- 購入前に自分が欲しい公演のチケットがリセール対象か確認しておけば後々のトラブルを回避可能
- 座席指定が気になる場合はリセールチケットで席番号をしっかり把握してから手に入れるべき
- 確実に売りたいなら早めにリセールに出して需要が高いうちに流しておくことが必須
本記事ではチケットぴあのリセールサービスを解説!リセールサービスの使い方や注意点も紹介します。
チケットぴあのリセールサービスは、チケットを購入済みの公演に行けなくなった場合に、希望する人にそのチケットを売却できるサービスです。以前は「Cloak」という外部サービスを使う必要がありましたが、現在はチケットぴあサイトで再販できます。
チケットを購入した公演に行けなくなった方はぜひ参考にしてください。
▼ウリドキなら最大10社から一括査定!
チケットぴあのリセールサービスとは

チケットぴあのリセールサービスとは、チケットを買った公演に行けなくなったときに、希望する人にそのチケットを売却できるサービスのことです。都合が悪くて行けない公演があっても、希望する人に定価でチケットを再販できます。
なお、チケットの決済方法を問わずリセールサービスの対象です。
「Cloak」はチケットぴあサイトに統合された
以前は、チケットぴあのチケットをリセールする際に「Cloak」という外部サービスを利用する必要がありました。しかし、現在はチケットぴあの「Myチケット」ページに統合。チケットぴあのサイトでリセールできるようになりました。
なお、チケットぴあサイトに統合されてからも、サービス内容は変わっていません。
リセールサービスを利用するメリット
チケットぴあのリセールサービスを利用するメリットは以下の3つです。
- 1枚単位からリセールできる
- リセールチケットの座席がわかったうえで購入できる
- 転売防止に繋がる
- 取引相手とのやり取りが不要
- 主催者が設定した金額で購入ができる
以下でひとつずつ順番に紹介するので、利用を検討している方は参考にしてください。
1枚単位からリセールできる
1枚単位からリセールできるので、自分が公演に行けなくなったときはもちろん、友人が行けなくなったときに1枚だけでもリセールできてとても便利です。
また、チケットを購入したときの定価でリセールできる点も魅力。再販で損することがありません。リセールサービスなら持っているチケットを無駄に消費せず、誰かに利用してもらえます。
リセールチケットの座席がわかったうえで購入できる
リセールチケットには座席番号が表示されているので、事前にどんな座席かわかった状態で購入できます。「視界が悪い座席だった」「舞台から離れた座席だった」と購入後に発覚する心配がありません。
公演からの距離や座席の位置にこだわりがある人でも、リセールサービスなら自分が満足できる座席のチケットを購入できます。
転売防止に繋がる
リセールサービスの対象は「チケットぴあ」で購入したチケットだけです。そのため、ほかのサイトで購入したチケットはリセールできず、転売を防止できます。
また、チケットが定価で取引されるリセールサービスでは、チケット転売で不正に利益を得られないので、転売目的のトラブルに巻き込まれにくいでしょう。
取引相手とのやり取りが不要
チケットぴあのリセールサービスを利用すれば、個人間での面倒なやり取りから解放されます。
従来のフリマアプリやSNSを介したチケット売買では、購入希望者が出品者へ連絡し、支払い方法や受け渡し方法について交渉する必要があり、時間と手間がかかることも少なくありません。
その点、公式リセールサービスなら、取引過程はシステム上で完結し、複雑なコミュニケーションは不要です。
また、購入後はチケットが自動的に発行される仕組みが整っているため、受け渡しに関するトラブル発生リスクも軽減されます。
忙しい方でも安心してスムーズにチケットを手に入れられるのが大きなメリットといえます。
主催者が設定した金額で購入ができる
チケットぴあのリセールサービスでは、主催者が適正と判断した価格で再購入が可能です。
従来の個人間取引では、人気公演のチケットが高額転売されるケースもあり、購入希望者が不当に高い価格を支払う場面も見受けられました。
しかし、この公式リセール制度では、転売の際も主催者側が定めた販売価格を維持するため、購入者は正規流通価格に近い条件でチケットを確保できます。
適正な価格での取引が行われやすくなり、全体として健全な市場環境が育まれることも期待できます。
正しい金額設定は、購入者の納得度と信頼感を高める要因になります。
リセールできるチケットと期間
リセールサービスに申し込めるチケットは、購入時に引取方法として「購入後あとから選ぶ」を選択し、まだ発券していないものです。未使用の電子チケットなら、発券したあとでもチケットをチケットぴあへ返却することでリセールに申し込めます。
リセールサービスの申込期間は公演日の前日までなので、公演に行けないとわかったら早めに申し込むと良いでしょう。なお、公演によってはリセールサービスの申込対象外の場合もあります。チケットの注意事項をよく確認してみましょう。
リセールサービスを利用するときのポイント
リセールサービスを利用する時は以下の4つのポイントを参考にしてください。
それぞれのポイントを詳しく説明します。
先行チケットを一般発売前にリセールに出す
先行チケットを一般発売前にリセールへ出品すると、希少性の高い座席や特典付きチケットを求めるファン層に早めに訴求できます。
