- メルカリにおける発送方法の変更の仕方が知りたい
- 発送方法の変更時の注意点が知りたい
- 発送方法変更の際のメッセージの例が知りたい
メルカリで商品が売れたら、買った人に商品を発送しないといけないですよね。いざ商品を発送しようとしたとき、「やっぱり発送方法を変更したい…」「一度出品をしたあとに別の発送方法へ変えたい」と思うこともありますよね。
メルカリでは出品後・購入後どのタイミングであっても発送方法の変更は可能。メルカリアプリの商品ページから配送方法を簡単に変更できます。
今回はメルカリで商品を出品したあとに発送方法を変更する手順と、発送方法を変更するときの注意点を詳しくご紹介。メルカリを使っている人は、自由に発送方法が変更できるようにやり方をマスターしてくださいね!
メルカリの発送方法は変更できる?
出典:メルカリ
結論からお伝えしますが、メルカリでは出品後・購入後であっても発送方法は変更できます。
メルカリは発送方法によって送料や付属するサービス、発送時の対応の仕方など、さまざまな点が異なります。なかには個人の都合により、仕方がなく変更しなければいけないケースもあるでしょう。
こういった方の多くが「変更したいけどどうしよう」と悩みを抱えているもの。
メルカリでは、どのタイミングであっても発送方法の変更が可能です。自由に発送方法を変更できる利便性の高さは、メルカリならではと言えるでしょう。
ただし、購入後に発送方法を変更する際には、気をつけなければいけない注意点もあります。こちらは後ほど詳しく解説するので、チェックしてみてください。
メルカリの発送方法変更のやり方
それではさっそく、メルカリで出品後に発送方法を変更する方法をご紹介します。
変更手順は商品が売れる前と売れたあとで少し違うので、それぞれわけて説明しますね。
出品後の変更方法
商品が売れる前の発送方法の変更手順は下記のとおりです。
1.メルカリアプリを開いて商品ページを表示
メルカリアプリを開き、『マイページ』に進みます。マイページの中の『出品した商品』をタップし、発送方法を変更したい商品のページを表示しましょう。
2.『商品の編集』ページへ進む
画面右下にある『商品の編集』をタップし、商品の情報を編集するページへ進みます。
3.発送方法を変更
商品の情報を編集するページの下の方にある『発送の方法』をタップします。
すると、発送の方法が選択できるページに進むはずです。
その中から使いたい発送方法を選んでタップしましょう。
4.『変更する』をタップして完了
変更したい発送方法を選んだら、商品の情報を編集するページの下のほうにある『変更する』をタップすれば、発送方法の変更は完了です。
購入後の変更方法
商品が売れたあとの発送方法の変更手順は下記のとおりです。
1.メルカリアプリを開いて商品ページを表示
メルカリアプリを開き、『マイページ』に進みます。
マイページの中の『出品した商品』をタップし、『取引中』のタブをタップしてください。
▲赤枠で囲んだ「取引中」タブをタップする
その中から発送方法を変更したい商品を選んでタップし、商品ページを表示しましょう。
2.取引のページへ進む
商品ページの画面右下にある『取引画面へ』をタップします。
3.発送方法を変更
取引画面へ進んだら、下記の手順で変更したい発送方法を選びます。
・らくらくメルカリ便から他の発送方法に変更する場合
『らくらくメルカリ便を使わない』をタップする。
・ゆうゆうメルカリ便から他の発送方法に変更する場合
『ゆうゆうメルカリ便を使わない』をタップする。
・他の発送方法からゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便へ変更する場合
『らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便に変更できます』をタップする。
メルカリの発送方法変更時の注意点
いつでも自由に発送方法が変えられるメルカリですが、変更するときの注意点がいくつかあります。
それを知らずに発送方法を変えてしまうと、「思っていたより利益が少なかった…」「発送してから荷物がどこにあるかをチェックできない!」などのトラブルにつながる可能性が。
スムーズに取引が進められるよう、これから説明する基本的な注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
発送方法によって販売利益が変わる
これは当たり前のことかもしれませんが、配送方法を変えれば送料も変わります。
そのため、選ぶ発送方法によっては、変更する前より販売利益が少なくなることもあるので注意しましょう。
たとえばゆうゆうメルカリ便のゆうパケットから、らくらくメルカリ便のネコポスへ変更したときに販売利益がどうなるのか見てみましょう。
例:「ゆうパケット」→「ネコポス」へ変更
変更前
– 商品代 500円
– 販売手数料 50円
– 送料 230円
