オートバイ下取りとは
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愛車のオートバイを乗り換えたい時や売る時、オートバイの下取りと買取はどちらがオトクなのでしょう? ライフスタイルの変化で、もうオートバイを乗らないという方は買取を。新しいオートバイに乗り換えたい時は、下取りと買取の両方から検討しましょう。
オートバイ下取りのメリット
オートバイの下取りとは、新たに購入するオートバイの価格が50万円として、現在乗っているバイクを20万円で下取りしてもらい、差額の30万円を支払うことで新しいオートバイを購入できるシステムです。メリットとしては、現在乗っているバイクを新車納品の日ぎりぎりまで乗ることができる点が挙げられます。
また買取業者に提示された価格の方が高い場合、値段を伝えバイクショップと交渉できる可能性もあります。信頼できるバイクショップと、今後も長く付き合っていきたい場合、下取りは非常に力になってくれるでしょう。
オートバイおすすめ下取り・買取店
オートバイの下取りは、近所のバイクショップや普段お世話になっているお店にまずは訊ねてみましょう。また以下は出張買取や乗り換えサービスなどを行っているお店です。出張買取は全国に対応しているお店もあります。
おすすめオートバイ下取り・買取店①バイクのデパート SCS
都内最大級の品ぞろえを誇るSCS(エスシーエス)は、国内外の新車と中古車オートバイを扱うオートバイ専門店。珍しいオートバイから、定番オートバイまで圧倒的な品ぞろえでバイクファンなら知らない人はいない有名店です。
SCSでのバイク買取の特徴は、バイク販売とオークションの両方を行っていること。店頭販売では、あなたのオートバイを欲しい人に直接販売できるため、中間マージンが掛からないため高めの値段で売ることが出来るでしょう。また、同時にオークションにも出品するため、在庫を抱えすぎるリスクが無く販売することができるため、高い買取価格が期待できます。
おすすめオートバイ下取り・買取店②バイクワン
「バイクワン」は、丁寧で親切な接客態度が好評を得ているバイク買取専門店です。全国どこでも無料で出張買取してもらえ、売りたいバイクのメーカー、排気量、車種、年式、走行距離を選ぶと、WEBで自動査定ができます。また年中無休、24時間対応可能フリーダイヤルで買取査定もできます。
電話では、売りたいオートバイのメーカー名、車種名、年式、走行距離、車体の色、車検がいつまで残っているか、カスタム・改造箇所、傷やサビなどのバイクの現状、車検証(登録証)の名義人名が必要です。電話を掛ける前に、あらかじめ用意しておくと慌てません。
おすすめオートバイ下取り・買取店③バイカーズステーションSOX
イエローハットの子会社「バイカーズステーション SOX」は、新車、中古車のバイク販売、レンタルと共に、バイク買取を行っています。北は北海道から南は福岡までの13都道県に直営店が31店舗あります。
買取の特徴は「フェアトレード80」という独自方式を採用している点。お近くのSOXで販売されているオートバイの80%の価格で買取されます。ただし、売りたいバイクのコンディションや傷、走行距離が展示バイクとほぼ同じ場合のみに限られます。
おすすめオートバイ下取り・買取店④バイクパッション
北海道と沖縄を除く全国で出張買取に対応している「バイクパッション」。出張買取は、希望の日時にスタッフがバイクの元まで訪れ査定を行い、100万円以下のオートバイに限りその場で現金で支払われるのが魅力です。事故車、カギを紛失したバイク、動かないバイク、錆びついたオートバイも買取及び廃車手続きしてもらえます。
仮査定は、受付時間9時~21時のフリーダイヤルの電話か、オンライン査定を利用しましょう。オンライン査定では、メーカー、排気量、車種かバイク名、年式、バイク保管場所の郵便番号が入力必須で、さらにもっと詳しくオートバイの相場を知りたい方は、エンジンの状態や損傷の有無などを記入しましょう。
おすすめオートバイ下取り・買取店⑤バイク王
バイクを売りたい、乗り換えしたい時に頼りになるのが、ご存知「バイク王」。買取されたバイクはサビや汚れを落としきれいにし、きちんと整備後、バイク販売店専門のオークションに出品されます。またオートバイの一部は、バイク王で直接販売されるものもあります。
バイクの買取は、まず24時間365日対応のフリーダイヤルの電話か、WEBでお試し査定をすると、買取上限金額が提示されます。その後、一部離島を除く全国に無料でスタッフが赴き、あなたのオートバイを査定後買取されます。また、バイク乗り換えにも力を入れており、バイクを買取してもらったのち、バイク王で販売しているオートバイを購入することができます。126cc以上のバイクを購入し3万円貰えるサポートを利用できる場合もあります。
オートバイの下取り価格を上げるコツ
photo by Waldemar Jan
バイクの買取価格は1週間程度で変動します。また車と違い、オートバイの買取相場は季節の影響を受けるのが特徴で、オートバイシーズンの春から夏にかけては市場が活性化することから買取価格も上がる傾向があります。ただし、同時に買取希望者も増え取引台数が増えるため、値崩れを起こしてしまう可能性もあります。
オートバイをカスタムしている場合は、ノーマルパーツが全て揃っている方が高い値段で売却できます。オートバイに割れや凹みなどの傷がある場合は自分で修理せずそのまま査定に出して構いませんが、きれいに洗車しピカピカにしてから査定してもらうと買取価格がアップします。ステッカーは、傷をつけず剥がせるものに関しては剥がしてから買取してもらいましょう。
オートバイの下取り・買取は、複数の店で仮査定してもらい、きちんとあなたのオートバイの価値を理解してくれるお店と契約するのがベスト。電話やネットでの仮査定の時点では、下取り・買取最高額を参考にするだけでなく、最低下取り・買取価格も聞くようにしましょう。
買取・下取りに必要な物
オートバイの買取・下取りには、自賠責保険、印鑑、運転免許証などの身分証明書と車検証が必要です。車検証は251cc以上には「自動車検査証」、250cc以下は「軽自動車届出済証」、125cc以下は「標識交付書」です。
軽自動車税が増税
毎年4月1日の時点でオートバイを所有する全ての人に対し、翌年3月31日まで「軽自動車税」が課せられます。オートバイに乗っていなかったり、4月1日以降にオートバイを売却しても還付されず納税義務は生じるため、3月末までに売却するようにしましょう。また今年度は軽自動車税が最大2倍に増税されるため、3月の取引が増える見込みです。早めに買取してもらいましょう。
訪問購入もクーリングオフ対象に
押し売りならぬ「押し買い」が社会問題になったり、一部の悪質オートバイ買取業者が出張査定で不当に安すぎる価格でオートバイの買取をしたり、契約を結ばないと帰らない等の問題を受け、2013年「特定商取引法」が一部改訂されました。
現在買取業者は「出張査定」時、その場で買取勧誘ができなくなると同時に、売却契約を結んだとしても8日間のクーリングオフ期間中は、オートバイを手元に置くことができるなど、オートバイ所有者が保護される内容になっています。