「マッサン」でも有名な竹鶴政孝が創業したニッカウヰスキーでは、代表的なお酒として「竹鶴」を製造しています。
「竹鶴」には、「竹鶴ピュアモルト」や「竹鶴12年」、「竹鶴17年」などがありますが、中でも超レアとされているのが「竹鶴35年」です。
今回は、「竹鶴35年」の概要、高額な理由、手に入れる方法、将来的な再販の可能性などを詳しく解説します。
超レアな竹鶴「竹鶴35年」とは
超レアが故に、「竹鶴35年」のことをあまり知らない方も多いかもしれません。3つのポイントから「竹鶴35年」を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
- 2000年から2011年までの限定販売
- シリアルナンバー入りで希少価値大
- 空き瓶ですら価値がある
2000年から2011年までの限定販売
「竹鶴35年」は、常時販売されているラインナップではありません。2000年から2011年までは毎年数量限定で販売されていました。毎年の販売数量は1200本であり、生産数でも大変希少なお酒であることがわかるでしょう。
2011年以降は販売されておらず、非常入手しにくくなっています。もし持っていれば大変な価値が付く可能性が高いです。
シリアルナンバー入りで希少価値大
「竹鶴35年」のラベルには、シリアルナンバーが印字されています。「竹鶴35年」であることを証明する番号であり、コレクターやファンにとってぜひとも入手したい1本となりました。
空き瓶ですら価値がある
「竹鶴35年」は、特別な味わいやシリアルナンバーによる希少価値から、空き瓶でさえも高い価値があります。
オークションやフリマアプリでは数万円という値段が付くこともあるでしょう。空き瓶だけでも持っていれば、残しておいて売るという手もあります。
「竹鶴35年」の買取相場
では、「竹鶴35年」はどのくらいの価格で売れるのでしょうか。4店舗の買取価格をご紹介しますので、どのくらいで売れるのか目安を知っておきましょう。
- ライフバケーション：200,000円～450,000円
出典：ライフバケーション - 大黒屋：340,000円
出典：大黒屋 - かんてい局：320,000円
出典：かんてい局 - ファイブニーズ：350,000円
出典：ファイブニーズ
どうしてこんなに高い？
「竹鶴35年」はとてもレアなウイスキーであり、貴重すぎるために高額になっています。なぜそれほどに高額なのか、4つの理由を詳しく見ていきましょう。
- 35年という長期熟成
- 限定生産で希少価値が高い
- ジャパニーズウイスキーは世界でも人気
- 原酒不足により希少価値がさらにUP
35年という長期熟成
「竹鶴35年」は、35年熟成したモルトウイスキーとグレーンウイスキーを1：1でブレンドしたウイスキーです。熟成に非常に時間がかかるため、簡単に量産することはできません。
飲んでみたくても手に入らないため、需要が供給を上回り、価格が高騰しているのです。
限定生産で希少価値が高い
「竹鶴35年」は、2000年から2011年までの期間だけ販売されていました。さらに1年1200本という数量限定であったため、入手できた人は多くありません。
そのため、何としても手に入れたいコレクターやファンも多く、希少価値が非常に高くなっています。
ジャパニーズウイスキーは世界でも人気
「竹鶴35年」などのジャパニーズウイスキーは、日本だけでなく世界でも人気です。竹鶴シリーズは国際的なコンテストでも高い評価を受けており、中でも「竹鶴35年」はシリーズの最高峰と位置づけられています。
「竹鶴35年」を求めている人が世界中に存在するため、さらに価値が高まっているのが特徴です。
原酒不足により希少価値がさらにUP
長期熟成という点に触れたように、35年もののモルトウイスキーは一朝一夕ではつくれません。
原酒不足によって、再販の見込みが立っておらず、さらに希少価値が高まっているのです。
「竹鶴35年」を手に入れる方法
「竹鶴35年」を手に入れるのは、簡単ではありません。
オークションが最も可能性の高い方法ですが、そもそも出品されなかったり、出品されても価格が非常に高くなったりする場合もあるでしょう。
ごく稀に買取店で売られる可能性もありますが、どの店舗にいつ売られるかわからないので、運の良さも求められます。
「竹鶴35年」は再販される？
「竹鶴35年」の再販については、現時点で有力な情報はありません。
竹鶴シリーズでリニューアルされているものは一部ありますが、再販するかどうかを明言することは難しいです。
いつかは断定できませんが、いつかまた再販されるかもしれないので、気長に待ってみてはいかがでしょうか。
「竹鶴35年」を見かけたら即確保も大アリ
「竹鶴35年」は、数量限定で販売されていたことから、希少価値が非常に高いです。
シリアルナンバーが付いていることや国内外でも人気があることによって、非常に手に入りにくくなっています。もし見かけたらその場で確保するのもありです。
買取価格を期待できるので、まずは確保できるようにオークションや買取店をチェックしてみてはいかがでしょうか。