– 販売利益 220円
変更後
– 商品代 500円
– 販売手数料 50円
– 送料 210円
– 販売利益 240円
上記のように500円の商品を売る場合、発送方法の変更によって販売利益が20円増えました。
ただし、ここで注意したい点がひとつ。ゆうパケットとネコポスでは、発送できるサイズが異なります。
ゆうパケット | ネコポス | |
---|---|---|
サイズ | A4サイズ、3辺合計60cm以内 | 角形A4サイズ |
縦 | 長辺34cm以内 | 23~31.2cm以内 |
横 | 11.5~22.8cm以内 | |
厚さ | 3cm以内 | 3cm以内 |
重さ | 1kg以内 | 1kg以内 |
商品の梱包方法によって、ネコポスの対応サイズに当てはまらない可能性もあるため、ご注意ください。
発送方法の変更により利益が減るケースもあります。発送方法を変更する際は、あらかじめ利益を計算してから行いましょう。
補償の有無が変わる
メルカリで使える発送方法は、全てに万が一のときの補償がついているわけではありません。
たとえばゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便、大型らくらくメルカリ便などは、配送中に商品が壊れてしまったり、購入者のもとへ届く前に商品がどこかへいってしまったりしても、メルカリに商品代を補償してもらえます。
しかし、普通郵便やクリックポストには補償がついていません。
そのため、もし配送事故が起こったときでも、商品代や送料は自分で負担しないといけないのです。
安い値段の商品を送るときはそこまでシビアになる必要はないかもしれませんが、一万円を超えるような高い値段の商品だと、もしものときの補償がついている発送方法を選んだほうが安心できます。
発送方法を変更するときは、変更したい発送方法に補償がついているかを念のため確認しておきましょう。
追跡サービスの有無が変わる
万が一のときの補償と同じで、荷物の追跡も発送方法によってはできない場合もあります。
値段が高い商品を送ったときは、「商品は今どこにあるのだろう?」と配送の状況が気になりますよね。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便なら、メルカリアプリ内で簡単に荷物の追跡ができます。
商品が購入者のもとへ順調に送られているかを確認したい人は、変更する発送方法に荷物の追跡機能がついているかあらかじめ確認しておきましょう。
発送方法の変更に応じられない場合ははっきり断る
メルカリでは、購入希望者から購入前に発送方法の変更を依頼される場合があります。
購入者からの評価を気にして変更に応じる方もいるかもしれませんが、発送方法の変更は必ずしも応じる必要はありません。応じられない場合は無理に対応せず、丁寧に断るようにしましょう。
たとえば、メルカリ便など希望された発送方法に対応した配送業者が近隣にない場合は、変更には簡単に応じられません。また、変更後の発送方法で赤字になってしまう可能性もあるため、変更は慎重に対応しましょう。
断る際の例文
〇〇様(購入希望者)
こんにちは。
この度は商品の発送方法についてご連絡いただき、ありがとうございます。
たいへん恐れ入りますが、ご希望の発送方法では当方の赤字となってしまうため、発送方法の変更はむずかしい状況です。〇〇様にはご不便をおかけしますが、何とぞご了承くださいますようお願いいたします。
ご不明点等ございましたらご連絡くださいませ。よろしくお願いいたします。
購入後の発送方法変更時に気を付けること
商品が売れたあとでも発送方法は変更できますが、この場合も売れる前と同じくいくつかの注意点があります。
商品を買ってくれた人とトラブルを起こさないよう、売れたあとに発送方法を変更したいときは注意点を頭に入れてからにしましょう。
購入者に相談しておく
メルカリのルールの中にはこのような内容があります。
『発送方法を変更する前に、必ず購入者にご確認ください』とありますね。
メルカリですでに売れた商品の発送方法を変更するときは、必ず買った人に変更してもよいか確認をする必要があるのです。
出品者は「商品が無事に購入者のもとへ届けばいい」と思うかもしれませんが、受け取り側もそうとは限りません。
購入者には「匿名配送が希望」「荷物の追跡ができないと困る」などの条件があります。
発送方法によって匿名配送や荷物の追跡、補償などオプションが違うので、あらかじめ購入者に確認をしてから発送方法を変更しなければいけないのです。
発送方法を変更するときは、「ゆうゆうメルカリ便のほうがすぐに発送できそうなのですが、らくらくメルカリ便から変更してもよろしいでしょうか?」という感じで、商品を買ってくれた人に聞いてからにしましょう。
相談する際の例文
梱包サイズが合わずにメルカリ便(匿名配送)が使えなくなった場合
この度はご購入ありがとうございます。
