お歳暮やギフトを貰う機会があると、商品券が意外と貯まることがあります。お金に近い金券なので貰うと嬉しいですが、意外と使い道に困ることもあるでしょう。特に百貨店系の商品券は、普段あまり百貨店を使わない人にとっては、持て余すこともあるかもしれません。
そんな時は金券ショップやネットの買取査定をしてもらい、現金に換金を検討すると良いでしょう。高島屋商品券に代表される百貨店系の商品券は発行元の信用度も高いので、商品券の額面に対する査定の額もかなり高額になることが多いです。せっかくの高額商品券を家のタンスにで眠らせておくより、しっかり現金に替えて賢く活用することを検討していきましょう。
百貨店の商品券相場は?
高島屋や伊勢丹、三越など、伝統があって知名度も高い百貨店は、年配の方を中心に今でもそのブランド力は絶大なものを誇っています。高級衣料品を買ったり、ギフトを買ったりする時には、老舗の百貨店の包み紙に入れて贈ることが一種のステータスになっているとも言えるでしょう。
高島屋の商品券の相場は?
それだけに商品券の人気も高く、一般的な金券ショップに高島屋の商品券を持ち込んでみると、90%を超えること多くなっています。中には、97%など非常に高額の査定が出るような金券ショップもあります。
全国百貨店共通商品券の相場は?
また、高島屋が発行している商品券に限らず、全国百貨店共通商品券というものもあります。これは百貨店協会に加盟している店で使えるものであり、査定額も高めになっています。百貨店系の商品券は平均して査定額は90%以上になる傾向が高いです。その理由としては、やはりギフトとして人気があり、世間的に信用されているところが発行しているという背景があります。
買取不可の商品券は?
特に富裕層が多い年配の人達に人気があるので、金券ショップでも売れる見込みが高い商品と言えます。ただし、全国百貨店共通商品券の場合は、破綻した百貨店の印が付いているものは換金が非常に困難になるので、金券ショップでも買取をしてもらえないことが多いです。
そういう観点からも、高島屋の商品券は市場でもリスクな少ない金券として人気が高くなっています。ただし、汚れていたりするもの、またあまりにも古いものは査定が下がったり、買取してもらえないこともあるので注意が必要です。
ネットで商品券を売却する方法
ステップ1
ネット経由で買取を申し込む場合は、まずサイトに用意されている買取カードを印刷し、詳細を記入する必要があります。その買取カードにどういった商品券を何枚送っているかを記入します。そして、商品券とその買取カードを同梱し、業者の指定の住所まで送付することになります。
ステップ2
ただし、ひとつ重要な事があり、自分の身分を証明できる書類を同封しなければいけません。また、買取を依頼する本人は、18歳以上であることも必要です。同封書類として必要なものの代表は住民票の写しです。免許証や健康保険証のコピーでも良いという会社もありますが、郵送の買取の場合は住民票の写しが原則として、法律上で必要となっています。
ステップ3
封筒に買取カード、売りたい商品券、そして住民票の写しを入れて業者に送付し、業者がそれを確認すれば査定に応じた額を銀行口座に振り込んでくれます。大抵の業者では土日を除いた到着の翌営業日には振り込んでくれるでしょう。
お得に売る方法とは
郵送時の必要経費は?
ネット買取の場合は、商品券の現物を業者のオフィスまで送付しなくてはいけません。また、同封する書類として、住民票の写しが必要となります。役所で住民票の写しを発行してもらうには1枚300円必要ですし、郵送するのならば発送料もかかります。そうなると、意外に費用がかかってしまうのです。
郵送費に関しても、商品券は紙なので普通の封筒に入れて送ることも不可能ではありませんが、金券だけにしっかりと配達した記録が追跡できる郵便で送る方が良いでしょう。業者でもそういった郵送方法を推奨していたり、普通郵便での発送は受け付けないというところもあります。
発送費用を買取価格に上乗せ?
ただし、金券ショップや業者でもそのような発送費用がかかることは把握しているので、郵送買取の場合は査定額をやや上乗せしていることもあります。1%などサイトに出ている数字よりも上乗せして、費用がかかる部分を相殺してくれるのです。そのため、少数の商品券を換金する場合はあまりメリットがありませんが、大量の商品券を換金するのならば大きなメリットになります。
わずか1%といえど10万円分の商品券ならば、1000円になります。そうすれば、住民票の写しの発行費や送料より上回るでしょう。つまり大量に送れば送るほど、換金のメリットが出てくることになるのです。
だからまとめ売りがお得
ですから、ネット買取を依頼する時は、少ない枚数を徐々に替えていくのではなく、たくさん貯めて一気に換金をするようにしましょう。郵送買取の上乗せ額や規定もショップごとに異なるので、これもよくサイトを読んでおきましょう。
まとめ
高島屋の商品券はギフト市場でも人気があり、金券ショップや業者でも頻繁に扱われる商品券のひとつです。自分の家の近くに高島屋があれば使う機会もあるでしょうが、自宅付近に高島屋がない場合は、宝の持ち腐れになってしまい、家にずっと仕舞われたままということも起こり得ます。そうならないためにも、使う予定のない人は積極的に換金し、役立てていくようにしましょう。
ネット買取は家にいながら、商品券を手軽に換金できるので、店まで赴く時間がない人、都心に住んでいない、家の付近に金券ショップがないという人に特におすすめの買取方法です。更に査定額の比較も非常に簡単にできるので、1円でも高く商品券を売りたいのならば、ネット買取がおすすめです。