- 値引き交渉をするときは、出品者に具体的な金額を提示しながら謙虚に値引き交渉を行うとよい
- 交渉する前に出品者のプロフィールから値引き交渉を受け付けているかを必ず確認する
- 出品者の場合は想定内の金額なら応じ、想定外ならば金額を提示して断る対応も可能
- 値下げに応じる気が無いなら商品説明に「値下げ不可」を記載すれば、交渉頻度を抑えてトラブルを防げる
メルカリ利用時における値下げ交渉の仕方を、例文を交えて紹介します。
さまざまなジャンルのアイテムを気軽に購入・出品できるメルカリですが、なかには「金額が高い」と感じることもあるでしょう。その場合に有効な方法が値下げ交渉です。
しかし、値下げ交渉は金銭というデリケートな部分に触れるため、方法を誤るとトラブルに発展する可能性もあります。交渉する際は慎重に行ったほうがよいでしょう。
本記事では値下げ交渉する際の注意点も紹介します。メルカリをよく利用する方や値引き交渉をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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- 1 メルカリの値引き交渉のやり方|購入者と出品者が直接コメントで取引する
- 2 メルカリの値下げ交渉は商品が売れるチャンス!基本的に応じるのが吉
- 3 【購入者】メルカリでの値引き交渉がうまい人が気をつけていること
- 4 【購入者】値引き交渉をしたい時のコメント例
- 5 【購入者】値引き交渉した後のコメント例
- 6 【出品者】値下げ交渉に対応する場合(OKの場合)の返し方
- 7 【出品者】値下げ交渉に対応しない場合(NGの場合)の断り方
- 8 【出品者】値下げ交渉を保留したい場合の返し方
- 9 【出品者】メルカリで値引き交渉を受ける際のポイント
- 10 【出品者】メルカリで値下げ交渉されたらいくら下げるべき?
- 11 【出品者】メルカリで商品の金額を下げる方法
- 12 メルカリの値下げ交渉に関するQ&A
- 13 メルカリの値下げ交渉は無理なく検討しよう
メルカリの値引き交渉のやり方|購入者と出品者が直接コメントで取引する
メルカリでの値引き交渉は、一般的にメルカリに設けられているコメント機能を用います。購入者が出品者に向けてコメント機能を使用してメッセージを送信したら、あとは返事を待ちましょう。
ただし、メルカリでは値引き交渉をルールの一部としていないため、交渉に応じるかどうかは出品者の自由です。仮に出品者が値引き交渉に応じなかったとしてもペナルティはありません。
すべての出品者が値引き交渉に応じてくれるわけではない点に注意してください。
メルカリの値下げ交渉は商品が売れるチャンス!基本的に応じるのが吉
メルカリでの値下げ交渉は、商品が売れる確率を高める絶好の機会です。
値下げに応じることで購入者の購入意欲が刺激され、取引が成立しやすくなります。
最初に希望価格よりも少し高めに設定しておけば、交渉が来ても余裕をもって対応でき、販売チャンスを最大化できます。
一方、商品が人気で売れる見込みが高い場合や、既に出品価格がギリギリである場合には、無理に値下げに応じない選択も重要です。
また、購入者が具体的な値下げ幅を提示していない場合には、こちらから適切な金額を示すとスムーズに交渉が進みます。
状況を見極め、売りやすさと利益を両立できるように交渉しましょう。
【購入者】メルカリでの値引き交渉がうまい人が気をつけていること
値引き交渉は金銭というデリケートな部分に触れるため、行う場合はいくつかの注意が必要です。主な注意点は以下のようなものがあげられるでしょう。
- 出品者プロフィールの確認
- 謙虚な気持ち
- 具体的な金額の提示
上記それぞれの注意点について解説するので、円滑な交渉を行う際の参考にしてください。
出品者のプロフィールを確認しておく
出品者のなかには、値引き交渉自体を受け付けていない人も存在します。そのような人に値引き交渉してしまうとトラブルの原因になるため、注意が必要です。
基本的に値引き交渉不可としている出品者は、プロフィール欄にその旨を明記しています。確認せずに交渉してしまうと、出品者にブロックされるかもしれません。交渉のメッセージを送る前に、出品者のプロフィール欄を確認しましょう。
メルカリ内での価格の相場を調べる
目標の商品がメルカリ内で、どれくらいで取引されているか相場を把握するのが大切です。
具体的な方法はメルカリの検索機能を使って目当ての商品を探し、絞り込み機能で「売り切れ」のみに絞ります。
実際に売れた商品の価格が一覧で確認でき、その商品のメルカリ内での相場がわかります。
相場を把握すれば値引き交渉時に現実的な金額を提示しやすくなり、交渉がスムーズに進みやすくなります。
相場とかけ離れた価格を提案しなければ出品者からも好意的に対応してもらえる可能性が高まるため、事前に相場を確認しておきましょう。
値引き交渉の限度を考慮して提案する
メルカリでの値引き交渉が上手な購入者は、提案する値引き額を慎重に決定します。
「だいたい何割までなら値引きが可能か」を相場から考えて提案します。