先ほど商品の梱包を終えたのですが、規定サイズをオーバーしており、メルカリ便での発送ができなくなりました。
こちらの不手際で申し訳ございません。
つきましては、誠に勝手ながら発送方法を〇〇へと変更したいと存じ、連絡させて頂いた次第です。
また、〇〇の場合は匿名での配送がいたしかねますので、承諾して頂けるようでしたら、併せてご住所とお名前をお伺いさせて頂きたいと存じます。
もちろん、こちらの都合による変更ですので、難しい場合はキャンセルも可能です。
お忙しいところ、恐れ入りますがご対応いただけますと幸いです。
何卒、ご理解の程よろしくお願い致します。
発送方法が未定だったときも購入者に事前連絡を
発送方法の変更に関するルールにはもう一つあります。
このように『出品者は発送方法が決まり次第、購入者にお伝えください。』と書いてありますね。
こちらも発送方法を変更するときと同じく、勝手に決めてしまうと購入者とのトラブルにつながることがあります。
トラブルが起こると悪い評価をつけられてしまい、これからの取引に影響を与える可能性も。
発送方法が『未定』の状態から変更するときも、必ず購入者に一言メッセージを送ってからにしましょう。
連絡する際の例文
この度は、商品をご購入いただき誠にありがとうございます。
この度は、商品の発送方法について相談をしたいと存じ、ご連絡をさせていただきました。
こちらとしては、匿名配送が可能な「ゆうゆうメルカリ便」での発送を考えており、この場合の送料は〇〇円を想定しています。
希望の配送方法や受け取り場所があれば、ご連絡いただけると幸いです。
また、希望がない場合も、承諾のお返事をいただきますようお願い申し上げます。
お忙しいところ恐れ入りますが
ご確認の程、何卒よろしくお願い致します。
購入後の着払い変更はできない
メルカリは、トラブル防止のため商品購入後に「送料込み→着払い」「着払い→送料込み」の変更ができません。
商品が売れたあとに発送方法を変更したい場合は、次のやりとりが必要です。
- 購入者に発送方法を変更したい旨をメッセージする
- 相手の同意が得られれば、キャンセルする
- 変更後の発送方法でもう一度出品
ただし、この場合、商品を買ってくれた人が変更に同意しないケースも考えられます。着払いの設定・変更には注意が必要です。
発送方法によっては住所の確認が必要
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便など、匿名配送ができる発送方法を選んでいたときに一つ注意して欲しいことがあります。
それは、匿名配送から普通郵便やクリックポストなど、購入者の住所・氏名を自分で記入して発送する方法に変更したいときは、相手にメッセージで住所・氏名を聞かないといけないという点です。
匿名配送のときは、取引画面に相手の住所・氏名が表示されていません。
そのため、メッセージで聞く必要があるというわけですね。
その場合、もしかすると相手に「住所は教えられません」と言われる可能性もあります。
近ごろはプライバシーを守るために、自分の住所を出品者に知られずに済む匿名配送を希望する人は多いものです。
「匿名配送ができないなら取引をキャンセルしたい」と思う人もいるかもしれないので、匿名配送から別の発送方法へ変更するときは注意してくださいね。
発送方法の無断変更はしない
購入者に無断での発送方法の変更は、絶対に行ってはいけません。無断で発送方法を変更すると、相手に悪い印象を与え、低評価の原因となる可能性があります。また、到着日が変わるなどトラブルの原因になる恐れもあるため注意しましょう。
配送料が安くなるなど、購入者にメリットがある変更であっても、事前に知らせていた方法と異なる方法に変更する場合は相手に連絡しておくことが大切です。
発送方法が変更できないときの対処法
発送方法が変更できない場合には、「一度取引をキャンセルして希望する発送方法に修正をしてから再出品」「あらかじめ登録していた発送方法で送る」の2つの選択肢があります。
あらかじめ登録していた発送方法で送る場合、取引は円滑に行えますが、送料が高くなる可能性があることがデメリットです。
一度取引をキャンセルし、再出品を行う場合には購入者の合意が必要であり、再出品の手間がかかってしまいますが希望する発送方法で送れます。
メルカリの発送方法変更はなるべく避けよう
メルカリの発送方法は、出品後だけでなく商品が売れたあとでも変更できます。
ただし、変更すると販売利益や匿名配送などのオプションも変わることがあるので、前もってどこが変更になるのかを確認しておきましょう。
また、商品が売れたあとに発送方法を変更すると、購入者によっては変更を断られてしまう可能性があります。
スムーズに希望どおりの発送方法で商品を送るためにも、できれば商品が売れる前に発送方法を確定しておきましょう。
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