初心者にオススメの一眼レフカメラ【2022年版】選び方も紹介

  • 2024年1月5日
一眼レフカメラ

「スマホでは満足できずより綺麗に景色が撮れるカメラが欲しい」
「ミラーレス一眼もよく聞くけど、一眼レフとは違うの?」
など、カメラ初心者の方は、基礎知識や具体的にはどのカメラがいいのかわからず困っていませんか?

良いカメラは値段も高いので、買い物で失敗したくありませんよね。

この記事では、「一眼レフ」の基礎的な知識や選ぶときのポイント、初心者にオススメの一眼レフカメラを紹介します。

最後まで読んで、素敵な思い出が残せるカメラを購入してください。

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一眼レフカメラとは?

一眼レフの特徴は、レンズ交換をすることで、高画質で自分の理想の写真を撮影できる点です。

小さなものを撮影する時はマクロレンズ、景色など広い範囲の写真を撮影する時は広角レンズを使用するなど、用途によってレンズを使い分けることで、様々なシーンを綺麗な写真に残せます。

ミラーレス一眼との違い

「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の違いは、カメラ内部の構造です。

「一眼レフ」は、カメラ内にミラーがあり、そのミラーで反射させた光景がファインダーに投影されます。

「ミラーレス一眼」は、カメラ内にミラーはなく、画像センサーが光を電気信号に変えてモニターに写しています。

つまり、「ミラーレス一眼」はファインダーに光の情報から作られた映像が映し出されますが、「一眼レフ」はファインダーに作られた映像ではなくありのままの様子が映し出されるのが利点です。

一眼レフカメラの魅力

ここまで、一眼レフの基礎的な知識を紹介してきました。続いては、一眼レフの魅力を2つ紹介します。

  • 「カシャッ」というシャッター音
  • レンズを交換して様々な写真を楽しめる

これを見れば、「一眼レフ」の人気の秘密がわかります。ぜひ、参考にしてください。

「カシャッ」というシャッター音

一眼レフは、「カシャッ」というシャッター音が楽しめます。

スマホでの撮影も「カシャッ」と音がします。しかし、作り物の音なので撮影を楽しむというよりは、写真が撮れたことを音で理解する程度の感覚でしょう。

しかし、一眼レフなら撮影した瞬間にカメラの振動とシャッター音を感じられて、撮影そのものを楽しむことができます。

レンズを交換して様々な写真を楽しめる

一眼レフの最大の魅力はなんと言っても、レンズを交換することで様々な写真の撮影を楽しめることでしょう。

スマホは徐々に高性能になってきているものの、内蔵されているレンズでしか撮影できないので、撮影の幅は限られます。

一眼レフなら、用途によってレンズを使い分けることで、景色を幅広く撮ったり、動植物をズームで綺麗に撮ったりできます。

写真の綺麗さや表現力にこだわりたい人には、一眼レフがオススメです。

選び方のポイント

一眼レフは、綺麗な写真を撮影できるので、旅行をよくする人や街中の景色を楽しみたい人に人気です。観光地では、首からぶら下げて持っている方もよく見かけます。

続いて紹介するのは、一眼レフの選び方のポイントです。必要以上に高価なものを買ってしまうと機能を活かしきれなかったり、趣味として続けられなかったりすることがあるでしょう。

以下のポイントを参考にして、自分に合う一眼レフを探してください。

大きさ・重さ

一眼レフを選ぶ際に最初に気にするべきポイントは、大きさや重さが持ち運びで邪魔にならないかです。

一眼レフは、意外と重くかさばります。旅行などの長距離移動で持ち運びが大変だと、初心者には趣味として長続きしません。

さらに、趣味としてハマるとレンズを複数購入し、よりかさばります。一眼レフと合わせてできるだけかさばらずに持ち運べるようにすることがポイントです。

最新のカメラは、小型・軽量化されているので、購入するカメラが新しいモデルなのか確認してください。

利用シーンにあった機能性があるか

どのような場面で使用するのかも選ぶときに気にしたいポイントです。

例えば、子供の運動会での勇姿を撮影したいのであれば、連続撮影速度に優れた一眼レフを選びましょう。被写体が素早く動いていても、1シーンをコマ撮りのように細かく撮影できます。

