※2018年5月末サービス終了
チケットキャンプとは
出典:チケットキャンプ
お気に入りアーティストのライブチケットが手に入らなかった時、仕事でどうしても行けなくなったコンサートなど、チケットを買いたい人も売りたい人にも便利なチケットキャンプ。
利用者は500万人以上、ライブ・コンサートの開催当日までチケット売買が可能なので、アイドルのコンサート・音楽フェス・スポーツ観戦など、ライブで楽しみたい人にとっては、今や「チケキャン」は必須アプリですよね。
しかし、チケットキャンプの評判を初めての人が見ると、不安になるような口コミも多数見かけます。そこで、チケットキャンプのシステムと、安全に使うための対策などをまとめてみました。
チケットキャンプの仕組み
チケットキャンプは、行けなくなったチケットを売る、売り切れてしまったチケットを探す・・と、チケット売買に関する「マッチング」を登録手数料無料で行うサイトです。チケットの偽造・未着などのトラブルを予防して、個人同士の売買を安心して行う為のシステムを導入しています。

全額返金
購入したチケットが手許に届くまで、電子チケットの場合は「入場確認」ができるまで、支払ったチケット代金は運営事務局で一時預かりを行います。
万が一、チケットが届かなかった場合には、全額返金される仕組みになっているので、取引相手にカード番号や金融機関口座を知らせる必要がありません。
偽造チケットあんしん補償
購入した紙発券のチケットが偽造だった場合、条件を満たしていれば、支払った代金はチケットキャンプに補償してもらえます。
- 偽造チケットを提出できる
- チケット代金の補償(1枚3万円まで)
- 紙発券のチケットのみ対象
- 落札申請時点で本人確認済み
- 販売申請の承認時点で本人確認済み
- 1人年間1回まで適用可能
- 過去の取引に利用規約違反がない
- 会員規約で定めた要件を満たしている
・個人情報非公開
購入したチケットを送付する時、自分の住所・氏名を教えるのには抵抗がありますよね。チケットキャンプでは、事前に本人確認書類を提出すれば、「チケットキャンプ事務局」名義で発送することができるので、安心して取引ができます。
チケットキャンプ事務局名義で発送するには、「発送ルール」を厳守してください。
- 荷物の追跡・対面受取が可能な配送方法を利用する
- 封筒・送り状には必ず「チケットID」を記載する
- 封筒・送り状に「モバイル認証した携帯番号」を記載する
チケットキャンプ事務局名義で発送した場合、宛先不明などで返送されると事務局宛で返送されることになります。事務局に返送されたチケットは、どのような理由であっても一切開封されることなく、発送者に3営業日以内に着払いで返送されます。
チケットID、発送者の携帯番号が記載されていないと返送されませんので、必ずルールを守りましょう。
評価システム
チケット売買の取引ごとに、ユーザー同士による評価システムを採用しています。一定基準よりも評価が低いと、運営サイドの判断で取引停止・強制退会などの処分を受けることがあります。
初めて取引をする相手でも、過去の評価を参考に、安心して利用することが出来ます。

カスタマーサポート
365日24時間サポート
チケットキャンプは、SNSサイト「mixi」グループが運営しています。操作方法や取引手順などわからないことがあれば、カスタマーサポートにいつでも相談可能です。
公的書類による本人確認
運転免許証・健康保険証・パスポートのいずれかを提出して本人確認を行い、確認されれば「認証マーク」が法事されます。
違法チケット通報
利用規約に違反したユーザー・違法出品チケットがあれば、事務局へ通報する機能があります。事務局で悪質と判断された場合、利用停止などの措置が取られます。
購入者の注意点
出品者を確認する
購入しようとしているチケットの出品者確認をしましょう。
本人確認・モバイル確認が取れている認証ユーザーか?を確認すると同時に、過去の評価も参考にしましょう。
チケットキャンプでは、チケットが到着するまで出品者には代金が支払われないシステムになっているので、金銭的な損害を受ける可能性はほとんどありません。しかし、中には、いい加減な対応をするユーザーが存在するのも現実です。せっかく楽しみにしていたライブチケットが届かなければ、悔しい思いをするのは自分です。面倒がらずに、しっかり確認しましょう。
出品ビギナーもいます!
