- メルカリにおける発送方法の変更の仕方が知りたい
- 発送方法の変更時の注意点が知りたい
- 発送方法変更の際のメッセージの例が知りたい
メルカリで商品が売れたら、買った人に商品を発送しないといけないですよね。いざ商品を発送しようとしたとき、「やっぱり発送方法を変更したい…」「一度出品をしたあとに別の発送方法へ変えたい」と思うこともありますよね。
メルカリでは出品後・購入後どのタイミングであっても発送方法の変更は可能。メルカリアプリの商品ページから配送方法を簡単に変更できます。
今回はメルカリで商品を出品したあとに発送方法を変更する手順と、発送方法を変更するときの注意点を詳しくご紹介。メルカリを使っている人は、自由に発送方法が変更できるようにやり方をマスターしてくださいね!
- 1 メルカリの発送方法は変更できる?
- 2 【出品中】発送方法を変更するやり方
- 3 【購入後】発送方法を変更するやり方
- 4 発送方法ごとに変更のポイントを解説!
- 5 ①メルカリ便からほかの発送方法への変更
- 6 ②ほかの発送方法からメルカリ便への変更
- 7 ③らくらくメルカリ便からゆうゆうメルカリ便への変更
- 8 ④ゆうゆうメルカリ便かららくらくメルカリ便への変更
- 9 ⑤梱包・発送たのメル便の変更
- 10 メルカリの発送方法変更時の注意点
- 11 購入後の発送方法変更時に気を付けること
- 12 発送方法の変更をお願いする・断る際の例文
- 13 発送方法が変更できないときの対処法
- 14 メルカリの発送方法についてよくある質問
- 15 メルカリの発送方法変更はなるべく避けよう
メルカリの発送方法は変更できる?

メルカリでは、出品後、商品が売れる前でも売れたあとでも発送方法の変更は可能です。ただし、商品が売れる前ならすべての発送方法へ自由に変更できますが、商品が売れたあとは限定された発送方法にしか変更できません。
商品が売れたあとでは、送料負担者の変更や「梱包・発送たのメル便」からほかの発送方法への変更は不可能です。
また、一度発送作業を行い、発送伝票を発行した後に発送方法を変更しようとしてもできません。次から発送方法の変更方法を詳しく解説するので、確認してください。
【出品中】発送方法を変更するやり方
商品が売れる前の発送方法の変更手順は下記のとおりです。
1.メルカリアプリを開いて商品ページを表示

メルカリアプリを開き、『マイページ』に進みます。マイページの中の『出品した商品』をタップし、発送方法を変更したい商品のページを表示しましょう。
2.『商品の編集』ページへ進む

画面右下にある『商品の編集』をタップし、商品の情報を編集するページへ進みます。
3.発送方法を変更

商品の情報を編集するページの下の方にある『発送の方法』をタップします。
すると、発送の方法が選択できるページに進むはずです。

その中から使いたい発送方法を選んでタップしましょう。
4.『変更する』をタップして完了
変更したい発送方法を選んだら、商品の情報を編集するページの下のほうにある『変更する』をタップすれば、発送方法の変更は完了です。
【購入後】発送方法を変更するやり方
商品が売れたあとの発送方法の変更手順は下記のとおりです。
1.メルカリアプリを開いて商品ページを表示
メルカリアプリを開き、『マイページ』に進みます。
マイページの中の『出品した商品』をタップし、『取引中』のタブをタップしてください。

▲赤枠で囲んだ「取引中」タブをタップする
その中から発送方法を変更したい商品を選んでタップし、商品ページを表示しましょう。
2.取引のページへ進む

商品ページの画面右下にある『取引画面へ』をタップします。
3.発送方法を変更
取引画面へ進んだら、下記の手順で変更したい発送方法を選びます。
・らくらくメルカリ便から他の発送方法に変更する場合
『らくらくメルカリ便を使わない』をタップする。
・ゆうゆうメルカリ便から他の発送方法に変更する場合
『ゆうゆうメルカリ便を使わない』をタップする。
・他の発送方法からゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便へ変更する場合
『らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便に変更できます』をタップする。
発送方法ごとに変更のポイントを解説!
