八海山とは？
八海山は新潟県南魚沼市にある八海醸造株式会社の代表銘柄です。創業は大正11年と歴史が長く、従業員数は商品の卸を担当する会社を合わせれば150人を数えます。新潟を代表する会社です。
魚沼といえば魚沼産コシヒカリで有名ですが、八海山はそのコシヒカリを贅沢に使用した商品で、純米大吟醸や特別本醸造など多数の商品が並んでいます。梅酒やビール、甘酒といった商品を取り扱っていることも特徴です。その種類はなんと14種類で、お酒に関するものであれば、様々な商品があるので、好きな人にはたまらないブランドといえます。
八海山は最高級品と言われますが、特に有名なのが大吟醸です。平成29年には大会でグランプリも獲得しました。例年、冬に職人たちによってじっくりと仕込まれます。飲み口は熟成された柔らかな口当たりが特徴です。大吟醸は数量限定で販売されますが、人気が高いため、毎年売り切れが続出する商品でもあります。もうひとつの代表銘柄である純米大吟醸「金剛心」は夏と冬に仕込まれる、こちらもプレミア価値の高い商品です。金剛心は2年の時間をかけてじっくりと熟成された商品となっており、この商品もよく売切れになることがあり、買取市場でも人気となります。
買取価格
日本屈指の高級日本酒ブランドである八海山は、やはりそれなりの価格がします。人気銘柄の大吟醸は720mlで定価が4,580円、1800mlで9,420円です。プレミア価値の高い純米大吟醸「金剛心」は800mlで定価11800円です。金剛心は夏季のものと冬季に販売されるものがありますが、定価は同じ11,800円です。通販サイトでもシーズンを逃してしまえば、なかなか見る機会が少なくなる商品で、定価よりも高い値段で販売されていることもよく見ます。それでは八海山の買取相場を見ていきましょう。
八海山は買取ショップやオークションで活発に取引されているお酒です。普及品である普通酒や吟醸は比較的安価で、500円からということも少なくありません。大吟醸になると2,000円を超えてきます。純米大吟醸「金剛心」は6,000円から7,000円の値が付くこともあります。
実は金剛心は箱やビンのコレクターがいることで有名です。オークションサイトなどでは外箱や内箱、付属品などすべて揃っていれば中身が空でも1,000円前後で取引されることがあるといいます。そのため仮に飲み終わった商品であっても、捨てる前に買取店に相談してみるといいでしょう。
おすすめの買取店3選
八海山を売るときは主に二つの方法があります。買取店を利用するものとオークションを利用するものです。どちらにもメリット・デメリットがありますが、店舗の場合はプロの鑑定士や経験のあるスタッフが査定するので相場に合った評価額になる、という点が利点になるでしょう。
出品するときの手間暇を考えても、面倒な手続きや買い手を見つける作業はすべてショップが引き受けてくれます。お酒の専門知識がない人や初心者の人は店舗を利用すると良いでしょう。
ここでは買取店を利用するときにおすすめしたい三つの店舗を紹介します。
レッドバッカス
買取店紹介
まずは高価買取に定評がある「レッドバッカス」です。
ここはワインやウイスキー、日本酒といったあらゆるお酒の買い取り専門店で、多数の実績があります。
お店によってはラベルがボロボロだったり、状態がよくないと拒否されることもありますが、レッドバッカスならできるだけ買い取ってくれます。相談から見積もり、査定、そしてキャンセル料や手数料は一切無料という点も特徴です。
買取方法には宅配や出張、店頭などが選べ、他のお店では珍しいオークション代行出品という制度もあります。このように高く売るために様々なサービスや制度が整っているため、高額査定を目指すならチェックしておきたいサイトといえます。
店舗情報
- 店舗：松戸買取センター（千葉県）
- 住所：〒271-0091 千葉県松戸市本町17-23 太陽歯科ビル3F
お酒買取 とまと
買取店紹介
次に紹介するのが、こちらも専門店の「お酒買取 とまと」です。