一般的には1~2割の範囲で値引きを提案すると受け入れられやすいです。
これ以上の値引きになると出品者に負担が大きくなるため、交渉が成立しにくくなります。
他の出品者の同じ商品が既に売り切れている場合、過去の交渉履歴を参考にすると現実的な範囲の提案になりやすくなるので参考にしましょう。
突飛な価格での交渉は信頼感を損ない、スムーズな取引の妨げとなるので避けてください。
謙虚な気持ちでお願いする
値引き交渉とは、本来出品者が設定している価格よりも安い金額で売ってほしいというお願いです。購入者側はお願いする立場であることを忘れず、謙虚な気持ちで行いましょう。
たとえば以下のような点に注意するとよいかもしれません。
- 丁寧な言葉を使用する
- 「もしよろしければ」などの文言を用いる
低姿勢で値引き交渉すれば、出品者も購入者の事情や気持ちをくんで応じてくれる可能性が高まるでしょう。
具体的な金額を提示する
値引き交渉の際は、スピーディさも重要です。交渉が長引くと出品者も嫌気が差してしまい、最終的には交渉を断る可能性が高まります。
交渉の際は余計なやり取りの時間を削減するために、具体的な金額を提示しましょう。いきなり金額を提示することに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし「〇〇円にお値引きして頂きたいのですが、いかがでしょうか」などのように丁寧語を用いて交渉すれば、応じてもらえるかもしれません。
【購入者】値引き交渉をしたい時のコメント例
値引き交渉はさまざまな観点からデリケートなものであり、文言などを誤るとトラブルの原因になります。そのため、送信するメッセージの内容には注意したほうがよいでしょう。
ここでは2パターンの交渉ケースに合わせた例文を紹介します。値引き交渉する際の参考にしてください。
交渉ケース | 例文 |
---|---|
商品そのものの値引き | はじめまして。〇〇(ユーザー名)と申します。▲▲(出品者のユーザー名)様が出品されているこちらの商品を購入したいと考えているのですが、★★円にお値引きして頂くことは可能でしょうか?ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願い致します |
まとめ買いによる値引き | はじめまして。〇〇(ユーザー名)と申します。今回▲▲(出品者のユーザー名)様の■■と■■(商品名)の購入を検討しております。まとめて購入させて頂いた際、金額を総額で★★円にしていただくことは可能でしょうか?ご検討のほど、よろしくお願い致します。 |
なお、出品者は時間を割いてコメントを読み、検討したうえで返信してくれています。値引き交渉に応じてもらえた場合はもちろん、応じてもらえなかった場合もお礼のメッセージを送りましょう。
また値引き交渉に応じてもらえた場合は、可能な限り迅速でスムーズな取引を心がけてください。
関連記事:【コピペOK】メルカリのメッセージ例文|初めてでも安心
【購入者】値引き交渉した後のコメント例
値引き交渉に対して返信がもらえたら、必ず返信をしましょう。
断られたとしても、丁寧に対応し、トラブルを起こさないようにしてください。
ここでは値引き交渉に「応じてもらえた場合」と「断られた場合」の2パターンに合わせた例文を紹介します。返信する際の参考にしてください。
交渉ケース | 例文 |
---|---|
応じてもらえた場合 | ありがとうございます!ご対応いただき感謝いたします。すぐに購入手続きを進めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 |
断られた場合 | ご連絡ありがとうございます。ご提案いただいた金額で承知いたしました。引き続き検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。 |
出品者が値引き交渉に応じてくれた場合は、感謝の気持ちを伝えると同時に、迅速に購入手続きを進める姿勢を示しましょう。
丁寧な対応を心掛けることで、出品者からの信頼を得ることができ、今後の取引でも良い印象を残せます。
値引き交渉が断られた場合も、礼儀を忘れず丁寧な対応が大切です。
「引き続き検討します」と伝えることで、購入意思を残しつつも、無理に交渉を押し付けず、スムーズなやり取りが可能になります。
【出品者】値下げ交渉に対応する場合(OKの場合)の返し方
こちらでは、まず出品者向けに値下げの依頼がきた場合の例文を紹介します。
想定内の金額だった場合
まず、値下げ交渉された金額がこちらの想定内だった場合ですが、この場合は単純に値下げに対応してあげましょう。
値下げが可能だということを伝えて、その後の対応方法を伝えるとスムーズに取引が進みます。
値下げをする際は「〇〇様専用」と文言を設定して値下げ対応をするのがおすすめです。値下げをした商品を他の人が先に購入してしまうというトラブルを防ぐことができます。
返答の例文
想定内の金額だった場合の返答例はこちらです。
関連記事:メルカリで出品されている専用ページとは?トラブルに要注意!
