【クロムハーツ】偽物の見分け方|要注意なリング・ネックレスなども

  • 2024年10月25日
この記事で解決できるお悩み
  • クロムハーツの偽物の見分け方を知りたい
  • クロムハーツ購入のリスクを知りたい
  • クロムハーツの偽物の購入を防ぐ方法を知りたい

本記事では、クロムハーツの偽物の見分け方を詳細に解説し、偽物を購入しないためにはどうすればよいか、具体的な知識を提供します。

クロムハーツは人気がある反面、多くの偽物が流通しているブランドです。「興味があって購入したいけれど、偽物のリスクが気になる」という人もいるでしょう。

クロムハーツの購入を検討しており偽物を避けたい方は、ぜひこの記事を参考にして偽物を見極めてください。

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クロムハーツは偽物が多く出回っている

クロムハーツは1988年にアメリカで創業されたブランドで、高品質なシルバーアクセサリーやレザー製品で知られています。1992年にはアメリカのCFDAアワードで最優秀賞を受賞し、シルバーアクセサリーブランドとして名を広めました。

重厚感のある独創的なデザインと高いクオリティで、セレブやアーティストにも愛用されていますが、人気の高さゆえに偽物も多く出回っていることが現状です。とくにオンラインの個人間取引では、偽物をつかまされるリスクが高まっています。

偽物が多いのはなぜ?

クロムハーツに偽物が多い理由は、高い人気高価な価格帯です。

人気の高さからますます需要が高まり、世界中に偽物の市場が広がっています。価格が高額なため、大きな利益が望めることも偽物が出回る一因です。

クロムハーツにはさまざまなデザインのアイテムがあり、それぞれに偽物の見分け方があります。しかし、知識がなければ本物との見分けがつきにくく、偽物の購入を避けられません。

本物を判別する知識と技術を持つ人が限られているため、偽物が大量に出回っていることが現状です。

【クロムハーツ】偽物の見分け方

クロムハーツの偽物を見分けるためには、以下のようなチェックポイントがあります。

  • 刻印
  • サイズ
  • 重量
  • 製造された年代
  • 細部
  • 付属品

ここでは、どういった点を確認すればよいのか、具体的な見分け方をまとめました。

刻印

偽物のクロムハーツの特徴として、刻印が浅く均一という点があげられます。本物は刻印の深さが均一ではありません。

クロムハーツの刻印の字体のなかでもオールドイングリッシュは、線が細いことが特徴です。しかし、偽物は線が太く文字がつぶれて読めない場合が多くあります。

刻印の位置と向きも、偽物かどうかの判断材料です。同じアイテムでも刻印の向きが年代によって変わることがあります。内側向きに刻印される年代が限られている場合、ほかの年代で内側向きの刻印が見られれば偽物です。

サイズ

クロムハーツの偽物の大半は、本物よりもサイズが小さくなります。原因は、本物を型に取って複製する過程でシルバーが収縮するためです。幅や長さなど、本物のクロムハーツアイテムの正確な数値がわかっていれば、大半の偽物を見分けられます。

本物と偽物でリング幅に1mmもの差が見られたケースもあるため、サイズは偽物を見極めるときの重要なチェックポイントです。

ただし、クロムハーツは多数のアイテムを展開しており、すべてのサイズを把握することは困難でしょう。

重量

本物か偽物かの判断には、素材の重量に関する知識も必要です。クロムハーツのアイテムの素材は、おおまかに以下の4種類に分けられます。

  • シルバー925
  • K18ホワイトゴールド
  • K22イエローゴールド
  • プラチナ

金属はそれぞれ重さが違い、たとえばプラチナはシルバーの2倍ほど重いです。同じ大きさのシルバーリングが20gならプラチナリングは40gであるはずですが、30gのように軽い場合は、ほかの金属を混ぜた合金製の偽物であることが疑われます。

製造された年代

クロムハーツの正規品には、デザインの生産年号が刻印されています。製造された年代を確認することも、偽物の見分け方のひとつです。

まだ大量生産されていない1993年以前は、偽物がつくられる可能性は高くありません。1994年以降に大量生産され、偽物も多く流通し始めました。コピー対策のためか1998年に製造されたデザインのみ「1」が逆さまに刻印されています。

