ホンダ・シルバーウィングとは
出典:ホンダ
ホンダのシルバーウィングは2001年に販売を開始しました。スクーターのフラッグシップモデルとして位置づけられ、大きく600ccモデルと400ccモデルに分かれます。スポーティーなデザインや乗り心地の良さがバイクユーザーに高く評価されている車種です。
このため、シルバーウィングは高値での買取が期待できます。もし、もう乗らないシルバーウィングがあったら思い切って売却することをおすすめします。
なお、売却するときはネット買取を利用すると便利です。シルバーウィングは車体重量がかなりあるため、店舗に持ち込むのはなかなか大変です。この点、ネット買取ならば査定人がバイクのある自宅や職場まで出向いてくれます。また、買取の申し込みは24時間可能です。さらに、複数の業者に一括して査定を申し込むことも可能となっています。
シルバーウィングの買取価格情報
ホンダのシルバーウィングは、買取価格が以下の相場になっています。
(※2016/07/21時点)
- 2007年式 シルバーウィング400GT 走行距離50,000キロ 買取価格157,000円
- 2008年式 シルバーウィング400GT 走行距離20,000キロ 買取価格260,000円
- 2009年式 シルバーウィング400GT 走行距離32,000キロ 買取価格330,000円
- 2010年式 シルバーウィング600GT 走行距離15,000キロ 買取価格380,000円
買取相場の特徴
シルバーウィングの買取価格は、やはり排気量の大きい600GTの方が高くなる傾向にあるようです。これは新車の販売価格による影響で、
600GTの方が販売価格が10万円ほど高いことが影響しているようです。
また、走行距離によっても買取価格は変わります。走行距離が多い方が買取価格も安くなり、より低走行な車体の方が買取価格が高くなります。
ホンダ・シルバーウィングの製造情報とモデルラインナップ
出典:ホンダ
2001年4月にまずシルバーウィング600の販売が始まりました。環境対策のためにマフラーに触媒が取り入れたのが特徴です。同じ年の11月にはシルバーウィング400が発売されています。400モデルにはTモードが搭載されました。Tモードを利用するとスイッチ1つで点火のタイミングと燃料噴射量をコントロールすることが可能です。Tモードはその後、シルバーウィング600にも搭載されるようになりました。
残念ながら、2008年にシルバーウィングの製造は一旦中止されます。車体が自動車排出ガス規制に対応できていなかったためです。しかし、2009年3月にはシルバーウイングGT<400>、6月にはシルバーウイングGT<600>が発売されています。さらに、ABSを装備したシルバーウイグGT<400>ABSとシルバーウイングGT<600>ABSも合わせて発売されました。この新モデルは排出ガス適合規制をクリアしてるほか、騒音も適合規制レベル内になっています。
現在はシルバーウイングGT<600>はパールサンビームホワイトとソードシルバーメタリック、パールコスミックブラックの3色展開です。新車の価格は消費税込みで918,000円となります。ASB搭載タイプも同じ3色展開で価格は消費税込みで972,000円となっています。
シルバーウイングGT<400>はソードシルバーメタリックに代えてキャンディーグレイスフルレッドが用意されておりこちらも3色展開となります。新車の価格は消費税込みで799,200円、ABS搭載タイプは853,200円です。
査定に影響!シルバーウィングはどのくらいの人気?
シルバーウィングを査定に出すときは市場でどれくらい人気なのか気になるところでしょう。やはり人気が高いモデルの方が、当然ですが買取価格は高くなります。そこで、シルバーウィングはバイクの中でもどれほどの人気車種なのかをご紹介します。
ライトユーザーからの人気は低め
シルバーウィングは排気量が400ccと600ccモデルが出ています。排気量が251cc以上のバイクは車検が必要です。車検には1回につき最低でも5万円から7万円程度かかります。また、大型バイクであるため、税金も小型・中型に比べると高く設定されています。なにかと費用がかかってしまうため、シルバーウィングはライトなバイクユーザーにはあまり人気がありません。
主なユーザーはバイク好きな人
その一方で、乗り心地が良く安定しているのでツーリングなどを好む人の間では根強い人気があります。シルバーウィングGT<400>で走行距離が5,000キロメートル以下の場合、買取業者によって多少の幅はありますが、平均買取価格は40万円台前半ほどになります。
シルバーウィングGT<600>の場合は40万円台半ばくらいです。走行距離が1,000キロメートル以下ならばさらに買取価格はアップします。また、1つ前のモデルであるシルバーウィング400でも走行距離が5,000キロメートル以下ならば20万円前後で買取可能です。シルバーウィング600ならば20万円台半ばとなります。
中古でも新車と比べてそれなりの価格が付きますから、大人気ではないにせよ需要の結構ある車種だということが分かります。なお、ツーリング好きな人に支持されている関係で、排気量が600ccのタイプのほうが人気です。大型のほうがエンジンが強力なので長距離を快適に走れるためです。
査定で高値を付けてもらうためのコツは?
査定で高値を付けてもらうためにはネット買取をおすすめします。ネット買取ならば簡単にいくつもの業者に査定を申し込めます。
なお、バイク王やバイクワン、ホワイトナイトのような主だったバイク買取業者は簡易査定も実施しています。こちらを利用するとおおまかな買取価格の相場を知ることが可能です。簡易査定は無料です。さらに、複数の買取業者の査定を一括して申し込めるサイトもあります。
例えばバイクブロスは180もの買取業者と提携しておりオンラインで一括して査定価格を比較できます。簡易査定を利用して高く買ってくれそうな業者を探しましょう。
ただ、実際の査定は査定人がバイクを見て行います。もっとも、自宅に来てくれますので、自分でバイクを運ぶ必要はありません。出張査定も無料なのでいくつかの業者に依頼しましょう。こうすることでもっとも高い値段をつけてくれた業者に売却できます。
買取価格を上げるコツ
この他にも、一手間かけると買取価格がアップすることがあります。当たり前ですが、中古市場ではきれいなバイクのほうが好まれます。バイクは洗車しておきましょう。また、オイルが古くなっているときは交換することをおすすめします。古くなったオイルはエンジン性能を損なう危険性があります。このため、放置しておくとエンジンの状態が悪化していると判定され買取価格が下がってしまうのです。
バイクを売る時期も大切です。シルバーウィングのようなツーリングに使うタイプのバイクはGWや夏季休暇など天候の良い時期に需要が高まる傾向にあります。こういった時期のちょっと前に売却すれば良い値段が付くかもしれません。
まとめ
ホンダのシルバーウィングはバイクユーザーの根強い支持がある車種です。従って、買取に出せば良い価格で売却できる見込みが十分あります。
売却するときはネット買取を利用すると便利です。重いシルバーウィングを店舗まで運ばなくてすみますし、複数の業者の買取価格を簡単に比較できます。
買取にあたっては出張査定を申し込む必要がありますが、高値で売りたい人は複数の業者に申し込んだほうが良いでしょう。一番高い価格を付けた業者に売却可能となります。
また、査定の前にはバイクをきれいな状態にしておくと有利です。古くなったオイルの交換も忘れないようにしましょう。さらに、ツーリング需要の高まる時期の少し前に売却すると高い買取価格が付くかもしれません。