想定外の金額だった場合
次に値下げ交渉された金額がこちらの想定を超える額だった場合についてですが、無理に対応する必要はありません。
いくらまでの値下げが可能なのかを伝えることで、その金額に納得してもらえる場合もあります。値下げができる金額を自分の中で設定して、その金額を超さないように注意しましょう。
返答の例文
想定外の金額だった場合の返答例はこちらです。
具体的な金額提示がない場合
「値下げは可能ですか?」のように相手から具体的な金額提示がない場合は、こちらから値下げ可能な範囲の金額を伝えるとスムーズに取引が進みます。「いくらの値下げが希望ですか?」のように、質問に質問で返す方法はおすすめしません。
やりとりの回数が増え、想像以上の値引きを求められるケースがあるためです。また、商品を投稿したばかりですぐに値下げしたくない場合や、値下げしてまでは売りたくないといった場合は、値下げに対応できないことを丁寧に伝えてください。
返答の例文
相手から具体的な金額提示がない場合の返答例はこちらです。
【出品者】値下げ交渉に対応しない場合(NGの場合)の断り方
値下げ交渉に対応しない場合も、返信をした方が良い場合が多いです。
相手にとって断られる前提の提示金額であることも多く、そこから交渉を始めれば希望の金額まで上げてもらえる可能性も十分にあります。
ここでは、値下げに応じない場合の例文をご紹介します。
金額にかかわらず断る場合
出品者側で金額にかかわらず断る場合は、コメントの仕方に注意が必要です。丁寧に返信すれば、値下げをしなくても購入してくれるかもしれません。
値下げ交渉に応じることは、絶対のルールではありません。しかし、大切な販売チャンスを失わないようにするためにも、断る際の文言には細心の注意を払いましょう。
返答の例文
今回ご連絡頂きました値引きですが、当方としましてもぎりぎりの値段を設定しており、これ以上のお値引きは出来かねます。
誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけますようお願い致します。
提示金額を断る場合
値下げ交渉の際、金額によっては応じられることもあるかもしれません。その場合は提示額での値下げは断り、代わりにいくらなら値引きができる旨のメッセージを送るとよいでしょう。
その際、提示した金額以上の値引きができないこともはっきり明記してください。
返答の例文
ご提案を頂きました◇◇(購入者が提示した金額)円でのお値引きには対応致しかねます。
ただし★★(提案する金額)円なら、お値引きが可能です。これ以上のお値引きは困難ですので、ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。
【出品者】値下げ交渉を保留したい場合の返し方
値引き交渉の連絡がくると「値下げをする・しないをすぐに決めなければいけない」と焦ってしまう人が多いでしょう。
しかし、売れ行きを見てから判断したい場合は、一旦保留にするという方法も選択できます。その際は、以下のように対応しましょう。
こちらの商品ですが、現状でのお値引きはまだ考えておりません。今後お値引きの可能性もありますので、その際にはまたご検討いただけますと幸いです。
値引きをしなくても売れる見込みがある商品などは、そのまま様子見も有効なやりかたです。
【出品者】メルカリで値引き交渉を受ける際のポイント
値引き交渉を受ける際の5つのポイントをご紹介します。
購入者への対応には細心の注意を払って丁寧な言葉遣いを心がける
メルカリで値引き交渉を受ける際、出品者は購入者に対して丁寧な対応と言葉遣いが重要です。
コメント欄のやり取りは他のユーザーにも見えますし、「いいね」を押した全員にコメント通知が届く仕組みもあります。
交渉に応じるか否かにかかわらず、他のユーザーにも印象の良い対応を意識することが大切です。
親切で礼儀正しい対応を心掛けることで、購入意欲が高まり信頼を得られて、結果としてスムーズな取引や他の購入機会にも繋がります。
値引き交渉に関わらずコメントに対しては何かしら反応する
