- メルカリ購入品が偽物だった場合の対応を知りたい
- メルカリで偽物を見つけた際の対処法を知りたい
- メルカリで偽物を購入しないための対策を知りたい
本記事では、メルカリで購入した商品が偽物だった場合の対処法や、偽物を購入しないための対策、返品方法についてまとめました。
メルカリでは、偽物や不正入手した商品の出品を禁止している一方で、偽物が出品されるケースも見られます。購入者が取引完了後に偽物だと気づいた場合は、補償されないこともあるので注意が必要です。
メルカリを安全に利用するために、購入品が偽物だった場合の対処方法をしっかりと押さえておきましょう。
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メルカリ購入品が偽物だった場合の対処法
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メルカリでは偽物の出品を禁止しており、不正な出品への対策を講じています。しかし、個人間売買が中心となるサービスの性質上、すべての不正出品を防ぐことはむずかしいです。実際に「購入してみたら偽物だった」というユーザーもいます。
万が一購入した商品が偽物だとわかった場合は、迅速かつ適切に対処しましょう。具体的な対処法や返品手続きの方法について、事前に把握しておくことが大切です。
1.受取評価をしない
メルカリでは、購入した商品を受け取ったあとに、商品や取引への評価が要求されます。
利用者のマナーとして受取評価を行うことは大切です。しかし、購入品が偽物だった場合に評価を行うと商品取引が完了したとみなされ、返品の手続きを受け付けてもらえない可能性があります。
泣き寝入りを防ぐために、商品が偽物だと疑われる段階での受取評価はやめておきましょう。
2.届いたものをすべて保管しておく
返品時はメルカリ購入品を送り返す必要があり、商品は偽物であることを証明する重要な証拠でもあります。
購入した商品に偽物の疑いがある場合は、商品をそのまま保管しておいてください。送り状やパッケージ、付属品などの小物も、すべて一緒にまとめておくことを心がけましょう。
3.出品者に問い合わせる
まずは出品者に取引メッセージを送り、直接のやり取りを試みましょう。商品が偽物だと判断した理由と、返品や交換といった具体的な要求を出品者に伝え、話し合うことが大切です。
返品について出品者の同意を得られたら、手続きを進められます。返品の注意点や進め方にならって、実際に手続きを試みてください。
返品手続きの注意点
メルカリで返品手続きを行う際に注意すべきことは、以下のとおりです。
- 取引キャンセルは商品が手元に届いてから行う
- 返品時はメルカリ便を利用できない
- 送料負担者や返送方法は出品者と購入者で決める必要がある
- 出品者の同意なしに返品してはならない
注意点を把握したうえで、返品手続きを進めましょう。
返品手続きの進め方
メルカリの取引メッセージで出品者から返品に関して同意を得られた場合は、次の手順で手続きを進めてください。
- 商品を返送する
- 出品者は返送された商品を受取後、キャンセル申請を行う
- 購入者は出品者からのキャンセル申請に同意する
- 申請を受け、メルカリ事務局がキャンセル対応を進める
- 取引のキャンセル後、商品取引の代金が購入者に戻る
キャンセル成立時は、メルカリ便の送料と販売手数料は発生しません。
出品者から返品不要と言われた場合は、同意を確認してからキャンセル申請を行いましょう。
4.メルカリ事務局に相談する
メルカリは個人間の売買取引ですが、取引内容によっては購入者をサポートしたり、救済措置を講じたりしてくれる場合があります。
メルカリ事務局に連絡すべきタイミングは、出品者から返品の同意を得られない場合だけではありません。どのようなケースでメルカリに連絡すべきか確認しましょう。
ケース1:出品者から返品の同意を得られた
出品者から同意を得て返品手続きを完了したら、問い合わせフォームから、メルカリ事務局へ経緯を説明してください。メルカリ事務局側で、出品者の処分を決めてくれる可能性があります。
一度偽物を出品した人は、今後も同じように販売しつづける可能性が高いです。ほかの利用者が被害にあわないよう、不正な出品の報告は怠らないことを心がけましょう。
ケース2:そのほか
以下のようなケースでは、問い合わせフォームからメルカリ事務局に相談しましょう。
- 出品者に返品を要求しても24時間以内に音沙汰がない
- 取引完了後に返品の合意を得た
- 購入した商品が手元にない
- 取引メッセージが機能しない
メルカリ事務局が不正な出品だと判断すれば、取引キャンセルの措置や商品代金相当額の補償を行ってもらえることがあります。
メルカリ出品物に偽物の疑いがある際の対処
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メルカリで偽物が疑われる商品を見つけたら、トラブルを避けるために手を出さないことが得策です。
メルカリでは、偽物や、正規品という確証が持てない商品の出品を禁止しています。偽物と疑われる商品を見つけた場合は、ためらうことなく違反を報告してください。