特に人気のアーティスト公演やスポーツイベントでは、一般販売開始前はチケット入手が困難な状態にあるため、購入希望者が殺到しやすく高値での取引成立ができます。
また、先行チケットはしばしば良席であることから、コアファンが積極的に狙う傾向にあります。
そのため、予定が合わずチケットを手放す際は、一般発売開始前というタイミングを逃さずにリセールを行えば、より有利な条件での売却が可能です。
早めにリセールに出す
リセールを早めに行うと余裕をもって価格設定や条件調整ができます。
公演日が近づくほど購入希望者は焦り、多少の価格上乗せや条件面の妥協も辞さないケースが増えます。
一方で、出品者側がギリギリまで待ちすぎると、予定していた価格で売り切れない恐れが出てきます。
なるべく早めに出品して需要が十分にある期間を確保し、購入希望者との交渉を有利に進めるのが得策です。
また、早めの出品は心理的な余裕も生み、よりスムーズなやりとりや適正価格の見極めにつながります。
SNSを活用してファンに呼びかける
リセール時にはTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを活用すると効果的です。
特定のアーティスト名やイベント名、会場名をハッシュタグに入れれば、該当するファンコミュニティへ直接アプローチできます。
特にSNSはリアルタイムで情報が拡散されやすく、信頼できる購入希望者を引き寄せるチャンスが高まります。
SNS上のファングループやコミュニティで「チケット譲渡」や「リセール情報」を共有すれば、興味のある人々へ直接訴求可能です。
こうした手法でファンとの距離を縮め、スムーズな取引成立ができます。
リセールの申込期限に注意する
リセールサービスには多くの場合、出品や購入への申込期限が設けられています。
期限を過ぎると、せっかくの良席や需要の高いチケットを逃してしまう可能性があるため、出品者は事前にこの期限を明確に確認しておく必要があります。
また、購入者側も期限が迫るとじっくり検討する余裕が減り、結果的に条件が合わず取引不成立になるケースも増加します。
余裕を持ったスケジュールで申込手続きを行い、期限内に確実な合意形成を図ることが、満足度の高いリセール成約への重要なポイントとなります。
リセールサービスの利用方法
利用するメリットがたくさんあるチケットぴあのリセールサービス。使った経験がなくてもあらかじめ利用方法を確認しておけば、スムーズにチケットをリセールできます。
ここでは、リセールサービスの利用方法を「リセールする側」と「購入者側」に分けて紹介するので参考にしてください。
リセールする側
リセ―ルする側の使用方法を3ステップで紹介します。
- リセールするチケットを選択
- 銀行口座を登録
- 申し込みの確定
リセールするチケットを選択
まずはリセールしたいチケットを選択しましょう。
チケット一覧で「リセール可」と表示されているものは、リセールに申し込むことができます。
銀行口座を登録
チケットのリセール代金を受ける銀行口座を登録しましょう。
すでにリセールしたことがあり、銀行口座が登録されている場合は、口座一覧から希望する口座を選択してください。
しかし、一部銀行口座は返金に対応していない場合があります。対応していない銀行口座を登録するとエラーが表示されるため、他の口座を登録しましょう。
申し込みの確定
最後に「リセール申込内容確認」の画面が表示されますので、不備がなければ「この内容で申し込む」をクリックして確定します。
購入者側
購入者側の使用方法を3ステップで紹介します。
- 購入を希望するリセールチケットを選択
- 決済方法を選択
- 購入の確定
購入を希望するリセールチケットを選択
まずは購入を希望するリセールチケットを選択します。
チケットには座席情報を含めた様々な情報が記載されているため、必ず目を通しておきましょう。
決済方法を選択
決済方法はクレジットカードのみ対応しています。クレジットカードを登録して決済に進みましょう。
購入の確定
最後に「購入内容確認画面」が表示されるので、不備がなければ「購入する」をクリックして確定します。
リセール利用時の手数料
リセール利用時は、手数料としてチケット代金の10%が引き落とされます。さらに口座送金事務手数料として275円かかるため、チケットの購入代金よりも返金額の方が少なくなります。
購入代金のすべてが戻ってくるわけではないので、リセールするときは念頭に置いておきましょう。
リセールサービスを利用するときの注意点
リセールサービスを使ったことがない方のなかには、利用するときの注意点を事前に確認しておきたい方もいるのではないでしょうか。
ここでは、リセールサービスを利用するときの注意点を紹介します。注意点をふまえて、チケットをリセールしてみましょう。
売れないこともある
リセールを申し込んだとしても、絶対に売れるとは限りません。
座席の位置が極端に悪かったり、チケットがまだ販売を続けている場合は売れないことがあります。
当然ですが、購入者がいなければチケットの代金は戻ってきませんので、売れない可能性を考慮してリセールしましょう。
リセールできないチケットもある
一部のチケットは主催者の意向により、リセールできない場合があります。
また、申込可能期間である公演日を過ぎた場合もリセールできないため、チケットの公演日を事前に確認しておきましょう。
チケットぴあのリセールサービスでよくある質問
チケットぴあのリセールサービスでよくある質問は以下の5つです。
それぞれの質問に詳しく回答します。
チケットぴあのリセールはいつから受付ができる?
