ジャパニーズウイスキー銘柄一覧【2024年版】|選び方も紹介

  • 2024年7月2日
この記事で解決できるお悩み
  • ジャパニーズウイスキーの有名な銘柄を知りたい
  • ジャパニーズウイスキーの種類を知りたい
  • 贈り物にぴったりのジャパニーズウイスキーを知りたい

世界からの注目度が高い、人気のジャパニーズウイスキー銘柄一覧を紹介します。それぞれメーカー別に、ウイスキーの価格や特徴、どんな味がするかなどを表にまとめました。

また、ジャパニーズウイスキーの種類や選び方、購入方法についても解説。基準を決めることで、どんなジャパニーズウイスキーを選べば良いかが分かります。これからジャパニーズウイスキーを購入しようとお考えの方はぜひ参考にしてください。

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ジャパニーズウイスキーとは

世界中の各国で作られるウイスキーですが、そのなかでも特に優れたウイスキー産地は、「世界5大ウイスキー」として評価されています。そのひとつがジャパニーズウイスキーです。

ジャパニーズウイスキーは、単に日本で作られるウイスキーのことを示すわけではありません。2021年に日本洋酒酒造組合が制定した、明確な5つの定義を持つもののみが名乗れる名前です。

近年ジャパニーズウイスキーの評価は高く、世界的なウイスキーのコンペティションでも多くの賞を獲得しています。

ジャパニーズウイスキーの主要な種類

スコッチウイスキーに原点を持つジャパニーズウイスキーは、使用される原料やフレーバーによって、その種類が分かれます。

ここでは、ジャパニーズウイスキーを代表する3種類、シングルモルト・ブレンデッド・グレーンウイスキーについてまとめました。

シングルモルト

シングルモルトとは、通常のウイスキーとは違って、ひとつの蒸留所で大麦麦芽だけを使用して作ったウイスキーのことです。複数の種類をブレンドして作られるウイスキーとは異なり、蒸留所のオリジナルテイストが楽しめます。

ジャパニーズウイスキーのシングルモルトと言えば、サントリーの「山崎」や「白洲」などが有名です。世界的なウイスキーのコンペティションである「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」でも、多くの賞を受賞しています。

ブレンデッド

ブレンデッドとは、2種類のウイスキーをブレンドして作られたウイスキーのことです。シングルモルトとは違い、一般受けする味をしており、初心者でも美味しく飲めるウイスキーと言えます。

ブレンドするウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの2種類です。

原材料や水・土といった風土によって味が作られるシングルモルトとは違います。ブレンダーのセンスで作られるのがブレンデッドで、サントリーの響、ニッカウヰスキーのフロム ザ バレルなどが有名です。

グレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、ライ麦や小麦、とうもろこしなどの穀類と麦芽を原料とした蒸留酒です。ブレンデッド同様、シングルモルトに比べてクセが少なく、ハイボールや食事のお供にして楽しめます。

ブレンデッドのブランディング用ウイスキーとして使用される場合が多いですが、単品で商品化されることも。サントリーの「知多」やキリンの「富士」などが有名で、どちらもほのかな甘みを感じさせる口当たりの良いウイスキーで、初心者にもおすすめです。

人気のジャパニーズウイスキー銘柄一覧

ここでは、ジャパニーズウイスキーのなかでも特に人気のあるメーカーや銘柄を紹介します。日本を代表する各メーカーの特徴や主要なウイスキー、人気の銘柄を一覧にしてまとめたのでご覧ください。

サントリー

日本のウイスキー誕生の祖でもあるサントリー。国内に3カ所の蒸留所を持っており、世界におけるジャパニーズウイスキーの人気を牽引する存在でもあります。

なかでも「山崎」「白洲」「響」は、世界的なウイスキーのコンペティションでも数々の賞を受賞しており、世界にジャパニーズウイスキーの名を知らしめました。近年はさまざまな理由から価格が値上がりしており、手に入りづらい状況です。