値引き交渉に対するコメントは無視をせず、必ず反応するべきです。
無視すると、購入を検討している他のユーザーに対しても不誠実な印象を与える可能性があり、売れ行きに影響を与えかねません。
一方で丁寧な対応は出品者としての信頼を高め、より多くの購入者から選ばれるきっかけになります。
たとえ希望する値引き額に応じられない場合でも丁寧に断ることで、購入者に対して好印象を残し今後のスムーズな取引につながります。
価格は商品が売れる直前までしか変更できないので慎重に修正する
メルカリでは、商品が売れる直前まで価格を変更できますが、購入されると変更は不可能になります。
誤って5,000円の商品を500円と入力してしまいそのまま購入されると、後から価格を直せず取引が成立してしまいます。
こうしたミスを防ぐためにも、価格設定を変更する際は確認を怠らないようにしましょう。
価格変更は出品者の責任であり、正確な情報提供が信頼につながります。
値下げ交渉が不成立なら一連のコメントを削除する
値下げ交渉が不成立に終わった場合、その一連のコメントは削除した方が後の交渉を有利に進められます。
不成立の交渉履歴が残っていると、他の購入検討者がそのやり取りを参考にして値下げを要求される可能性が高まります。
例えば、値下げを断った金額を新たな基準として再交渉されると、出品価格での購入を検討していた人も値下げ交渉をしてくるかもしれません。
意図せず低価格交渉が繰り返されないよう、不成立コメントは削除して適正価格での購入希望者を見つけやすい状況に保つことが大切です。
値下げしても購入されるとは限らないので気楽に対応を待つ
値下げ交渉に応じたからといって、必ずしも購入につながるわけではありません。
値下げ対応後も結果を気楽に待つことが大切です。
購入希望者が購入を迷ったり、他の商品に目移りしたりする可能性もあるため、深追いはせず他のユーザーからの購入チャンスにも期待しましょう。
気楽に待つことで過度なストレスを感じず、次の購入希望者に冷静に対応できます。
メルカリでは、柔軟で余裕を持った姿勢が気持ちの良い取引につながります。
【出品者】メルカリで値下げ交渉されたらいくら下げるべき?
値下げ交渉がきたらいくら下げるのが妥当?という疑問についてです。
結論としては、商品価格の1割程度の割引をするのが妥当といえます。
基本的にメルカリでは値下げ交渉をされることが多く、あらかじめ売りたい商品価格に1割の値段を追加した値段で出品するという方法もおすすめです。
値下げがある前提で出品ができるので、値下げ交渉がきた時も問題なく値下げに応じることができますよ。
【出品者】メルカリで商品の金額を下げる方法
メルカリで商品金額を下げる方法は以下の手順で行います。
- 「マイページ」の中の「出品した商品」をタップ
- 「取引中」の中にある、該当の商品を選択
- 商品ページ内の「商品を編集」をタップ
- 商品金額を変更して「変更する」を押したら完了
金額の変更ができたかどうかを確認できたら、対応は完了です。
手順3の「商品を編集」の時に、金額の変更と一緒に商品画像を変更するのもおすすめ。「〇〇様専用」の文字を付け足して、値下げした商品を他の人に購入されないように対策することができます。
メルカリの値下げ交渉に関するQ&A
メルカリの値下げ交渉をする場合に、よくある疑問や悩みとその対処方法をまとめました。
交渉の参考にしてください。
値下げしたのに購入されない場合はいつまで待つ?
値下げしたのに購入されない場合は、いつまで待てばいいのでしょうか。せっかく値下げをしたのに、相談者がその後の対応をしてくれないと不安になってしまいますよね。
解決策は、値下げ金額での出品期限を設けることです。
値下げに応じる旨を相手に伝える際に、値下げ金額での出品期限を伝えておけば安心。出品期限までに購入がない場合は、元の金額に戻せばいいので不安になることもありません。
基本的に、値下げ金額での出品期限は2日程度設けることをおすすめします。
値下げ交渉を断ると売れづらくなる?
