バイクは走行距離で価値が変わる?過走行でも高く売る方法

  • 2023年12月6日
バイク買取は走行距離が重要!過走行でも高く売る方法とは

バイクや原付を買取に出す際に、「走行距離によって買取価格が変わるのかな」と、気になっている方もいることでしょう。

バイクや原付は、基本的に走行距離が短ければ短いほど、買取価格は高くなる傾向にあります。しかし、走行距離だけでなく、メンテナンスの有無が買取価格に影響することも。

本記事では、走行距離と買取価格の関係やおすすめの売りどき、過走行でも高く売る方法について紹介します。原付の売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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バイクや原付の寿命は走行距離で決まる?

バイクや原付の寿命は、走行距離だけでなく、しっかりとメンテナンスを行っているかどうかで大きく変わります。定期的にメンテナンスを行い、必要に応じた部品交換などをしているバイクであれば、一般的な寿命を超えても走り続けられることが多いからです。

また、バイクや原付の寿命を決めるポイントのひとつに、排気量があります。排気量が小さければ小さいほど、エンジンの回転数が上がってエンジンに負担がかかるため、寿命は短くなるでしょう。

下記に、排気量別の寿命の目安をまとめました。メンテナンスをしっかり行った場合の寿命として、参考にしてください。

排気量別寿命の目安
原付バイク(50cc以下)50,000km
小型バイク(125cc以下)50,000km
中型バイク(250cc以下)50,000〜80,000km
大型バイク(400cc以上)50,000〜80,000km
大型バイク(1,000cc以上)100,000km以上

走行距離は買取査定にどのくらい影響する?

基本的には、走行距離が少ないほど買取価格にプラスされます。その際は、用途にも注目です。たとえば通勤や通学に使われるスクーターや原付の場合は、購入者も同じ用途で購入することが多いため、走行距離が長ければマイナス査定されます。

一方、ツーリングに人気のバイクは日常に使用するケースが少なく、走行距離が多くてもマイナス査定されにくいです。また、絶版車など希少性が高く人気のあるバイクは走行距離が多くても、高額査定になる可能性があります。

バイクや原付の査定基準

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バイクや原付を売却する前に、あらかじめ査定基準を知っておくことは大切です。年式と走行距離以外にも、いくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえておくことで、業者とも交渉しやすくなるでしょう。

ここでは、バイクや原付の査定基準について解説します。

年式と走行距離を見る

査定基準として、まず見るのは年式と走行距離。どちらもやはり古いもの、よく乗られているものは減額の対象になります。

ボディのチェック

バイクの外装などボディを確認します。フレームなど、見た目に関わるものを順に、傷、ヘコミ、塗装の剥がれ、色落ちがないかチェックしていきます。

部品チェック

ハンドルストッパー、フロントフォーク、エンジンの状態、オイル漏れの確認、消耗品の状態を確認し、傷んでいる部分がないか見ていきます。

カスタムチェック

バイクのカスタムは、状況に応じて減額と加点がなされます。全体的にまとまりがあり、完成度が高いと判断したバイクは加点になることも。

メーター改ざんがないかも

稀に、業者がメーター巻き戻しを行うこともあるようです。そういったメーター改ざんがないかどうか。他にも、荒い運転をした形跡がないかどうか、タイヤのメーカーやバンク角、バックステップなどを確認し査定は完了です。

おすすめの売り時

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4月と7月は売り時

4月は、入学など状況が大きく変わるシーズンです。新しくバイクを購入する学生や、仕事の関係でバイクがあると便利だと考える人などが多く、買取り店側も高価買取をしてでも、在庫の品薄を補充しようと考える時期です。

7月は、大学生が夏休み前にバイクを購入しようと考える時期です。こちらも、高価買取をしてでも中古のバイクの在庫は揃えておかなければと考える時期で、特にバイクにそこまでお金が使えない学生なら、中古の購入を検討することが多いんです。

12月も売り時

12月は、売り時でもありますがタイミングを失うと相場が下がってしまうこともあります。というのも、バイクイベントが多いのが12月。イベントにちなんで高価買取して盛り上げている買取店と、イベントに影響されて今乗っているバイクを手放して新しいバイクに乗り換えようと考える人も多い時期。バイクの中古販売店は、年間を通しても最も客の出入りが激しい月です。

他にも、クリスマス、大晦日、お正月とイベントが重なる時期直前。この日のためにとバイクを乗り換える人も多いようです。

過走行でも高く売る方法

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見た目は綺麗にしておく

走行距離は変えられませんが、汚れているバイクを綺麗にすることは可能です。綺麗に洗車し、ワックスを持っている方はピカピカに磨き上げて査定に出しましょう。これだけでも、査定額はアップします。

エンジンをかけておく

買取前にはかならず、エンジンがかかるかどうかを確認しておきましょう。ずっとエンジンをかけていないバイクは、いざというときにかからないということも多いんです。査定時には、スムーズな動作環境を見せることが大事です。

まずは査定額を聞いてみよう

バイクが好きな人からすれば、走行距離を聞いて「今さら…」と思うかもしれませんが、カスタムの状態や、もしかしたら意外な査定結果になるかもしれません。まずは、査定額を知ることが重要です。インターネットの、買取り店のホームページ内にはメール査定を無料で行えるようなサービスを行う買取り店が増えています。本体を見せるとこまでは考えていないという方でも、まずはメーカー名と車種入力で見積もり査定額だけでも聞いてみましょう。考えが変わるかもしれません。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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