メルカリには複数の発送方法がありますが、変更する際にはいくつかのタブーがあり、選ぶ方法によって変更可能なタイミングや注意点が異なります。
それぞれ状況別に発送方法を変更できるケースやタイミングについて紹介するので、メルカリの発送方法や配送方法の詳細を知りたい方はぜひチェックしておいてください。
①メルカリ便からほかの発送方法への変更
メルカリでは、メルカリ便以外にもさまざまな配送方法があります。メルカリ便からどのような発送方法に変更できるか、またそのタイミングはいつなのかについてまとめました。知っておかないとトラブルになる場合もあるため、確認しておきましょう。
変更できるケース
出品中
商品を出品して、まだ売れていないのならば、発送方法の変更は簡単です。メルカリ便からメルカリ便以外の発送方法にも変更可能で、逆もできます。
出品中の変更であれば、購入者も事前に確認ができ、トラブルにもなりません。いつでも変更が可能です。発送方法を変更するなら、購入前が良いでしょう。
購入後に伝票発行していない
メルカリで商品を購入されたら、発送手続きに伝票が必要です。ゆうゆうメルカリ便の場合は、郵便局やローソンで、らくらくメルカリ便ならセブンイレブンやファミリーマート、もしくはヤマト運輸の営業所で伝票を発行してもらいます。
伝票を発行したあとは、発送手続きが完了していなくても、発送方法の変更はできません。伝票が発行される前であれば購入後でも発送方法は変更できます。
「取引開始後、ヤマト運輸の営業所/郵便局/コンビニ等で伝票を発行していない場合は、メルカリ便から他の配送方法へ変更が可能です。
変更できないケース
らくらくメルカリ便で変更できないケース
らくらくメルカリ便を設定した場合、以下のようなケースでは発送方法の変更ができません。
- セブンイレブンやファミリーマート、ヤマト運輸の営業所ですでに伝票を発行した
- ヤマト運輸に集荷依頼を行った
- 発送手続きを行い、すでに発送通知ボタンを押してしまった
伝票の発行後はすみやかに発送手続きを行わなければいけません。このタイミングで利用者に発送方法を変更してほしいとお願いされても、メルカリの公式サイトに掲載されていることを前提として、上記のような状況のため、変更できない旨を伝えましょう。
以下に該当する場合、アプリ上・取引画面上で配送方法の変更ができません。
メルカリ便以外で発送していただく必要がございますので、取引状況に応じた手順に沿い、発送を行っていただきますようお願いします。・ヤマト運輸の営業所またはコンビニで伝票を発行している
・集荷依頼を行っている
・すでに発送通知をタップしている引用元:メルカリ|ヘルプセンター|配送方法を変更できない場合の発送について(らくらくメルカリ便)(最終閲覧日2024年12月17日)
ゆうゆうメルカリ便で変更できないケース
ゆうゆうメルカリ便をからほかの発送方法に変更できないケースは以下のとおりです。
- 郵便局またはローソンで伝票を発行した
ただし、実際にゆうゆうメルカリ便を使用しなければ、送料が差し引かれることはありません。そのため、メルカリ上での発送方法は変更できないものの、普通郵便などを利用して発送通知を行い取引を終了させることはできます。
その際には、購入者にあらかじめ了承を得ることが必要です。急な取引変更でトラブルにならないよう必ず購入者に連絡しましょう。
②ほかの発送方法からメルカリ便への変更
メルカリ便以外の発送方法を選んでいた場合、メルカリ便への変更はできる場合とそうでない場合があります。それぞれのケースにどのようなタイミングや条件があるのかをまとめたのでご覧ください。
変更できるケース
メルカリ便以外の発送方法からメルカリ便へ変更できるのは、以下の2つのケースのみです。
- 出品中で取引が開始されていない
- 配送料は出品者が負担するよう設定した(送料込みを選択)
出品中でまだ商品が購入されていない場合では、メルカリ便への変更も選択可能です。取引画面上で「らくらくメルカリ便」か「ゆうゆうメルカリ便」へ変更できます。
変更できないケース
送料込みでの出品を選んでおり、メルカリ便以外の発送方法からゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便に変更することは可能です。取引画面上の「発送方法を変更する」というボタンを押し、変更したい発送方法を選ぶだけで簡単にできます。