また、2000年以降は厚みがあるデザインに変更されました。各時期特有のデザインを把握することも、真贋の見極めにつながるでしょう。

細部

クロムハーツアイテムの具体的なチェックポイントは、デザインの対称性と石入れです。

本物のデザインは丁寧につくられており左右対称である一方で、左右非対称であったり、溝に歪みがあったりするものは偽物の可能性があります。

また、石入りカスタムモデルの石の留め方もチェックしましょう。純正であれば2点留め、クロムハーツ以外で石入れされた場合は4点留めです。

付属品

本物のクロムハーツの購入時は、一般的に以下のような付属品がついてきます。

  • 正規店の販売証明書
  • 外箱
  • 純正革袋
  • ショップバッグ

偽物は付属品が欠如していることが多いので、確認が必要です。正規代理店「ユナイテッドアローズ」の封筒や袋などがついている場合も、本物と判断する材料になります。

購入時は付属品の有無をしっかりと確認し、できるだけ付属品がある商品を選んでください。

【クロムハーツ】偽物の購入を防ぐ方法

クロムハーツの偽物を購入しないためには、いくつかの対策があります。具体的な対策や偽物が出回りやすいアイテムの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。リスクを避けて本物のクロムハーツを手に入れましょう。

個人売買の利用を避ける

フリマアプリやネットオークションは、ネット上での取引なので、購入前に写真でしかアイテムをチェックできず、偽物を購入してしまうリスクが高いです。出品するときだけ本物の写真を使い、偽物を送る悪質なケースも見られます。

ネット上での個人売買は偽物を見分けることがむずかしく、万が一のときの補償も期待できません。

クロムハーツは偽物の流通が多いブランドです。リスクの高い個人売買よりも、正規店や信頼できるブランド品販売店での購入をおすすめします。

偽物が多く出回っているアイテムを把握する

どのようなアイテムに偽物が多いのかを事前に把握しておくことで、購入前に注意を払えます。偽物が多く出回っているアイテムの特徴は、以下のとおりです。

  • 流通量が多い
  • 高い人気を誇る
  • 値段が高額である

ここからは、なぜ偽物の流通量が多いのか、各特徴の詳細について見ていきましょう。

流通量が多い

クロムハーツ ラージCHクロス

流通量が多いアイテムは偽物のサンプルが得やすく、コピー商品が多く出回ります。とくに定番アイテムは長年にわたり販売量が多く、偽物が見逃されがちです。

代表的なアイテムのひとつに「ラージCHクロス」があります。人気上位の定番アイテムで、偽物も多く出回っているので要注意です。

流通量が多いアイテムの例として、ほかにも「カットアウトクロス ドッグタグ」「1クリップ クラシックウォレットチェーン」などがあります。

高い人気を誇る

クロムハーツ キーパーリング

人気や需要が高い商品は売れやすいため、偽物をつくる業者の狙い目です。人気があるほど被害も広がりやすく、コピー商品が多く出回ります。

知名度が高い人気アイテムの代表例が「キーパーリング」です。偽物が流通しやすいだけでなく、その精度も年々高まっています。

「ベイビーファットクロス」「フローラルクロスIDブレスレット」なども人気で、偽物も多く出回っているので注意が必要です。

値段が高額である

クロムハーツハイエンドライン

クロムハーツには、ハイエンドラインと呼ばれる、ゴールドやダイヤを用いた高級ラインが存在します。非常に高額ですが人気なため、買いやすい価格の偽物が大量に出回り、注意が必要です。

「K22 タイニーファットクロスPAVEダイヤ」は人気が高く、コピー品も多数流通しています。ほかにも「K22 ツイストチェーン」など、高額な人気アイテムが安い価格で販売されている場合は危険です。

クロムハーツの偽物の見分け方を知ろう

クロムハーツの偽物の見分け方と、リスクの避け方を紹介しました。刻印やサイズ、重量、製造年代、細部、付属品など、さまざまなチェック項目を参考にすることで、偽物を購入するリスクを避けられます。

オンラインの個人売買サービスの利用を控え、偽物が出回りやすい定番・人気・高額アイテムは慎重に購入を進めることが大切です。偽物を見極めるポイントをしっかりと把握し、本物のクロムハーツを購入しましょう。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:LIFE

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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