3月で有効期限が切れるビール券の売り時はいつ?

  • 2019年11月19日
3月で有効期限が切れるビール券の売り時はいつ?
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

ビール券とは?

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photo by Jun OHWADA

ビール券とは、日本のビール商品券です。日本の酒店協同組合である全国酒販協同組合連合会(全酒協)が発行しています。かつては大手ビールメーカ各社(アサヒビール、麒麟麦酒、サッポロビール、サントリー)も発行していたが、いずれも撤退しました。

使われないまま家庭内で保有されているビール券が、1世帯当たり平均約15枚あることが全国酒販協同組合連合会(東京)の調査で分かりました。全国では679億円分も眠ったままであると推計されるので、かなりのお金が使われずにいるということです。

ビール券はビール以外にも使用できますし、金券ショップでは原価とあまり変わらない値段で引き取ってももらえますので、この機会に消化してみてはいかがでしょうか?

ビール券はどのようなことに使えるの?

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ビール券はビールとしか交換できないような印象がありますが実際には幅広く取り扱いされています。全酒協傘下の店舗で取扱いをしている商品すべてにおいて商品券のように使えます。(利用には酒類を一つでも買うことを条件にしている小売店もあるそうです)

ビール券はコンビニでも使えます、但しお酒を扱っているコンビニ限定でお酒を一本でも含む買い物でしか使えない場合が多いので確認が必要です。お酒のディスカウントショップ(地域によりますが)ではお酒以外でも使えます。大手スーパーマーケットではお酒であればビール以外でも(みりん・ワイン・焼酎・その他のアルコール)使えます。

ドラッグストアでもお酒を扱っているところであれば使えます。(お店によってはお酒以外でも買い物が出来るところもあるようです。)もちろん金券ショップでも買取してもらえます。

ビール券の売り時は?

nullphoto by Yuya Tamai

古いビール券には有効期限がありませんが、新しいビール券には有効期限があります。新しいビール券は有効期限に近づけば安くなってしまうので、早めに売ることが大事です。売り時としては、手に入ってから6ヵ月を過ぎる前までが売り時です。そこからは買取価格も下がっていきます。

贈答用として受け取ることがほとんどのビール券ですが、それをすぐに使うかは分かりません。いくらコンビニやスーパーで使えると言ってもそれをいちいち聞くのも面倒だったり持ち歩くのに邪魔だったり、なかなか使うことにいたらないことも多いです。

そういった手間も嫌だし、お酒や食料品などに使うよりなら現金の方が便利だと考える人も少なくないはずです。そう思ったのならすぐに売った方が良いです。現金に換えることができればビール券でしか買えない商品以外の物も買えるのですから、自分の欲しい物にそれをあてることができます。

だからこそビール券がその分のお金に変わればなと思ったらすぐに売ることをお勧めします。使用期限との戦いなのですから思い立ったら即実行です。そう言えば、と思いタンスの奥から引っ張り出してきた古いビール券などがあるかもしれません。

古いビール券に有効期限はありませんが、保存状態が悪かったりすると売れないこともありますので、こちらも状態の良いうちに売りましょう。何年も使わないということはこれからも使わないということです。売れば数千円になるものもただの無駄になってしまいます。

ビール券の相場が高い時は?

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何でもそうですが、需要がある時期が一番高く売買されます。ビール券が一年の中で一番需要のある時期と言えば、贈答の多い時期でお中元とお歳暮の時期です。更にお酒が絡む時期にビール券は飛ぶように売れるようです。だから年末年始も一番売れる時期と言われています。

その頃は金券ショップでも売買が盛んに行われているようで、買取額も通常よりもだいぶ上がっています。新券だとそれに加えて買取額も上がるようです。ビール券の買取額が高くなると言っても10円内の話しかもしれません。

しかしたったの1枚だけで売る人はあまりいないはずです。贈答用ならば10枚つづりだったり、多い人だと100枚単位で所有している人がいます。そうするとたかが10円内の変動も売れば数百円~数千円近くの差になるのです。

いくらでも高く買取をしてもらえる方が売り手としてはいいですよね。

古いビール券は使えるの?

