11/12日より3500円も買取価格が上昇している「死神と少女」。
買取価格が上がった理由も含めて「死神と少女 」についてまとめてみました。
死神と少女って?
(※画像:2015/12/23更新 旧:2015/11/19)
発売されたのは2011年。
乙女ゲーと呼ばれる男性との恋愛要素を交えたサウンドノベル形式で作られた小説に近いゲームです。従来の乙女ゲージャンルとは違い鬱路線に近く、シリアスな場面も多く遊ぶ人を選ぶゲームですが、ファンタジーのように物語自体を楽しめるユーザーにとっては夢中になれボロボロ泣ける1本として人気となりました。
感じ方が分かれる内容でユーザー評価も様々
乙女向けゲーム市場の傾向としては、ゲームシステムや内容に対して保守的なユーザーも多く、その理由としては新しいものを受け入れにくいというプレイヤーの心理もあり、内容もあまり変わり映えするすることがない状況において、恋愛要素が重要視されている状況になっています。
ゲームを完全攻略を目指した場合は30時間はゆうに超えるボリュームで、やりごたえもあり死神と少女の完成度は高くなっています。鬱ENDという内容になっている事と現実と幻想が織り交ざっている物語で、1本道でみんなでハッピーエンドという訳ではありません。終わり方もプレイヤーそれぞれで、妄想が広がる展開になっている部分や公式ブログに掲載されている順番で攻略しないと、物語の真相にたどりつけないというのも楽しみが減るという評価が分かれる理由となっています。
死神と少女 アニメイト限定セットが急上昇
4年ほど前の発売ソフトで、PSPというハードも年代が古いものにもかかわらず、死神と少女のPSPソフトのみの場合でも中古購入の場合は4000円を超えていることも多く、乙女ゲームファンには評価の高い一本です。単品にはついていない、アニメイト限定のサウンドCDとドラマCDが付いているのが特徴です。こういったオリジナル特典は予約しなければ手に入らないことも多く数が少ない希少性のありいまだに中古価格も下がらない死神と少女という作品の価値をさらに高めていると考えられます。
まとめ
死神と少女は乙女ゲームではなくサウンドノベルよりに作品を仕上げ、プレイヤーが客観視した状態で楽しむ形で発売を実現し、答えは自分で見つ出し認める形で答えのない問いという作品に強烈な印象を受けた乙女ゲームファンも多く、買取価格も安定しているので、いまだにプレイをする人もいるという事がわかります。普通の乙女ゲームとは違う死神と少女をプレイしてみると新しい楽しみが生まれるかもしれませんね。