ただし、ほかの発送方法からメルカリ便に変更した場合、匿名配送は利用できません。
また、メルカリ便以外の発送方法からゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便に変更したい場合、次のようなケースでは発送方法の変更はできません。以下、公式サイトに記載がある通りです。
以下の場合は、配送方法の変更はできません。
・配送料の負担を「着払い(購入者負担)」で出品している
・他の配送方法から梱包・発送たのメル便への変更
・他の配送方法からエコメルカリ便への変更
・発送通知を送信している引用元:メルカリ|ヘルプセンター|取引開始後、他の配送方法からメルカリ便への変更(メルカリ便)(最終閲覧日2024年12月17日)
着払いを選んでいる場合は、どのようなメルカリ便にも変更できません。また、「梱包・発送たのメル便」「エコメルカリ便」のふたつのメルカリ便は通常のメルカリ便とは違った条件があるため、途中変更が不可能です。
発送通知ボタンを押して発送が完了した場合も変更できません。
③らくらくメルカリ便からゆうゆうメルカリ便への変更
出品者がらくらくメルカリ便からゆうゆうメルカリ便に変更した場合、出品画面の商品の情報の欄の「配送の方法」も自動的に変わりますか?
引用元:Yahoo!知恵袋|出品者がらくらくメルカリ便からゆうゆうメルカリ便に変更(最終閲覧日2024年12月17日)
上記のような口コミがありますが、実際に発送方法をらくらくメルカリ便からゆうゆうメルカリ便に変更を行うと、取引欄の表示も自動的に変更します。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便は、出品者からはさほど違いがないように思えても、購入者にとっては受け取り方の違いなどがあるため、取引方法を見て購入する場合もあるでしょう。
急な発送方法の変更はトラブルになりかねません。発送方法を変更する場合は、事前に連絡を行い了承してもらってから行いましょう。
④ゆうゆうメルカリ便かららくらくメルカリ便への変更
ゆうゆうメルカリ便では、店舗受け取りが選べます。しかし、購入者が店舗受け取りを希望していたにも関わらず、出品者がらくらくメルカリ便へ変更してしまうと、店舗受取ができなくなってしまい、住所欄が空白のままです。
このような場合には、購入者に住所入力をしてもらわないと、発送手続きができません。購入者の希望に沿わない取引になる場合があるため、発送方法を変更する場合は、事前に購入者に伝えておきましょう。
⑤梱包・発送たのメル便の変更
梱包・発送たのメル便とは、家電や家具などの大型商品の発送時に、集荷・梱包・発送作業を委託できる便利なサービスです。商品が売れたあとに自動的に発送までの作業日程が組まれるため、取引開始後に配送方法を変更できません。
ほかの配送方法から梱包・発送たのメル便への変更も、逆の場合も不可能です。どうしても配送方法を変更したい場合には、取引を一度キャンセルしなければならないことを覚えておきましょう。
メルカリの発送方法変更時の注意点

いつでも自由に発送方法が変えられるメルカリですが、変更するときの注意点がいくつかあります。
それを知らずに発送方法を変えてしまうと、「思っていたより利益が少なかった…」「発送してから荷物がどこにあるかをチェックできない!」などのトラブルにつながる可能性が。
スムーズに取引が進められるよう、これから説明する基本的な注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
発送方法によって販売利益が変わる
これは当たり前のことかもしれませんが、配送方法を変えれば送料も変わります。
そのため、選ぶ発送方法によっては、変更する前より販売利益が少なくなることもあるので注意しましょう。
たとえばゆうゆうメルカリ便のゆうパケットから、らくらくメルカリ便のネコポスへ変更したときに販売利益がどうなるのか見てみましょう。
例:「ゆうパケット」→「ネコポス」へ変更
変更前
– 商品代 500円
– 販売手数料 50円
– 送料 230円
– 販売利益 220円
変更後
– 商品代 500円
– 販売手数料 50円
– 送料 210円
– 販売利益 240円
上記のように500円の商品を売る場合、発送方法の変更によって販売利益が20円増えました。