かなり前のビール券が出てきたりしたらどうしたらいいの?そう思う人も多いことです。

全国酒販協同組合連合会HPでは、以下のように記載されています。

全酒協発行のビール共通券・清酒券は、平成17年10月発行の券より有効期限が設定されておりますので、お早めに商品との交換をお願いいたします。なお、平成17年9月以前に発行された券には有効期限は設定されておりませんが、こちらも、お早めにご利用をお願いいたします。

また、ビール共通券・清酒券は全て発行当時の標準的小売価格に基づいて発行されておりますので、酒販店の販売価格によっては、不足額をお支払いいただく場合があります。ご利用の際にはお酒屋さんにお尋ねいただきますようよろしくお願い申し上げます。

このように記載されていますが、店頭で使えるかどうかをまず確認しましょう。金券ショップでも有効期限のないビール券を買取してくれるところもありますが、確認は必要です。

買取価格はいくらぐらい?

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金券ショップではビール券の買取価格はいくら?

最新のビール券は、
ビール共通券大瓶2本 額面724円券(A-20)
ビール共通券缶2本 額面494円券(K-6)になります。

共に有効期限は、2022年3月31日です。

金券ショップで買取価格の相場は、

  • ビール券 額面724: 718円
  • ビール券 額面494: 487円
  • ビール券 額面457: 357円
  • ビール券 額面458: 358円
  • ビール券 額面480: 470円
  • ビール券 額面672: 572円
  • ビール券 額面674: 574円
  • ビール券 額面706: 695円

これは、あくまでも目安となります。

ただし地方での買取額と大都市圏での買取額は異なるようです。大都市圏の金券ショップでは、ビール券をかなり高く買い取っています。額面から換算すると、大体10円引き~20円引き程度になっています。地方都市の金券ショップでも、高いところではビール券をそれなりに高い金額で買い取っていますが、額面から換算すると、大体20円引き~40円引き程度になっています。

田舎の方にいけばいくほど、金券ショップでの買取価格は下がってきます。地方都市でも小さい都市や、田舎の方にある金券ショップでは、買取価格というより、買取率で見た方がいいようになっています。

大抵は80%~90%程度での買取となっていて、額面から換算すると、大体60円引き~80円引き程度、80%程度の換金率だった場合、100円もの差が出る場合もあります。

注意点

ワンポイント

昔のビール券には有効期限がなかったので、その名残でついつい今でも有効期限がないものとして引き出しの中に入れっぱなしにしていませんか?2005年以降に発行された券には有効期限があります。そんなビール共通券に有効期限があることを知らない人が約半数(49.8%)もいるそうです。

もしもそのまま放置しておいたらただの紙屑になってしまいます。有効期限がくる前に使用か売却をお勧めします。

高価買取を希望しているなら、大都市圏と地方の換金率が違うので、地方や田舎に住んでいるなら大都市圏を訪れる際に買取をしてもらった方がお得です。もしもネット買取をしてもらう場合は大量に売る時が良いです。数枚だと送料や振り込み手数料などでもうけにならないこともあります。

まとめ

使用されていないビール券は全国でもかなりあるようです。しかもビールの購入でしか使用できないと勘違いしている人も多く、ビールを飲まないから使う機会がないと思っているようです。しかしビール券はビール以外のお酒でも商品でも使うことができるのです。

コンビニやスーパーでもその額面の金額と同じように使えることもあるので無駄にしないようにしましょう。もしもお金に換金したいという方がいたらそれも良い選択です。金券ショップでの換金はほとんど額面の金額と変わりませんので、大量にビール券のある人は換金した方がお得だと思います。

2005年以降に発行されたビール券には有効期限があるので期限前に使用か換金をするようにしましょう。売るならば受け取って6ヶ月以内が高価買取の期日です。いずれ使うかも?という判断は禁物です。

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