なかには値下げ交渉を断ることで「売れづらくなる」と考える方もいるでしょう。間違いではありませんが、すべての原因が値下げ交渉だとも言い切れないです。
メルカリはオークションと異なり値段が上がることはなく、現在の価格から、さらに安く買える可能性があり、値下げ交渉は楽しみのひとつと言えます。
値下げ交渉を断ることで、メルカリ利用者の購買意欲は大きく下がってしまうため、売れづらくなると言えるでしょう。しかし、値下げをしない出品者でも、すべての品が完売している方もいます。
値下げ交渉は利用者にとって魅力的なものですが、行わないのであれば、別の手段で購買意欲を高めてあげれば解決できるのではないでしょうか。
値下げ交渉を一度断って「やはり値下げできます」はアリ?
一度値下げ交渉を断った相手に、後日「やはり値下げできます」と連絡することは、基本的に止めておきましょう。
もちろん、交渉を断ったあとに買い手が見つからなければ、焦りたくなる気持ちもわかります。しかし、連絡された相手も微妙な気持ちになり、不安を抱いてしまうかもしれません。
お互いが気持ちよく取引するためにも、「〇〇円まで値下げできます」や「値下げはできません」と、明確に答えることが大切です。中途半端に、どっちつかずな回答だけはしないでおきましょう。
金額提示なしで値下げ交渉された場合は?
なかには「値下げ可能ですか?」と、金額の提示をされないコメントがくる場合があります。
このときは「希望額はいくらですか?」や「〇〇円までなら値下げ可能です」など、具体的なやり取りができるよう連絡をすると良いでしょう。
具体的な金額がわからなければ、交渉は一向に進みません。相手側の予算が決まっていない可能性もあるので、こちらから提示できるよう、事前にいくらまで値下げできるかは決めておきましょう。
値下げした専用商品を横取りされた場合は?
メルカリでは「いいね」をしている商品が10%以上値下げされた場合、登録しているユーザーに通知が届きます。もともと気になっていた商品が値下げされたので、コメントを確認せずに横取りで購入してしまう方は実際多いです。
「規約違反では」と思うかもしれませんが、メルカリは横取りを禁止していません。
あくまでユーザー間のマナー違反なだけなので、運営に連絡しても意味がないのです。横取りで困らないよう「早い者勝ちです」や「購入前にコメントください」など、出品時に記載しておくとトラブルを避けられるでしょう。
値下げ交渉されるのを回避する方法は?
絶対に値下げに応じたくないのであれば断ればいいのですが、全て出品で対応するのは大変ですよね?なので、商品説明欄に「値下げには対応していません」と記入し、値下げ交渉を回避するようにしておくのもおすすめです。
交渉される頻度を大幅に下げることができるはずです。
それでも値下げしてほしいとコメントがくる場合は、丁寧にお断りしましょう。必ずしも応じる必要性はありません。断る際は以下の例文を活用してくださいね。
「申し訳ありません。こちらはお値下げできません。相場よりもだいぶ安く出品しているので、この価格でご了承くださいませ。」
コメントで値下げ交渉をせずに希望価格を伝えられますか?
メルカリでは、コメントを使わずに希望価格を出品者に知らせるための「希望価格の登録」機能が利用できます。
この機能は、購入者が希望する金額を事前に登録しておくもので、設定された価格に達した際に通知が届く仕組みです。
値下げ交渉をコメントで行う手間を省き、他の購入希望者と出品者に気を使わずスムーズに希望価格での購入を目指せます。
コメントで交渉するよりも事務的で、感情的なやり取りが減るため、トラブルも起こりづらいです。
メルカリの値下げ交渉は無理なく検討しよう
本記事では、メルカリでの値下げ交渉についてコメントの対応方法や例文、値下げ交渉に関する疑問など詳しく解説してきました。
値下げ交渉への対応は多少面倒ではありますが、購入の確率を上げるための手段としては優秀なので、対応できるのであれば積極的に応えていくのもおすすめです。事前に値下げ金額をどのくらいにするか決めておいたり、値下げ金額での対応期限を設定したりすることで、スムーズに取引を進められます。
より簡単に複数店舗の査定を比べたい方には、ウリドキの一括査定がおすすめです。全国にある買取店の査定額を最大10社まで比較できるので、買取店選びに時間をかけたくない場合にもぴったりですよ。