銘柄一覧

商品名商品画像希望小売価格特徴
山崎 700ml
山崎
7,000円やわらかく、華やかな香りと甘くてなめらかな味わい
白洲 700ml
白洲
7,000円南アルプスの天然水を使用して作られる、爽やかでキレのある味わい
響 JAPANESE HARMONY 700ml
響
7,500円口当たりがやわらかく、華やかで奥深い味わい
オールド 700ml
オールド
2,250円濃厚で豊潤な味わい
角瓶 700ml
角瓶
1,910円甘い香りと厚みのあるコクを楽しめ、後口はドライで飲みやすい
知多 700ml
知多
6,000円ほのかに香る甘みと軽やかな味わいでクセが少ない
ウイスキーホワイト
ホワイト
1,410円国産ウイスキーの第1号
ラベルの色から「シロ」とも呼ばれる

ニッカウヰスキー

サントリーとともに国内2大ウイスキーと言われるニッカウヰスキー。日本のウイスキーの父と言われる竹鶴政孝によって、1934年にスコットランドによく似た気候である北海道余市で創業しました。

ニッカウヰスキーの特徴は、豊富な種類のウイスキーがそろっていることです。価格もリーズナブルなものから、ハイブランドのものまでそろえていて、飲みやすさにも定評があります。

なかでも、世界のコンペティションで受賞歴のある「シングルモルト余市」や創業者の名前をつけた「竹鶴」が有名です。

銘柄一覧

商品名商品画像希望小売価格特徴
シングルモルト余市 700ml
余市
7,000円(税別)豊潤でフルーティーな香りと甘み、スモーキーさを楽しめる
シングルモルト宮城狭 700ml
宮城狭
7,000円(税別)フルーティーで甘い香りが印象的
なめらかな味わいが初心者におすすめ
竹鶴 700ml
竹鶴
7,000円香り豊かで飲みやすい
後口に甘くほろ苦さが残る
ブラックニッカ クリア 700ml
ブラックニッカ
990円やわらかな香りとまろやかさが特徴的
クセがなく初心者におすすめ
フロムザバレル 500ml
フロムザバレル
3,200円おしゃれな四角いボトルが特徴的
51度の重厚なウイスキーの味わいが楽しめる
ザ・ニッカ 700ml
ザ・ニッカ
8,500円甘く豊かな香りとビタースパイスを感じられるテイスト

キリン

国内アルコールメーカーとして人気のキリンですが、ビールだけでなくウイスキーにおいても優れた名品が多いです。世界的に高く評価される「富士山麓」や「ロバートブラウン」など、日本人の好みに合ったウイスキーを作り出しています。

ほかにも、「富士山麓」の後継として生み出された「陸」も人気商品です。ウイスキー産地として理想的な自然豊かな富士御殿場蒸留所で、厳選した酵母と富士山の伏流水を使用したフルーティーな味わいのウイスキーが作り出されており、ファンを魅了しています。

銘柄一覧

商品名商品画像希望小売価格特徴
シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士 700ml
富士
6,600円ふくよかな果実味とやわらかなとろりとした味わいが特徴
陸 500ml
陸

(販売店価格 1,200~1,500円前後)
ほのかに香る甘さとクリアーな口当たりが特徴
富士山麓 シグニチャーブレンド 700ml
富士山麗
5,500円(税込)華やかな果実香と甘さと芳しさが特徴的で円熟した味わいが楽しめる
ロバートブラウン 750ml
ロバートブラウン

(販売店価格 1,800~2,000円前後)
富士御殿場蒸留所初のウイスキー
まろやかな味わいが楽しめる
オーシャンラッキー ゴールド 4000ml
オーシャンラッキー

(販売店価格 3,800円前後)
華やかな香りが特徴的
炭酸水に負けないため、ハイボールにしてもウイスキーの味わいが楽しめる
オークマスター森の風薫る 640ml
オークマスター森の風薫る