ただし、ここで注意したい点がひとつ。ゆうパケットとネコポスでは、発送できるサイズが異なります。
ゆうパケット | ネコポス | |
---|---|---|
サイズ | A4サイズ、3辺合計60cm以内 | 角形A4サイズ |
縦 | 長辺34cm以内 | 23~31.2cm以内 |
横 | 11.5~22.8cm以内 | |
厚さ | 3cm以内 | 3cm以内 |
重さ | 1kg以内 | 1kg以内 |
商品の梱包方法によって、ネコポスの対応サイズに当てはまらない可能性もあるため、ご注意ください。
発送方法の変更により利益が減るケースもあります。発送方法を変更する際は、あらかじめ利益を計算してから行いましょう。
補償の有無が変わる
メルカリで使える発送方法は、全てに万が一のときの補償がついているわけではありません。
たとえばゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便、大型らくらくメルカリ便などは、配送中に商品が壊れてしまったり、購入者のもとへ届く前に商品がどこかへいってしまったりしても、メルカリに商品代を補償してもらえます。
しかし、普通郵便やクリックポストには補償がついていません。
そのため、もし配送事故が起こったときでも、商品代や送料は自分で負担しないといけないのです。
安い値段の商品を送るときはそこまでシビアになる必要はないかもしれませんが、一万円を超えるような高い値段の商品だと、もしものときの補償がついている発送方法を選んだほうが安心できます。
発送方法を変更するときは、変更したい発送方法に補償がついているかを念のため確認しておきましょう。
追跡サービスの有無が変わる
万が一のときの補償と同じで、荷物の追跡も発送方法によってはできない場合もあります。
値段が高い商品を送ったときは、「商品は今どこにあるのだろう?」と配送の状況が気になりますよね。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便なら、メルカリアプリ内で簡単に荷物の追跡ができます。
商品が購入者のもとへ順調に送られているかを確認したい人は、変更する発送方法に荷物の追跡機能がついているかあらかじめ確認しておきましょう。
発送方法の変更に応じられない場合ははっきり断る
メルカリでは、購入希望者から購入前に発送方法の変更を依頼される場合があります。
購入者からの評価を気にして変更に応じる方もいるかもしれませんが、発送方法の変更は必ずしも応じる必要はありません。応じられない場合は無理に対応せず、丁寧に断るようにしましょう。
たとえば、メルカリ便など希望された発送方法に対応した配送業者が近隣にない場合は、変更には簡単に応じられません。また、変更後の発送方法で赤字になってしまう可能性もあるため、変更は慎重に対応しましょう。
メルカリ便以外の配送方法を利用するには本人確認が必須
メルカリでは、発送方法をメルカリ便以外にも自由に設定できますが、2024年9月より不正行為への対策強化のため、本人確認が必要となりました。
本人確認は、メルカリアプリ内のマイページから行えます。本人確認が完了していない場合は、メルカリ便以外の配送方法は利用できないことを覚えておきましょう。
なお、Web版のメルカリではアプリでの本人確認ができません。もしメルカリ便以外の発送方法を利用したい場合は、スマホでメルカリアプリのインストールを行う必要があります。
2024/09/12(木)より、メルカリを使った不正行為への対策強化に伴い、メルカリ便以外の配送方法ご利用には、本人確認をお願いする運びとなりました。
メルカリ便以外の配送方法のご利用をご希望の出品者さまは、本人確認のご協力をお願いいたします。引用元:メルカリ|ヘルプセンター|メルカリ便から他の配送方法への変更(最終閲覧日2024年12月17日)
配送方法の変更を強要するのはルール違反
購入者が配送方法の変更を出品者に依頼するケースはあります。しかし、強い姿勢で「変更しなかったら買いません」「メルカリ便以外で送られても受け取りません」といった文言を送り相手に行為を強要することはメルカリのルール違反となるため注意しましょう。
購入者の意思に沿わなければ買ってもらえないといった脅迫観念をもたらす行為は、明らかなマナー違反で、事務局へ通知される可能性もあります。
そのことにより、アカウントの凍結やなんらかのペナルティが課され、メルカリの利用継続が危うくなりかねません。気をつけましょう。