本人確認ができたとしても、それだけで「絶対安心」とは言えません。出品者にもビギナーはいますので、過去の評価数が少なければ、取引が完了するまで注意が必要です。
例えば、別途説明が抜けていたり、定価以下の出品にも関わらず「定価以下のマーク」が入っていないというケースがあります。取引に慣れた人から見れば不審に感じるかもしれませんが、ビギナーの場合は悪意のない単純ミスとも考えられます。
過去の評価が少ない出品者でこのようなケースでは、落札する前に不審に感じた点について質問することで、トラブルを回避することが出来ます。
リスクを想定する
チケットが無事に手許に届いたとしても、イベント会場で入場を拒否されるというケースがあります。例を挙げるとしたら、「ジャニーズ」は有名ですね。大元となるチケット販売会社による正規ルート以外でのチケット入手を一切禁じているため、転売されたチケットで入場ができずに「詐欺被害」として、ネットに書き込まれていたりします。
このようなトラブルを回避するには、チケットを落札する前に出品者へ「当日、本人確認が必要か?」ということをしっかり確認しておきましょう。
出品者の注意点
追跡可能の発送
チケットキャンプでは、一律510円の送料が加算される仕組みになっています。送料を抑えて、少しでも取り分を多くしたいと思うかもしれませんが、ここは後々のトラブルを回避するためにもケチるべきではありません。配達住所の間違い、配送の遅延などを追跡する目的もありますが、無事に到着したことを確認する為にも必ず追跡可能な発送方法で送付しましょう。
- レターパック
- 書留・簡易書留
- ゆうパック
- 宅配便
もしも、追跡できない普通郵便などで送ったとします。落札者が悪質ユーザーだった場合、無事にチケットが到着しているにも関わらず「チケットが届かない」と運営に虚偽の申請をされれば、到着を確認する術がありません。
運営サイドは「チケットが届かない」というクレームが入れば、返金処理を行った上で、出品者への代金支払いは行われませんので、くれぐれも注意してください。
当日手渡しのリスク
チケットキャンプでは、「手渡し」という方法が認められています。イベント当日まで24時間という発送が間に合わない状況では、この方法がもっとも確実に渡せる方法でしょう。
しかし、購入者が確実に会場に現れる保証はありませんので、会えなかったというリスクも想定しておくことをおすすめします。
会場までの交通費や受け取るはずだったチケット代、自分の貴重な時間をムダにしないためにも、「手渡し」で取引する場合は、落札者の本人確認と評価を確認して、信頼できる相手を選びましょう。
即落にまつわるリスク
事前の落札申請などのわずらわしさがなく購入者に人気なのが「即落」です。
ただし、即落で取引が成立した場合、出品者都合による取引キャンセルを行うと、チケット代と同額のキャンセル料が出品者に課せられます。
もしも、購入者とのメッセージのやり取りで「ちょっと厄介な落札者だな」と判断してキャンセル処理をしたとしても、出品者にキャンセル料が請求されます。
「即落」は、出品ユーザーが落札者を選ぶことができませんので、少々理不尽に感じるかもしれませんね。しかし、これらのルールも利用規約にしっかり記載されていますので、見落としたでは済みません。
まとめ
チケットキャンプの口コミ・評判を見ていると、「騙された」「詐欺」という言葉が度々出てきます。
一つ一つを検証してみると、確かに悪質なユーザーによる被害も確かにありますが、お目当てのチケットを手に入れる事ばかりに意識が集中して、比較的簡単に予想できるリスクが全く見えていないことから、トラブルに繋がっているものが少なくありません。
利用規約をきちんと読んでいない、自分の都合の良いように解釈するなど心当たりはないでしょうか?
チケットキャンプは、運営が間に入って安全に取引ができる環境を整えてくれています。気持ち良く安心して取引するためには、ユーザー一人ひとりの自己管理が大切ですね。