宅配や出張、持ち込みの3通りの方法が選べて、査定のときは携帯メールやFAXでも可能です。
取扱っている商品は、ブランデーやウイスキー、シャンパンや日本酒など、お酒に関するものであればほとんどの範囲をカバーしています。贈答品やギフトに関しても扱っているので、八海山をプレゼントされて飲む予定がないなら持ち込んでみてもいいでしょう。
同店は現在、八海山の買い取り強化中でもあり、純米吟醸や金剛心といった商品の需要は高まっています。未開封品であれば、箱がなくても大丈夫です。
店舗情報
- 店舗：リサイクルショップとまと
- 住所：〒165-0031 東京都中野区上鷺宮5-10-1 Rビル
ジョイラボ
買取店紹介
三つ目は「ジョイラボ」です。
ここは全国に実店舗を多数経営しているので、店頭持ち込みを検討しているならチェックしておきたいお店です。もちろん宅配や出張買取にも対応しています。店頭買取の場合は売買が成立したら、その場で現金化されるのですぐにお金に替えたい人にはおすすめの方法といえます。
高額査定に関しても取り組んでおり、他社の査定がジョイラボの査定額よりも高かった場合は、もう一度査定をやり直してくれるので、気軽に相談してみましょう。
店舗情報
- 店舗：ジョイラボ 渋谷店
- 住所：〒150-0011 東京都渋谷区東2-17-12 パーシモンチバ1階
売る際の注意点
おすすめの買取店を紹介しましたが、ここで注意したいことがいくつかあります。
複数社で見積もりを出す
まずは一つの店舗に限定しないことです。査定額は店舗によって違いがあります。あるところで3,000円と評価されたものが、別のところでは4,000円や5.000円と評価されることがあります。これは買取店のカバーしている得意分野や在庫の有無、買取実績の違いなどによって生じるものです。そのため八海山を売りに出すときは複数の業者から査定額を出してもらって、そこから一番高い値段を付けたところを検討するようにしてください。
綺麗にしておく
八海山を高く売るには、ボトルや箱を簡単に掃除しておくという方法もあります。家に置いていると埃や汚れが付きますが、そのままの状態で持ち込むのはよくありません。鑑定士の印象が悪くなるからです。簡単でいいのできれいにしておくと評価額のアップに繋がることがあります。
査定に出すなら早めに
早めに査定に出す、ということも大切です。日本酒は賞味期限があり、長い間保管しておくと価値が上がるわけではありません。賞味期限切れのものや期限が間近に迫っている商品は買取店によっては拒否される場合があります。八海山の場合は公式ホームページによれば製造から約1年が目安だそうです。保存に関しては日本酒は光や湿度に弱いので、日光の当たらない冷暗所に保存することをおすすめします。
他に売るものがあるなら一緒に査定に出す
出品するときは1本だけで出すのではなく、複数まとめて出すようにしてください。単体で出すのは複数よりも査定額が低くなることがあるからです。これは人件費や送料などが関係しています。もし八海山の他にも今後飲むことのない商品があれば一緒に買い取りに出しましょう。
査定が終わって商品の引き取りも終わるといよいよ換金となりますが、店頭の場合はその場で現金化することができ、宅配や出張だと銀行振り込みになることが一般的です。また、お店によっては振り込みのみの場合もあります。買取方法を選ぶときは、こうした換金方法の違いについても知っておくといいでしょう。
まとめ
八海山は日本を代表するお酒であり、国内外にファンが多数います。そのため最近の買取店は海外にも販売ルートを広げており、買取市場はいつも賑わっている状態です。活発に取引が行われているため、八海山を売りたい場合は高額査定も期待できるでしょう。買取サイトは多数ありますが、今回紹介した3店舗や売り方の注意点などを参考にして、ぜひ買取にチャレンジしてみてください。多くの買取サイトは無料査定を行っているため、まずは相談から始めてみましょう。
