メルカリでよく見る独自ルールとは?スムーズな取引を行うためのコツ

  • 2019年11月18日
メルカリでよく見る独自ルールとは?スムーズな取引を行うためのコツ

メルカリは、モノを「売りたい人」と「買いたい人」を結びつけるフリマアプリ。不要なものを捨てることなく、空いた時間で売ることができるのが大きな魅力です。

手軽な一方で、「独自ルール」というメルカリユーザー間でいつのまにか作り上げられてしまった暗黙のルールのようなものが存在します。よく知らずに取引をしてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。

今回は、メルカリでよく目にする独自ルールについて詳しくご紹介するとともに、トラブルのないよう取引するコツについてお教えします!

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メルカリの独自ルールとは?

独自ルールとは、メルカリの運営が設けたルールではなく、いつの間にかユーザー間で使われるようになった「マイルール」のようなものです。ユーザー同士ができるだけスムーズに取引できるよう、作られていった決まりが「独自ルール」と呼ばれ、広まっていったと考えられます。

ここで、メルカリの独自ルールとしてよく見受けられる具体的な例をあげて見ていきましょう。

○○様専用出品

メルカリの商品を見ていくと、「○○様専用」といった文言をよく見かけることはありませんか?これはよく知られた独自ルールのひとつで、その名の通り「○○様」だけが購入できるとされる商品です。

専用出品
出典:メルカリ

○○様専用出品は、たとえば値下げ・まとめ買い・バラ売りなどの交渉が成立した後に、変更した内容を○○様専用としておくケースに使われます。また、購入を希望していたものの、すぐに取引できない状況(金銭的など)の場合、商品を取り置きしておき、専用出品として出品するケースもあります。

ただし、商品説明文や画像を変えただけなので第三者でも購入することができます。このような横取り行為はモラルに反しますが、メルカリが決めたルールではないため、トラブルに発展し運営に相談しても、解決は難しいかもしれません。

他のユーザーが購入した場合は、キャンセルを申し出ることが無難でしょう。

即購入禁止(コメント必須)

コメントなく、すぐに購入されるのを防ぐものです。

即購入禁止
出典:メルカリ

メルカリでは、本来は即購入でも問題ありません。購入希望者の自由なタイミングで購入すればいいのですが、なかにはマナーの悪いユーザーもいるのが現状です。

出品者としてもできるだけトラブルは未然に防ぎたいもの。出品者はできるだけ購入希望者と良好な関係で取引したい考えがあります。事前に相手の購入意思を確認・同意したうえで、取引するための独自ルールといえるでしょう。

また「即購入禁止」は他サイトでも出品しているために記載している出品者もいると想定されるでしょう。しかし、メルカリでは他サイトとの二重出品は禁止されています(メルカリの利用規約第8条)。利用規約第9条「商品の出品」の第5項では、特定ユーザーへの販売を意図した出品はできないとされ、この内容に違反するとも考えられます。

プロフ必読

タイトルや説明文などに「プロフ必読」と記載された出品商品も多く見られます。これは、出品者のプロフィール内容を必ず読んでからにしてほしいという意味です。

プロフ 必読
出典:メルカリ

この独自ルールを使う出品者は、プロフィール内で他にも独自ルールを記載しているケースがほとんどです。つまり、「こちらの決めた独自ルールを見て、了承したうえで購入してください」という意思が込められています。

後々になってトラブルのもとになるため、購入希望者は必ず読んでおくことが大切です。

いいね禁止

メルカリでは「いいね」機能を使うと、欲しいものリストのような形で後でも閲覧できるようになります。購入希望者としては大変便利なのですが、「いいね」やコメントをされると出品者に通知されます。この通知機能が煩わしく、禁止する出品者もいるようです。

いいね禁止
出典:メルカリ

出品者としては、購入意思が決して強くないのに「いいね」されるたびに通知がきて面倒だと感じてしまいます。出品者側の対策としては、「いいね」機能の通知をオフにしておくといいでしょう。

返品不可

「返品不可」と記載し、出品されているケースも見受けられます。

返品不可
出典:メルカリ

どんな状態であっても、返品は受け付けないという意思表示ではありますが、そもそもメルカリでは利用規約第11条 支払及び取引の実行において、正当な理由(出品時と明らかに状態が違う、偽物、不備について説明欄に記載がなかったなど)に対しては返品・返金・修理・交換などに対応する必要があります。

相手が商品を受け取り、「写真と実物の状態が全然違った!」「記載のない目立つ汚れがある」とクレームにならないよう、あらかじめ説明や写真を載せておきましょう。

メルカリの見解は?