《受取》
配送方法を強要すること
購入した商品を受け取らないこと
取引相手の意思を確認せず商品を返送すること
トラブルが発生していないのに受取評価をしないこと引用元:メルカリ|ヘルプセンター|取引における迷惑行為について(最終閲覧日2024年12月17日)
購入後の発送方法変更時に気を付けること

商品が売れたあとでも発送方法は変更できますが、この場合も売れる前と同じくいくつかの注意点があります。
商品を買ってくれた人とトラブルを起こさないよう、売れたあとに発送方法を変更したいときは注意点を頭に入れてからにしましょう。
購入者に相談しておく
メルカリのルールの中にはこのような内容があります。

『発送方法を変更する前に、必ず購入者にご確認ください』とありますね。
メルカリですでに売れた商品の発送方法を変更するときは、必ず買った人に変更してもよいか確認をする必要があるのです。
出品者は「商品が無事に購入者のもとへ届けばいい」と思うかもしれませんが、受け取り側もそうとは限りません。
購入者には「匿名配送が希望」「荷物の追跡ができないと困る」などの条件があります。
発送方法によって匿名配送や荷物の追跡、補償などオプションが違うので、あらかじめ購入者に確認をしてから発送方法を変更しなければいけないのです。
発送方法を変更するときは、「ゆうゆうメルカリ便のほうがすぐに発送できそうなのですが、らくらくメルカリ便から変更してもよろしいでしょうか?」という感じで、商品を買ってくれた人に聞いてからにしましょう。
発送方法が未定だったときも購入者に事前連絡を
発送方法の変更に関するルールにはもう一つあります。

このように『出品者は発送方法が決まり次第、購入者にお伝えください。』と書いてありますね。
こちらも発送方法を変更するときと同じく、勝手に決めてしまうと購入者とのトラブルにつながることがあります。
トラブルが起こると悪い評価をつけられてしまい、これからの取引に影響を与える可能性も。
発送方法が『未定』の状態から変更するときも、必ず購入者に一言メッセージを送ってからにしましょう。
購入後の着払い変更はできない
メルカリは、トラブル防止のため商品購入後に「送料込み→着払い」「着払い→送料込み」の変更ができません。
商品が売れたあとに発送方法を変更したい場合は、次のやりとりが必要です。
- 購入者に発送方法を変更したい旨をメッセージする
- 相手の同意が得られれば、キャンセルする
- 変更後の発送方法でもう一度出品
ただし、この場合、商品を買ってくれた人が変更に同意しないケースも考えられます。着払いの設定・変更には注意が必要です。
メルカリ便以外で配送する場合は自分の住所を記載する
メルカリ便以外での配送方法を利用する場合、送り先の住所だけではなく、依頼主の住所として出品者本人の住所を明記する必要があります。
通常の配送方法は、メルカリ便とは異なり匿名ではありません。両方の住所の記載が必要ですが、自分の住所を記載することをためらう方もいるようです。
しかし、住所が記載されていないと発送中になにかしらのトラブルが起きた場合に返送不可となるなどして取引が上手くいかなくなる恐れがあります。メルカリの公式サイトでもトラブル回避の注意喚起がなされているので、正確に自分の住所の記載を行いましょう。
取引画面から購入者の住所が確認できますので、出品者は購入者へ直接商品を発送してください。
※購入者の住所は取引中のみご確認いただけます
万一、宛先不明で返送される場合に、自宅住所や氏名の記載がないとトラブルの原因となりますので、商品を発送する際は、出品者の住所もご記載いただくようお願いいたします。引用元:メルカリ|ヘルプセンター|商品の送り先/自宅住所の記載可否(最終閲覧日2024年12月17日)
無断で発送方法を変更しない
以下のような口コミがありました。
メルカリ
配送方法を無断で変更する出品者をどう思いますか?(特にメルカリ便同士の場合)
・匿名配送同士なら気にしない
・匿名配送同士であっても購入者に許可をとるべき
いろいろな意見が聞きたいです。引用元:Yahoo!知恵袋|メルカリ配送方法を無断で変更する出品者(最終閲覧日2024年12月17日)
購入者は商品と一緒に価格や配送方法までをチェックして購入する方もいます。配送方法を変更する際は、ひと言メッセージを送るなどして購入者に連絡しておく方が良いでしょう。