(販売店価格 1,433円前後)
新緑のようなすっきりとした味わいが楽しめる

長濱蒸溜所

長濱蒸留所は、1996年兵庫県に創業した長濱浪漫ビール内にある小規模な蒸留所です。クラフトビールの醸造所とレストランの隣に位置しています。

2016年の稼働開始時には、蒸留所のサイズは約8坪しかない日本でも最小クラスのスペースで、ウイスキーづくりを始めました。

海外のモルトウイスキーをベースに、長濱蒸留所で作られたウイスキーを絶妙にブレンドした「アマハガン」や「シングルモルト長濱」が世界でも高い評価を受けています。

銘柄一覧

商品名商品画像希望小売価格特徴
アマハガン ワールドモルトエディションNo.1 700ml
アマハガン ワールドモルトエディション
6,050円フルーティーさとバニラの甘い香りとモルトの香りが同時に味わえる
アマハガン ワールドモルトエディションNo.2 700ml
No2
6,600円赤みのあるレンガ色が特徴的
赤ワイン系のベリー風味とモルト感が調和し、甘みと渋みを楽しめる
アマハガン ワールドモルト エディション No.3 ミズナラウッドフィニッシュ 700ml
No.3
8,250円エディションNo.1がベース
ジャパニーズオークと呼ばれる「ミズナラ」樽で熟成され、甘さやビター感を感じさせる仕上がり
アマハガン 山桜ウッドフィニッシュ ワールドモルト 700ml
山桜ウッドフィニッシュ
7,150円エディションNo.1がベース
日本原産の山桜を使用して熟成された「和」を感じさせる仕上がり
アマハガン ワールドモルト エディション ピーテッド 700ml
ワールドモルト エディション ピーテッド
6,600円明るく輝くライトゴールドが特徴
グレープフルーツのような柑橘系のあとに香ばしさや甘さとほろ苦さを感じさせるテイスト
長濱 シングルモルトウイスキー THE THIRD BATCH 500ml
THE THIRD BATCH
10,000円甘さとスモーキーな余韻が感じられるテイスト

そのほか

上記で紹介した以外にも、注目すべきウイスキーメーカーは国内に複数あります。

たとえば、長野県の本坊酒造内のマルス駒ケ岳蒸留所や、東北で唯一の蒸留所である福島県の笹の川酒造が所有する安積蒸溜所、埼玉県にある株式会社ベンチャーウイスキーがつくった秩父蒸留所などが有名です。

下記の表には、世界のコンペティションで受賞歴を持つジャパニーズウイスキーをピックアップしました。受賞歴はなくても、ウイスキーファンから高い注目を集めるものばかりです。ウイスキー選びにお悩みの方は、ぜひチェックしてください。

銘柄一覧

商品名商品画像希望小売価格特徴
マルスウイスキー 信州 720ml
マルスウイスキー 信州
1,650円爽快感を感じさせる味わいと、華やかなモルトの香りが特徴
ブレンデッドウイスキー 山桜 黒ラベル 700ml
ブレンデッドウイスキー 山桜
2,310円甘く華やかな香りとマイルドで口当たりの良い味わいが特徴
イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキー ホワイトラベル 700ml
イチローズモルト

(販売店価格 5,400円前後)
柑橘系のフルーティーな香りとまろやかな味わいが特徴
ホワイトオークシングルモルトあかし 500ml
あかし
4,180円冷却ろ過せず無着色のままの自然な色合いを楽しめる
甘さとスパイシーさが香るテイスト
甲州韮崎ウイスキー オリジナル 700ml
甲州韮崎ウイスキー

(販売店価格 1,400円前後)
レーズンやチョコレートのような甘さと柑橘系のフルーティーな香りを感じる豊潤なテイスト
沖縄 ISLAND BLUE 43度 700ml
沖縄
4,950円泡盛古酒の製造技術を生かした新世代のウイスキー
ホワイトオーク樽の華やかさとお米の甘さが感じられるテイスト

ジャパニーズウイスキーの選び方

ここでは、自分に合ったジャパニーズウイスキーを選ぶ方法について解説します。自分のウイスキーの楽しみ方や予算、好みのウイスキーの種類などさまざまな方法についてそれぞれ選ぶポイントをまとめたので、参考にしてください。

飲みたい方法にあったものを選ぶ

どのようなスタイルでウイスキーを楽しみたいかによって、ウイスキーの選び方は異なります。たとえば、ハイボール・ロック・水割りなど、ウイスキーの楽しみ方はさまざまです。