他にも、夜景など暗い場所で綺麗に撮影したいときは、ISO感度が高いものを選びましょう。ISO感度を高く設定できると、暗い場所でも鮮明な写真を撮影できます。

自分がどのような場面で使用したいのかあらかじめ検討し、利用シーンにあった機能性があるのか確認しましょう。

初心者でも使いやすい操作性か

カメラによって操作性は異なります。様々な機能を搭載しているからこそ、初心者で知識がない状態では機能を活かしきれません。

最新モデルでは使い方を紹介してくれるガイドが表示されるなど、初心者に優しいものもあります。

スタートから挫けないように、初心者でも使いやすい操作性のものを選びましょう。

一眼レフの人気メーカー

一眼レフを選ぶときのポイントを解説しました。続いては、人気のメーカーを紹介します。

  • Canon(キヤノン)
  • Nikon(ニコン)
  • sony(ソニー)

レンズを追加で購入する際は、同じシリーズでしか装着できないので、最初のメーカー・シリーズ選びが重要です。

メーカーによって、それぞれ魅力は異なります。自分の好きなメーカーを探していきましょう。

Canon(キヤノン)

「Canon」は、製品ラインアップが充実し、幅広い層に愛されているメーカーです。

「EOS Kiss」シリーズは、簡単に写真撮影ができるため、初心者に人気があります。また、Wi-FiやBluetoothが搭載されており、スマホとの連携も簡単で、SNSも気軽に楽しむことができるのでオススメです。

中級者向け以上のシリーズでは、性能もさらに充実し、プロが撮影現場で使用することもあります。

デジタルカメラの最大手で歴史あるメーカーなので、レンズの種類が豊富で様々な写真を撮影できることが大きな魅力です。

Nikon(ニコン)

「Nikon」は、初心者から上級者まで幅広く取り扱っているメーカーです。

特に、可動式の液晶モニターを搭載したタイプやガイドが搭載されているモデルは、初心者に人気があります。

「Nikon」D1桁シリーズやD5000シリーズ、D3000シリーズなど幅広いラインアップが用意されています。中級・上級モデルはラインナップ豊富なので、趣味として一眼レフを長期間楽しみたい人にオススメです。

sony(ソニー)

「sony」はオーディオやビジュアル機器などが有名ですが、カメラにも力を入れています。「Canon」や「Nikon」と違い、ラインアップの中心はミラーレス一眼です。

ミラーレス一眼の多くは、プロが使うカメラで使用されるようなフルサイズセンサーが搭載されており、質の高い写真を撮影することができます。

初心者にのみ向けたモデルはあまり多くはありませんが、高性能でコスパが高い点がユーザーに人気です。

初心者にオススメの一眼レフカメラ

ここからは、実際に各メーカーのなかでも初心者にオススメの一眼レフカメラを8個紹介します。

商品ごとにさまざまな機能が搭載されており、初心者でも扱いやすいモデルがあるので、確認していきましょう。

機能が良くなるほど価格も高くなるので、どれくらいの機能なら活かせるか気にしながら、自分に合った一眼レフを探してみてください。

EOS Kiss X10(Canon)

「EOS Kiss X10」は、小型・軽量のため持ち運びが楽で、ガイド機能も充実しています。

タッチパネルを使って仕上がりを変更できるクリエイティブフィルターが搭載されているため、初心者でも扱いやすいと、人気のあるモデルです。

  • 有効画素数:約2410万
  • 連続撮影速度:最高約5.0コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約122.4(幅)×92.6(高さ)×69.8(奥行)mm
  • 質量:約449g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:83,000円程度

EOS Kiss X10i(Canon)

「EOS Kiss X10i」は、上述した「EOS Kiss X10」より高性能のモデルです。

「EOS Kiss X10」と比べて高速連写性能などが高性能になっており、中位モデルに匹敵する性能を誇ります。高速連写性能が高いため、運動会などの場面でも安定した撮影が可能です。

また、オートフォーカスも非常に高性能で、動く被写体もカメラに任せて楽々撮影できます。

  • 有効画素数:約2410万
  • 連続撮影速度:約7.0コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約131.0(幅)×102.6(高さ)×76.2(奥行)mm
  • 質量:約515g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:160,000円程度

EOS 90D・EF-S18-135 IS USM レンズキット(Canon)

「 EOS 90D・EF-S18-135 IS USM レンズキット」は、画素数・高速連写など最高峰の技術が搭載され、高性能な一眼レフとして人気があります。

タッチパネルがあるため、画像の拡大・縮小など画面の操作も簡単です。

  • 有効画素数:約3250万
  • 連続撮影速度:最高約10.0コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約140.7(幅)×104.8(高さ)×76.8(奥行)mm
  • 質量:約701g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:200,000円程度