メルカリでは、独自ルールの存在は認識しているものの、公式で認めているわけではないというスタンスです。ウェブサイトにも「独自ルールの取引について」記載がされています。

メルカリとしては、スムーズな取引のための独自ルールであろうとも、独自ルールの強制によってトラブルを招くケースもあることを提示しています。メルカリは個人間での取引であるために、あまりにマイルールを相手に押し付けてしまうとトラブルの元になりやすいので注意しましょう。

購入者とスムーズな取引を行うために

メルカリは簡単にものを売るとができる便利なサービスです。うまく活用して不用品を売り、欲しいもののための資金にしたいですよね。

ここでは、出品者が購入者とスムーズな取引を行うために押さえておきたいポイントをご紹介します。

メルカリの利用規約を守る

まずメルカリを利用する前に、しっかりと利用規約を読んでおきましょう。
(参考:メルカリ|利用規約https://www.mercari.com/jp/tos/

そもそも独自ルールとは、出品者が自分で設定したルールであり、使いようによっては利用規約に違反していると判断されてしまう場合もあります。まずは利用規約を守ることをベースに、商品を出品しましょう。

利用規約に違反しないよう独自ルールをうまく使いながら、出品内容を明確にわかりやすく記載することが大切です。

独自ルールを押し付けない

メルカリの見解にもあるように、「独自ルールの押し付け」はトラブルの引き金にもなります。さらには、相手の購入意思を削いでしまう可能性も少なくありません。

プロフィールにぎっしりと独自ルールを記載し、「プロフ必読」とされていれば、相手も煩わしく感じてしまいます。「面倒な出品者」というイメージを与えてしまう可能性もあるので、独自ルールの運用はほどほどに。

購入者としっかり連絡をとる

どんな状況でも、相手とコミュニケーションをとることが重要です。トラブルを未然に防ぐには、双方の意思や認識違いがないよう、連絡をこまめにとりましょう。

メルカリでは老若男女問わずさまざまな人が利用しているので、相手がどういった人か詳しく知るのは難しいことです。まめにやり取りをすることで、相手との意思疎通を図り、柔軟に対応することができるでしょう。

手早く売るなら買取店がおすすめ

メルカリでは、商品ごとやジャンルなどに分けて出品ページを作成していきます。購入希望者があらわれて取引成立した後も、発送手続きは自分でやらねばならず、さまざまな手間がかかることでしょう。

できれば手間を省きたい場合、買取店で査定してもらうのも有効です。

「買取Reミックス」は、ゲーム・カメラ・トレカなど幅広いジャンルを取り扱う買取専門店です。送料無料で宅配買取査定してもらえるのはもちろん、平日24時までのメール対応など、充実したサービスが魅力です。

「買取約束屋」は、フィギュア・プラモデルをはじめおもちゃなどを扱う買取店です。宅配買取で、査定額3,000円以上であれば送料は無料、返送料もなので安心です。

まとめ

メルカリの独自ルールについてご紹介しました。

独自ルールをうまく活用できれば快適にモノを売ることができますが、メルカリの利用規約に違反しないような範囲で利用しましょう。

また、メルカリで値下げ交渉ばかりされる、なかなか売れない、などといったケースもあります。この場合には買取店も選択肢のひとつにいれてみてはいかがでしょうか。

来店・宅配・出張など、買取方法を選べるだけでなく、さまざまなジャンルもあわせて買取してもらえたり、思わぬ高額買取が実現する可能性もあります。一度買取店で査定してみてもらうのもおすすめ方法です。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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