ゆうゆうメルカリ便の場合、コンビニ受け取りを希望する購入者もいて、急にらくらくメルカリ便に変更になると予定が崩れることもあります。購入者に迷惑をかけるかもしれないという意識を持ち、迷惑行為につながる恐れがあるためやめた方が無難です。
発送方法の変更をお願いする・断る際の例文
発送方法を変更する場合は、出品者の都合による部分が大きいため、丁寧に変更をお願いする、または失礼のないようにやんわりとお断りをするようなメッセージを心掛けましょう。各ケースごとに便利な例文を紹介します。
【購入者】出品者に変更をお願いする例文
購入者が出品者に発送方法の変更をお願いしたい場合には、出品者の発送作業に手間をかけることになるため、丁寧な文面を心掛けることが大切です。
発送方法の変更が必要な理由は正直に伝えましょう。また、発送方法を変えることで、出品者の送料負担が増えてしまう場合には、負担する意思があることを伝え、真摯な姿勢を見せることも大切です。
【購入者】出品者からお願いされた変更を断る例文
出品者が設定していた発送方法を変更したい場合もあります。この場合、あきらかに出品者都合の変更となるため、購入者は必ずしも出品者の希望を通す必要はありません。
もし、匿名配送を希望していたのに、普通郵便で送りたいといったメッセージが届いた場合には、以下のような例文を送り、出品者の返答を待ちましょう。
相手が取引キャンセルに応じない場合は、発送方法の変更が出品者理由であること、事務局へ連絡することなどを返信して対応しましょう。
【出品者】購入者に変更の許可をとる例文
出品者から購入者に発送方法の変更について許可を得たい場合は、すぐに変更したい旨を伝えるのではなく、「この度はご購入いただきありがとうございます。」などのお礼を伝える文面から始めて、理由を正直に伝える内容にしましょう。
- サイズの測定ミスによって発送方法を変更したい場合「申し訳ありませんが、当初予定していたサイズでの発送がむずかしいため、発送方法を変更させていただきたいのですがよろしいでしょうか。」
- メルカリ便から普通郵便に変更したい場合「申し訳ありませんが、予定していたメルカリ便では送料負担が大きいため、普通郵便に変更させていただきたいのですがよろしいでしょうか」
- 普通郵便からメルカリ便に変更したい場合「当初予定していた発送方法ではなく、より安全なメルカリ便での発送を提案させていただきたいのですがよろしいでしょうか。」
【出品者】購入者からお願いされた変更を断る例文
購入者から発送方法の変更をお願いされた場合、出品者は送料負担が増えて売上額が下がることも考えて、ケースバイケースで対応しましょう。断る場合は丁寧な文章とやわらかい印象を与える文章を心掛けることが大切です。
購入希望者の希望を通さないと購入してもらえないと思って、言われるままに発送方法を変更して損が出ては意味がありません。最初から発送方法の変更には対応していないことを伝えても良いでしょう。正直に理由を述べて納得してもらうことが大切です。
【出品者】未定の発送方法を購入者に相談する例文
発送方法を未定と選択していた場合は、商品の発送前に購入者に相談することをおすすめします。そのような場合には、自分の意向を伝えたうえで相手の考えを伺う姿勢を見せるようにしましょう。決定事項を伝えるだけの文言は避けたほうが無難です。
「この度はご購入いただきありがとうございます。価格を抑えて販売しておりますため、普通郵便での発送となりますがよろしいでしょうか。」
発送方法が変更できないときの対処法
発送方法が変更できない場合には、「一度取引をキャンセルして希望する発送方法に修正をしてから再出品」「あらかじめ登録していた発送方法で送る」の2つの選択肢があります。
あらかじめ登録していた発送方法で送る場合、取引は円滑に行えますが、送料が高くなる可能性があることがデメリットです。
一度取引をキャンセルし、再出品を行う場合には購入者の合意が必要であり、再出品の手間がかかってしまいますが希望する発送方法で送れます。
メルカリの発送方法についてよくある質問
メルカリの発送方法に関連して起こる問題やトラブルについてまとめました。以下で紹介する問題は、メルカリでよくあることでもあります。突然起こりうる問題に適切に対応する方法を解説するので、いざというときのために確認しておいてください。
発送方法を起因とする破損が見られた場合はどうする?