メルカリ事務局では偽物を出品した利用者を対象に、商品の削除や利用制限といった措置を行っているため、報告を受けて適切に対処してくれるでしょう。
違反の可能性がある出品物
シリアルナンバーの写真掲載がない商品や、購入経路が不明確な商品は、メルカリ事務局から違反と判断される可能性があります。
偽ブランド品・模倣品・レプリカや、正規品の確証がない商品だとメルカリ事務局が判断したり、権利者から削除依頼があったりした場合も、削除される商品の対象です。
違反報告の手順
メルカリで偽物が疑われる商品を見つけた際は、以下の手順で違反報告を行ってください。
- 報告したい商品を選択して「…」をクリックする
- 「この商品を事務局に報告する」の項目をタップする
- 当てはまる報告理由を選択し、「事務局に報告する」をタップする
「商品の報告を受け付けました」と表示されたら、完了です。
メルカリ|偽物を買わないための方法
メルカリで偽物を購入しないように、利用者も十分に気をつけなければなりません。メルカリを使い始めたばかりだと判断がむずかしいかもしれませんが、いくつか押さえておくべきポイントがわかれば、購入前に偽物だと気づけます。
出品者情報をチェックする
出品者が安全な人物であるかどうかは、取引評価・実績やプロフィール欄などから判別可能です。たとえば、同じ商品を何度も大量に出品している人は、転売や偽物の販売をしている可能性があります。
取引評価も重要な判断ポイントです。悪い評価を書かれている人との取引は、トラブルのリスクがあるため、避けることがベターでしょう。
商品の写真をチェックする
商品の写真も重要な注目ポイントです。ピントが合っていなかったり、ロゴマークが隠れていたり、写真が少ない場合など、出品情報の全容がわかりにくい写真を載せている場合は要注意になります。
また、通常ブランド品などの出品する際、信用情報としてタグやシリアルナンバーなどの写真をとっておく人が大半です。タグやシリアルナンバーの画像がなければ、偽物の商品である可能性を疑いましょう。
商品情報を細かくチェックする
メルカリのサイトやアプリ上に記載されている商品情報から、偽物とわかる場合もあります。たとえば、正規品の価格や中古の相場と比べて明らかに安すぎる商品は、偽物である可能性が高いです。
メルカリでは、外国人が偽物を販売するケースも増えています。商品説明が極端に少ない場合は、日本語が堪能ではない外国人が出品している可能性もあるので、注意してください。
不安な点は購入前に出品者へ確認する
正規品と偽物を見分けることは簡単ではありません。特にメルカリのようにネット上で売買取引を行うサービスは、商品が到着するまで偽物だと気づけないケースが大半です。
商品情報や写真を見て少しでも不安材料がある場合は、躊躇せずに出品者に問い合わせましょう。具体的な返答がない場合は、偽物の可能性があると考えてください。
メルカリ|偽物だった場合のよくある質問
メルカリで購入した商品が偽物だった場合、気になることはその後の対応でしょう。
本物であるかのように偽物を出品することは犯罪です。警察沙汰になる可能性があることは覚えておきましょう。
受取評価後に偽物と気づいたらどうすべき?
メルカリで受取評価を終えてしまうと、売買取引が完了したとみなされて返品対応がむずかしくなります。取引完了後に偽物と気づいた場合は、対応してもらえない可能性もありますが、泣き寝入りせず、メルカリ事務局に問い合わせてみることがおすすめです。
ブランド品が偽物だと証明する方法は?
素人がブランド品の真贋を判断することは非常にむずかしいです。購入品を偽物だと証明するにはプロの力を頼りましょう。ブランド品の正規店や、買取店・質屋・専門の鑑定機関に持ち込んで判断してもらうことがおすすめです。
ブランドの正規店に持ち込む場合は、鑑定ではなく修理依頼目的で訪ねましょう。
また、鑑定機関が正しい判断を下すとは限りません。複数の買取店や専門店を回って意見を聞くことを推奨します。
偽物だった場合は警察に通報すべき?
メルカリで偽物を販売することは犯罪です。購入商品が偽物であるとわかったら、最寄りの警察署の窓口に相談してみてください。
警察に通報する場合は、いくつかの事前準備が必要です。偽物が出品されたメルカリページや出品者情報、振込先の口座情報など、証拠になりそうなものは警察に持っていきましょう。
ただし、相手が偽物と知らずに売ってしまった可能性も否定できないので、詐欺を立証することがむずかしい点は覚えておいてください。
メルカリ購入品が偽物だった場合はすぐに対処しよう
メルカリは個人で手軽に売り買いができる反面、信用性の判断が非常にむずかしいことが悩みどころです。少しでも偽物や不正出品を疑ったら、購入は控えましょう。転売や詐欺といった犯罪行為に巻き込まれる恐れがあります。
メルカリ事務局は偽物の出品を厳しく取り締まっていますが、受取評価・取引完了後に偽物だとわかっても、対応してもらえないケースもあることが現状です。
泣き寝入りしないように、怪しい出品の見分け方や、購入品が偽物だったときの対処法を必ず押さえておきましょう。