Nikon D7500(Nikon)

「Nikon D7500」は、「Nikon D500」というモデルに搭載された性能をコンパクトにした機種です。

「Nikon D500」と比べると、フォーカスポイントは減少し、高速連写性能も低下しますが、小型・軽量・安価で購入できます。

高価で高性能なカメラを活かせるか心配な方には、ハイモデルには劣るものの、コスパが良い「Nikon D7500」がオススメです。

  • 有効画素数:約2088万
  • 連続撮影速度:約8.0/秒
  • ISO感度:100〜51,200
  • 大きさ:約133.5(幅)×104.0(高さ)×72.5(奥行)mm
  • 質量:約720g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:110,000〜120,000円程度

Nikon D3500(Nikon)

「Nikon D3500」は、「Nikon」のなかでも特に初心者向けのモデルです。

重さが約415gと軽量で最新一眼レフのなかでは最軽量に分類されており、楽に持ち運びができます。

コンパクトではありますが、高画質や初心者に優しいガイド機能が付いているなど、性能は十分です。

  • 有効画素数:約2416万
  • 連続撮影速度:約5.0コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約124.0(幅)×97.0(高さ)×69.5(奥行)mm
  • 質量:約415g
  • Wi-Fi対応:なし
  • Bluetooth対応:あり
  • 価格:98,000円程度

Nikon D5600(Nikon)

「Nikon D5600」は、「Nikon D3500」より高性能・多機能のモデルです。

バリアングル液晶という右・上下に動かせる液晶が搭載されていて、低い位置の写真を撮る時やカメラを持ち上げて撮るときに画角を確認しながら撮影することができます。

また液晶はタッチ操作もでき、直感的な利用も可能です。

  • 有効画素数:約2416万
  • 連続撮影速度:約5.0コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約124.0(幅)×97.0(高さ)×70.0(奥行)mm
  • 質量:約465g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:110,000円程度

α99 Ⅱ(sony)

「α99 Ⅱ」は、sonyのなかでは珍しいミラーレス一眼ではなく、一眼レフです。有効画素数が約4240万と上述したカメラよりも優れています。

連続撮影速度も約12コマ/秒と非常に高性能なため、運動会など動く被写体を撮影する場面でも鮮明な写真を撮影できるでしょう。

価格は高めですが、安定した高いパフォーマンスが期待できる一眼レフです。

  • 有効画素数:約4240万
  • 連続撮影速度:約12コマ/秒
  • ISO感度:100〜25,600
  • 大きさ:約142.6(幅)×104.2(高さ)×76.1(奥行)mm
  • 質量:約849g
  • Wi-Fi・Bluetooth対応:あり
  • 価格:385,000円程度

PENTAX K-3 Mark Ⅲ 20−40 Limited レンズキット(RICOH)

「RICOH」は国内で初めて一眼レフを発売したメーカーで、「PENTAX K-3 Mark Ⅲ 20−40 Limited レンズキット」は、初心者〜中級者向きのモデルです。

現行の純正レンズの数は最多となっており、様々な撮影を楽しむことができます。連続撮影速度も約12コマ/秒のため、動く被写体の撮影も簡単です。

ファインダーを覗き込みやすいように、見口と画像モニターの高さを鼻が当たりにくいように設計されていたり、小気味よく軽快なシャッター感覚が得られるように設計されていたりと、一眼レフを楽しめるモデルです。

  • 有効画素数:約2573万
  • 連続撮影速度:約12コマ/秒
  • ISO感度:100〜1,600,000
  • 大きさ:約134.5(幅)×73.5(高さ)×103.5(奥行き)mm
  • 質量:約820g
  • Wi-Fi対応:なし
  • Bluetooth対応:あり
  • 価格:240,000円程度

自分に合った一眼レフで撮影を楽しもう

この記事では、一眼レフの基本的な知識やオススメの商品を紹介してきました。スマホよりも鮮明な写真を撮れ、動く被写体もブレが少なく撮影できるので人気があります。近年は小型・軽量化されているため、持ち運びも便利です。

一眼レフは初心者でも始めやすいように、値段が安いものも増えています。趣味として続けられそうだったら、レンズにこだわるなど、自分の撮影のレベルに合わせて楽しめるでしょう。

ぜひ、自分に合った一眼レフを購入して、理想の写真を撮影し思い出に残してみてください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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