アップライトピアノってどんなピアノ?
グランドピアノは大きすぎて自宅に置けない。そんな人のために作られたのがアップライトピアノです。グラインドピアノで水平方向に張られている弦を、アップライトピアノでは縦方向に張っています。
このためアップライトピアノは縦に長い形状を指定ます。
グランドピアノに比べて、素早い連打ができないこと、表現力が乏しいというデメリットはありますが、狭い日本の住宅事情でピアノ練習をするのに最適なピアノがアップライトピアノになります。
そんなアップライトピアノは、112cm、121cm、131cmと高さによって3つのバリエーションがあります。大きい方が音の表現が豊かになるのですが、大きいと存在感が出てしまい、部屋を狭く感じてしまうことがあります。
日本の住宅事情に最適なアップライトピアノですが、演奏音の都合から引越しのタイミングで手放さなくてはいけなくなったり、子どものために買ったけど、子どもの独立のタイミングで不要になるようなことがあります。
そんなアップライトピアノを少しでも高く買取りしてもらうための買取店と、買取のコツを紹介します。
人気のヤマハのアップライトピアノ紹介
買取のコツを紹介する前に、まずはヤマハのアップライトピアノの中でも高価買取を期待できる製品について紹介します。
YUS1
音へのこだわりを追求して作られた1台になります。アップライトピアノでも豊かな音を出すために、徹底してこだわった材料で作られた高級アップライトピアノです。
希望小売価格:87万円
発売年:2006年
参考買取価格:20万円
YU5
グランドピアノを意識して作られた最高級アップライトピアノです。高音の伸びが美しく、アップライトピアノとは思えない美しい音色が特徴になります。
希望小売価格:89万円
発売年:1997年
参考買取価格:20万円
U300
20年以上も型落ちしているアップライトピアノですが、初心者が最初に使いたいピアノとして中古市場で人気の高いモデルになります。131cmの高さを活かした響きのある音色が特徴です。
希望小売価格:64万円
発売年:1994年
参考買取価格:15万円
ヤマハのアップライトピアノのおすすめ買取店
アップライトピアノの買取店の中には適切な価格よりも遥かに安い価格で買取をしようとする買取店があります。そのような買取店に当たらないよう、ここでは評価の高い買取店を紹介します。
タケモトピアノ
出展:タケモトピアノ
ピアノの買取といえば誰もが思い浮かべるのがタケモトピアノです。タケモトピアノが高価買取をしているのは、買取りしたピアノを日本製のピアノの評価が高い海外で販売しているためです。修理なども自社で行えるため、無駄なコストを省いて買取価格のアップにつなげています。
どこに買取してもらおうか悩んだときは、ピアノ買取の大手であるタケモトピアノが安心です。
ヤマハピアノサービス
出展:ヤマハピアノサービス
意外と知られていないのですが、ヤマハでもピアノの買取をしています。ヤマハのアップライトピアノをヤマハで買取してもらうメリットは、多少の傷や故障なら自社で簡単に直せることにあります。運送費用も込みで、買受契約書も渡してもらえるので、確実安心な買取店になります。
再生したピアノは日本国内だけでなく、世界中で販売をしているのですが、これもヤマハ公認の中古ピアノになりますので、購入者も中古でも安心して購入できるという仕組みがあります。
ジャパンピアノサービス
出展:ジャパンピアノサービス
買取価格に定評があるのがジャパンピアノサービスです。買取したピアノを自社で販売しているため、中間マージンが発生しないため高い買取価格を実現しています。調律もしっかりされているため、中古ピアノの販売店としても人気があります。
買取したピアノを確実に売ることができるという自信から、高く買取りしてもらえますので、複数社に見積もりをするときは必ず加えたい買取店になります。
ヤマハのアップライトピアノを買取してもらうコツ
ヤマハのアップライトピアノは新品の価格も高い商品ですので、買取価格も自然と高くなりますが、いくつかのコツを守ることで買取価格はさらに高くなります。
ここでは高価買取のためのポイントにつて紹介します。
アップライトピアノをしっかり磨いておく
古くてもピカピカになっているアップライトピアノと、古くホコリだらけのアップライトピアノのどちらのほうが買取価格が高くなるかは言うまでもありません。外観がしっかりしているピアノはメンテナンスがしっかりしているピアノだというイメージもつきます。
買取査定前にアップライトピアノはピカピカに磨いておきましょう。ただし洗剤を使ったり、力を入れてゴシゴシ磨かないようにしてください。ピアノ専用のシリコンクロスと艶出し剤を使ってきれいにしておきましょう。
銀盤は水拭きでも問題ありませんが、ペダルはコンパウンドを使って磨くことになります。コンパウンドでの磨きは手間がかかりすぎるため、費用対効果を考えて磨かないという選択もあります。時間があるようでしたら、磨いておきましょう。
調律はあえてしない
アップライトピアノを高く買取りしてもらうにはコンディションがとても重要になります。長年使っていない状態、調律をしてないピアノは見た目がそのままでも、時間とともに本来の性能を発揮できなくなっています。
そう思うと買取直前に調律したくなるのですが、調律の有無で買取価格に影響が出ることはありません。とくにきちんと査定をしている買取店では、買取後に必ず調律をし直します。
調律を依頼した分だけ損をすることになってしまいますので、調律はあえてしないようにして買取査定をしてもらいましょう。調律ができていないことを理由に買取価格を大幅に下げる買取店には買取してもらわないようにしてください。
複数の買取業者に査定してもらう
アップライトピアノの買取価格はある程度の相場がありますが、定価があるわけではないため買取店によって数万円の違いが出てきます。買取店によってはヤマハではなくカワイを中心に買取をしていることもあります。
買取店の個性によって買取価格は変わってきますので、いくつもの買取店で査定してもらいましょう。その中から一番高い買取価格を提示してくれた買取店に売れば、損することなく買取をしてもらえることになります。
一社だけの査定で満足せずに、買取相場を知るためにも2〜3社に査定してもらうようにしてください。
まとめ
大事に使ってきたアップライトピアノですが、徐々に出番がなくなり、ただのインテリアになってしまうことがあります。ピアノは音を奏でてこそのピアノですから、次の演奏者にきちんと引き継ぎたいですよね。
高価買取をしてもらうのはもちろんですが、買取後にしっかりとしたメンテナンスのできる買取店で買取してもらいましょう。そうすることで買取後のトラブルも避けることが可能になります。
大切なアップライトピアノを、安心して買取依頼のできる買取店で、少しでも高く買取してもらいましょう。