- お酒の種類が知りたい
- 種類別の高いお酒が知りたい
- 高額査定が期待できるお酒が知りたい
世界中の高いお酒をご紹介。
ワイン・ビール・ウイスキー・日本酒など、世界中にはさまざまなお酒が溢れています。また、その金額も低いものから高いものまであり、高いものでは億を超えるものもあるくらいです。
世界中にあふれているお酒のなかでも、特に高いお酒にはどのようなものがあるのでしょうか。
本記事では、種類別に高い金額がついているお酒を紹介します。また、現在の価格は高くなくても将来的に価格高騰が期待できるお酒も解説するので、参考にしてください。
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種類別!世界一高いお酒
お酒には、ワインやシャンパン、ウイスキーなどの種類があります。
種類別に世界一高いといわれるお酒があり、どれも高額で、高額なことにはそれぞれの理由があるのです。それでは、世界一高いお酒を種類別に見ていきましょう。
- 世界一高い「ワイン」
- 世界一高い「シャンパン」
- 世界一高い「ウイスキー」
- 世界一高い「ブランデー」
- 世界一高い「ビール」
- 世界一高い「日本酒」
- 世界一高い「焼酎」
世界一高い「ワイン」
世界一高いワインは、1945年のロマネ・コンティです。
ロマネ・コンティとは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社が単独所有しているブドウ畑のことを指します。そこでとれたブドウからワインが作られることから、ロマネ・コンティという名前が付いているのです。
どの年代のロマネ・コンティも高価ですが、中でも価格が高いのは1945年のロマネ・コンティとなっています。
その年はブドウの出来がよかっただけでなく、非常に生産量が少なかったため、希少価値が非常に高いです。その価格は1億円を超えるとされており、想像もできないような価値が付けられています。
世界一高い「シャンパン」
世界一高いシャンパンは、グー・ド・ディアモン(GOUTE DE DIAMANTS)です。
グー・ド・ディアモン(GOUTE DE DIAMANTS)は、ピノ・ノワールやピノ・ムニエなどの品種をブレンドしてつくられたシャンパンです。
価格は約2億3,000万円ほどといわれており、ロマネ・コンティの価値を超えています。素の理由は、シャンパンボトルに施された装飾です。
18Kのホワイトゴールドを使用したラベル、19カラットのダイヤモンドなどが使用された、ゴージャスで高級なデザインを施しています。
世界一高い「ウイスキー」
世界一高いウイスキーは、The Macallan 64 Year Old in Lalique: Cire Perdueです。
The Macallan 64 Year Old in Lalique: Cire Perdueは、ギネスにも登録されている最も高価なウイスキーです。64年熟成したマッカランがクリスタルグラスのデキャンタに入っています。
熟成年数が非常に長い希少なお酒であるために、希少価値が高いです。1本46万ドルといわれており、オークションではさらに高い価格で落札されたこともあります。
世界一高い「ブランデー」
世界一高いブランデーは、Henri IV Dudognon Heritage Cognac Grande Champagneです。
Henri IV Dudognon Heritage Cognac Grande Champagneは、100年以上熟成された原酒が詰められています。お酒そのものの価値はもちろん、ボトルの装飾が高額になっている理由です。
24金のイエローゴールドやスターリングプラチナ、ブリリアントカットダイヤモンドなどがボトルにあしらわれており、ボトルだけでも圧倒的な価値を持っています。
価格は200万ドルといわれ、途方もない価格が付いているのです。
世界一高い「ビール」
世界一高いビールは、ネイル・ブリューイングの「アンタークティック・ネイル・エール」です。
世界で一番高いビール
ネイル・ブリューイングの
「アンタークティック・ネイル・エール」(約64,000〜14500円)このビールは、南極の氷山から氷を回収し、溶かした水を使用して醸造されたビールで、世界限定30本という希少価値もあって、ここまでの高値がつけられたらしい。 pic.twitter.com/KZrTQdwEpX
— Tippler Diary (@TipplersDiary) June 20, 2017
ネイル・ブリューイングは、オーストラリアの生産者です。「アンタークティック・ネイル・エール」は最高額で145,000円の価値が付いたことがあります。
価格が高い理由は、生産数が圧倒的に少ないことです。南極の氷山を溶かした水を使うという性質から大量生産が難しく、世界30本限定で作られています。
世界一高い「日本酒」
世界一高い日本酒は、「夢雀」です。
「夢雀」は、山口で生産されている日本酒です。女性起業家が生産していることで話題になり、ドバイや香港のラグジュアリーホテルなどでも販売されています。
世界的に話題の1本となっており、現在でも1本60万円ともいわれている日本酒です。
世界一高い「焼酎」
世界一高い焼酎は、森伊蔵です。
森伊蔵は、かめつぼ仕込みという伝統的な製法で作られた焼酎です。
生産数を増やさずに味わいと品質を守るという方針によって、「伝説の焼酎」と称されることとなりました。
流通量が非常に少ないのでプレミア酒となり、オークションや買取店などで高価で取引されているのです。
高くなりやすいお酒は「ウイスキー」
ワインやシャンパンなど種類別に高いお酒をご紹介しましたが、中でも高額になりやすいのはウイスキーです。
なぜウイスキーが高くなりやすいのか、3つの理由を詳しく見ていきましょう。
- 寝かせる期間が必要
- 原酒不足で高騰中
- 比較的中身が劣化しづらい
寝かせる期間が必要
ウイスキーは、長期間寝かせて熟成させる必要があります。
簡単に量産できないお酒であるため、市場に出回る数が少なくなり、需要の高いウイスキーは価値が高まるのです。
原酒不足で高騰中
寝かせる期間が必要と説明したように、原酒をつくるためには長い年月がかかります。原酒不足が起きている銘柄が多く、中には販売休止する銘柄も出てきているほどです。
生産量が限られたり、数量限定販売になったり、販売がストップしたりすると、手に入りにくくなる分価値も吊り上がっていきます。
比較的中身が劣化しづらい
ウイスキーは何十年も熟成する銘柄があるように、長期間保管していても劣化しにくいのが特徴です。外部から別のものを中に入れたりしない限りは、劣化の可能性は低く、賞味期限もありません。
ワインや日本酒など他のお酒は劣化する可能性があり、価値が下がる要因になります。その点、ウイスキーは状態を維持できるので、価値も高いまま保たれやすいです。
高い酒の種類を知ってさらにお酒を楽しもう
お酒にはワイン・ウイスキー・シャンパン・ビール・日本酒など、さまざまな種類があります。また、それぞれの種類によって高いお酒がありますが、なかでも高額なお酒はワイン・シャンパンです。
生産量が少なかったり、ボトルに特別な装飾が施されていたりすると、お酒の価格は高騰します。お酒そのものも重要ですが、高額の条件はそれだけではないということです。
今後も気候・デザイン性などによっては、さらに高いお酒が出てくるかもしれません。相場もあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:Wine Report,GDD CHAPUY,日刊SPA!,夢雀,森伊蔵酒造