にはプロの査定士が在籍しており、一点ずつ丁寧に鑑定を行ったうえで、査定結果について詳しく説明をしてくれるので、買取初心者にもおすすめです。

自社開催の業者間オークションや国内外に販売ルートを確保するなど、買取と販売の好循環を構築しており、高額買取が期待できます。

買取方法は、店頭・出張・宅配買取の3種類です。国内の店舗は、すべてのが近隣駅から徒歩圏内とアクセスが良く、予約不要でいつでも利用できるなどのメリットがあります。買取に関する手数料はすべて無料なので、気軽に利用してみましょう。

買取実績

• エルメス バーキン 25 トゴ 黒：3,600,000円
• ルイ・ヴィトン モノグラム バックパックミニ M44873：212,000円
• シャネル マトラッセ チェーンショルダーバッグ：340,000円

店舗情報

ハイブランドのランク分けに関してよくある質問

ここではハイブランドのランク分けについてや、ハイブランドの特徴について、よくあがる質問への解答を解説します。特にブランド知識があまりない人は、購入時の参考にしてみてください。

ランクが高いメンズ向けのハイブランドは？

メンズ向けハイブランドのおすすめは以下のブランドです。

• Hermès（エルメス）
• BOTTEGA VENETA（ボッテガヴェネタ）
• Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）
• Rolex（ロレックス）
• GIVENCHY（ジバンシィ）

エルメスやルイ・ヴィトンは女性向けブランドの印象を持っている方も多いかもしれません。しかしメンズ向けのラインアップも豊富で、上品な大人の男性を演出できます。

ロレックスはケースサイズが大きいモデルが充実していることから、メンズ時計ブランドとして人気が高いです。ボッテガヴェネタはスーツをワンランク上に見せるバッグや小物類が人気。ジバンシィはカジュアルなコーデを品よく見せたい若年層にぴったりです。

レディース向けジュエリーのハイブランドは？

• Cartier（カルティエ）
• HARRY WINSTON（ハリーウィンストン）
• Tiffany & Co.（ティファニー）

レディース向けのジュエリーのハイブランドとして人気があるのは、上記のようなブランドです。この3ブランドにヴァンクリーフ＆アーペルとブルガリを含む5つのブランドは、世界5大ジュエラーともいわれます。

世界のセレブたちにもファンが多く、これらのブランドの商品を身に付けることに対し多くの人が憧れを抱いています。

レディース向け財布のハイブランドは？

女性に人気がある財布のハイブランドは以下の通りです。

• Hermès（エルメス）
• Prada（プラダ）
• Chanel（シャネル）
• Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）
• BOTTEGA VENETA（ボッテガヴェネタ）

シャネルやボッテガヴェネタは比較的若年層に人気があるブランドです。対してエルメスは落ち着いた色合いやデザインのものが多く、40代以上の方々に人気があります。

プラダやルイ・ヴィトンはロゴが前面に出たアイテムが特徴的なブランドです。三角のプラダのロゴやルイ・ヴィトンのモノグラムなど象徴的なアイテムが好きな人は、これらのブランドを選ぶと良いでしょう。

レディース向けバッグのハイブランドは？

女性におすすめのバッグのハイブランドは以下の通りです。

• Chanel（シャネル）
• Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）
• Celine（セリーヌ）
• Hermès（エルメス）
• Dior（ディオール）

どのブランドも年齢層関係なく使えるモデルが多く、長い間愛用しつづけられるでしょう。比較的かわいらしいデザインが多く、若年層の人気が高いのがシャネルやセリーヌ、ディオール。エルメスやルイ・ヴィトンは上品な大人の印象を与えられるでしょう。

ヴィンテージ製品を賢く購入する方法は？

ヴィンテージ製品とは古くて価値が高い製品のことを指します。ハイブランドのなかでも既に廃盤になってしまったヴィンテージ製品などは今でも人気があり、中古品が流通していることも。

そのような品を購入するときは、まず偽物を間違って買わないよう信頼できるお店で取引することが重要です。中古品の場合はダメージ具合やにおい、汚れなどの状態の確認もしなければなりません。

中古のブランド品販売店に行くと、査定スタッフが鑑定したあとで状態の把握がしやすく、偽物を購入させられることも考えづらいのでおすすめです。

ファッションブランド偏差値とは？

ファッションブランド偏差値とは、ファッションブランドに質や値段、歴史、口コミなどの観点で偏差値をつけて、ブランド品を購入するときの参考になるようまとめたものです。Yahoo!知恵袋に参考サイトとして掲載されていました。

ネットで言われているファッションブランド偏差値。
http://uguisu.skr.jp/trend/fashion/ranking.html
引用元：Yahoo!知恵袋｜ブランドのランク付け表みたいなの教えて下さい。（最終閲覧日2025年2月20日）

コメント欄を利用して常に最新情報を集めることで、客観的なデータが掲載されています。自分が購入しようとしているブランドの位置を知りたい人は利用してみると良いでしょう。

世界三大ブランドとは？

俗に世界三大ブランドと称されるのが、「ルイ・ヴィトン」「エルメス」「シャネル」です。これらの3つのブランドは、それぞれに長い歴史と数々の名品を生み出してきた名門中の名門と言えるでしょう。

ルイ・ヴィトンは独創的なモノグラム柄が有名。エルメスは高い職人の技術のもとにバーキンという名品を生み出しました。シャネルは創業者ココ・シャネルのカリスマ性もあり、自由で独立した女性像を創造していたブランドです。

ハイブランドのランク分けはひとつの指標でしかない

本記事ではハイブランドのランク分けとその基準、ランク分けに影響を与える市場の動向などについて解説しました。

ハイブランドのランク分けは消費者にとって商品選定の指標となり、売買がしやすくなる一方、弊害もあり、あくまで参考として捉えるのが良いでしょう。

ハイブランドのアイテムは、ランク分けばかりにとらわれず、自分の好みに合った製品を選ぶことも大切です。

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出典：コメ兵,メゾンマルジェラ,ルイ・ヴィトン,シャネル,エルメス,おたからや,買取大吉,ブランドリバリュー