もし、発送方法が原因と見られる商品の破損があった場合は、受け取ったあとすぐに開封せずにまず写真に状態を残しておきましょう。その後、中身を確認し、破損状態が分かったら出品者へ連絡を行い、以下の3点と現状を伝えます。
- 梱包された商品が破損した状態であることが分かる画像情報
- 梱包された状態が分かる画像情報
- 中身の状態が分かる画像情報
メルカリ便の場合は補償対応となる場合もあり、メルカリ事務局への連絡が必要です。メルカリ事務局への問い合わせ方法は公式サイトに記載しています。
1.商品の破損状態や問題箇所がわかる画像の送付
2.商品実物の商品回収センターへの送付 (商品送り先は事務局からご案内します)
3.本人確認 (アプリでかんたん本人確認など) の実施引用元:メルカリ|ヘルプセンター|届いた商品が説明文と違う/壊れている(最終閲覧日2024年12月17日)
出品者から住所確認の連絡があった場合はどうする?
出品者から購入者へ住所の確認を行う連絡がある背景には、以下のような状況があります。
- 発送方法がメルカリ便からほかの方法へ変更されたため
- 購入者が登録した住所に誤りがあり確認のため
出品者が商品購入後に無断で発送方法を変更したり、購入者が匿名発送が希望で住所を出品者に教えたくなかったりする場合には、取引のキャンセルも可能です。
また、購入者が登録した住所に全角数字や記号が記載されていたり、間違えた住所が掲載されていたりする場合は、2次元コードの生成時にエラーが出ることがあります。一度自分の住所が正しいかどうか確認して、再度出品者に正確な住所を伝えましょう。
取引開始後、メルカリ便から他の配送方法へ変更した場合、匿名配送の性質上、出品者は購入者の住所を確認できません。
そのため、取引を継続する場合は、取引メッセージで購入者の配送先情報を出品者へお伝えください。引用元:メルカリ|ヘルプセンター|出品者から住所確認の連絡があった場合の対応方法(メルカリ便)(最終閲覧日2024年12月17日)
取引中に引っ越しなどで住所を変更した場合はどうする?
取引中に購入者の住所が変わった場合は、すみやかにメルカリアプリ内の個人情報設定画面で住所変更を行う必要があります。普通郵便や宅配便の取引なら、メッセージで新しい住所を伝えられますが、メルカリ便の場合はそうはいきません。
メルカリ便は住所が匿名なので、購入者の住所が間違っていても旧住所にそのまま届けられます。
発送前なら、購入者・出品者の取引画面から住所変更が可能ですが、発送後の場合は、取引画面上で対応ができないため、公式サイトにある各発送方法の対処法を参考にして対応しましょう。
メルカリの発送方法変更はなるべく避けよう
メルカリの発送方法は、出品後だけでなく商品が売れたあとでも変更できます。
ただし、変更すると販売利益や匿名配送などのオプションも変わることがあるので、前もってどこが変更になるのかを確認しておきましょう。
また、商品が売れたあとに発送方法を変更すると、購入者によっては変更を断られてしまう可能性があります。
スムーズに希望どおりの発送方法で商品を送るためにも、できれば商品が売れる前に発送方法を確定しておきましょう。
また、不要になったアイテムを売りたい場合は、買取業者に依頼するのもオススメです。複数の買取業者に一括で査定依頼ができる『ウリドキ』なら、高価買取が期待できます。
最短60秒で査定診断がスタートできるので、できるだけ高く売りたい方は調べてみてくださいね。