ロックなら個性豊かな味のウイスキーがおすすめですし、ハイボールなら、炭酸に負けない香りや味のウイスキーがよく合います。

また、食事中か食後にリラックスしたいときに飲むかなどでも変わってくるため、自分がウイスキーを飲みたいタイミングも考えましょう。

予算で選ぶ

ウイスキーの価格は、手頃なものから数十万円する高価なものまで価格に幅があります。そのため、初心者は選ぶ基準がないと、知らないうちに高価なものに手を出してしまいがちです。

近年は、ジャパニーズウイスキーの高騰化もみられます。初心者であれば、手頃な価格のものから試してみて、好みのテイストや蒸溜所などを探すのも良いでしょう。

また、自分用なら3,000円ほど、プレゼント用ならそれ以上など、あらかじめ予算を決めておくと選びやすいです。

味や香りで選ぶ

ウイスキーには、ほかのアルコールにはない独特の香りがあり、それぞれ「モルティー」「ウッディー」「スモーキー」などの表現があります。

モルティーはウイスキーに使用される麦やとうもろこしといった穀類、ウッディーは樽の香り、スモーキーはウイスキーの製造過程で使用される泥炭(ピート)の香りです。これらは好みによって好き嫌いが分かれます

飲みなれた人は自分の好みに合う評判のお酒を選ぶと良いですが、初心者は香りの強くない、すっきりした味わいのものを選ぶと飲みやすいでしょう。

希少性で選ぶ

コレクションアイテムとしても人気があるウイスキー。コレクションするなら希少性が高いものを選ぶと良いでしょう。

希少性の高いウイスキーと言えば、名前のうしろに年数が入ったものや、地域限定・期間限定品として販売されるものです。

また、製造年が古く、熟成年数が多いほど、市場での流通数が少ないものほど価値が上がります。すでに販売が終了したものもプレミア価格がつき、高額な価格で取引されることが多いです。

ジャパニーズウイスキーの購入方法

パーティ

ここでは、ジャパニーズウイスキーの購入方法について紹介します。ウイスキーの購入は主に酒屋が一般的ですが、ジャパニーズウイスキーの人気によって、店頭では手に入らない場合も多いです。自分好みのウイスキーを手に入れるための参考にしてください。

オンラインショップ

購入したいウイスキーの銘柄やメーカーが分かるのであれば、製造するメーカーのオンラインショップから購入することをおすすめします。AmazonやYahooなどのオンラインサイトでも購入可能ですが、あまりに安すぎるものなどは偽物の可能性があるからです。

メーカーだけではなく、ウイスキーを製造する酒造の公式サイトでも販売を行うことも。新商品の情報なども分かるので、目当てのものがある場合はこまめにチェックしておきましょう。

酒店や百貨店などの実店舗

酒屋や百貨店などのお酒売り場には、多くのアルコール類がそろっており、直接スタッフに聞きながら買い物ができます。そのため、具体的な銘柄や目当てのウイスキーがない場合は、実店舗の利用がおすすめです。

実店舗では、試飲ができたり、専門のスタッフと直接アドバイスを受けられたりするメリットがあります。

一方、店頭の場合、在庫が限られるといったデメリットも。人気のウイスキーはすぐに完売してしまうため、せっかくお店に行ったのに手に入らなかったという事態に陥りやすいです。

ジャパニーズウイスキーの銘柄一覧をチェックしよう

ジャパニーズウイスキーは、日本人のために作られたウイスキーです。日本人が好むテイストで作られていて、飲みやすいといった魅力もあります。

ジャパニーズウイスキーは、今や日本人が楽しむだけのものではなく、世界中に愛好家が存在し、プレミア価格がつくものも多いです。

ジャパニーズウイスキーに興味があるが、まだ飲んだことがない方、有名なものを知りたい方は、本記事でジャパニーズウイスキーの銘柄一覧をチェックしてください。自分の好みのジャパニーズウイスキーを見つけましょう。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:サントリーニッカウヰスキーキリン長濱蒸留所AsahiウイスキーライフLIQUOR DEPOT本坊酒造株式会社Amazon笹の川酒造江井ヶ嶋酒造久米仙酒造

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