チケットぴあのリセール受付開始時期は公演ごとに異なりますが、一般的にはチケットの発券開始後から公演前日までの期間で申請が可能です。
具体的なスケジュールは公式サイトやマイページ内で告知されるため、対象公演の詳細を随時確認しましょう。
公演主催者がリセールサービスを許可していない場合や、受付期間が短縮・変更されるケースもあるため注意が必要です。
人気公演では早期にリセール出品が行われ、希望者とのマッチングが速く成立する可能性も高まります。
最新の受付情報はこまめにチェックし、余裕をもって手続きすることを心がけましょう。
リセールサービスのマッチ率は?
ぴあ株式会社が提供する「定価リセールサービス」は、行けなくなったチケットを定価で再流通させる仕組みとして注目され、高額転売対策にも有効です。
サービス開始2ヶ月でのリセール成立率が約65%に達した実績があり、特に演劇や話題性の高い公演での利用が多いと報告されています。
マッチ率は公演の人気度やタイミング・ジャンルによって変動しますが、需要が高い公演ほど短期間で売買が成立しやすくなります。
一方で知名度の低い公演や需要が限られる場合には、再販成立まで時間がかかることもあるようです。
リセールサービスで売れやすいチケットは?
リセールで売れやすいチケットは需要の高い公演です。人気アーティストのライブ、評判の高い舞台、限定イベントなどは、定価でも購入希望者が多いため成立率が上がりやすい傾向にあります。
また、座席位置の良さも大きな要素で、前方列や視界の良好な席は特に好まれます。
土日祝日や大型連休など、来場者が増える時期の公演チケットは需要が安定しており売れやすいです。
総合的に、人気度、座席条件、日程の3点が売れ行きを左右するポイントとなります。
リセールで売れなかったチケットはどうなるの?
リセール出品したチケットが成立しなかった場合、そのチケットは出品者(元購入者)の手元に残ります。
売れ残ったからといって自動的な返金は行われず、購入者は当日そのチケットを使用するか、あらかじめ認められた公式機能や正規の手段で譲渡・再出品を検討しなければいけません。
公演終了後は当然ながら使用できなくなるため、成立しなかった場合は早めに代替案を考えましょう。
公式リセール以外の不正な転売は利用規約違反となり、アカウント停止などのリスクもあるため避けてください。
適切な手段を把握しておくと、トラブルを未然に防げます。
リセール申込後はキャンセルできる?
リセール申込後のキャンセル可否は、公演や主催者側の方針、リセール規約によって異なります。
多くの場合、一度出品するとマイページ上でキャンセルボタンが用意されていないこともあり、そのまま成立か不成立かを待つしかないケースが一般的です。
ただし、主催者の判断や特別対応により、問い合わせ次第でキャンセルを認める場合も稀にあります。
リセール対象外の公演や特別な条件付きのチケットでは、キャンセルが一切不可能なこともあるため、申込前に注意事項を十分に確認しましょう。
リセール以外に「分配」という方法もある
自身が所有するチケットを「分配」することで、別のぴあ会員に引き渡すことができます。リセールとの違いは金銭的やり取りが発生しないという点です。
リセールはチケットの購入代金を回収したいときに行い、分配はそのチケットを欲しがっている友人に対して行うのが良いでしょう。友人がぴあ会員であれば、スムーズにチケットの分配を行えるはずです。
ただし、入場資格者が指定されているチケットの分配は行えない点、一度確定した分配は取り消すことができない点に注意が必要です。
チケットぴあ分配を利用するときの注意点
チケットぴあの分配機能を利用する際には、まず対象チケットが分配可能かを事前に確認しましょう。
分配手続きに入る前に相手が「チケットぴあ」アカウントを所持し、適切な受取環境が整っているかも重要なポイントです。
分配が成立すると元の購入者はそのチケットを利用できなくなるため、譲渡する相手やタイミングは慎重に検討する必要があります。
公演によっては分配完了後のキャンセルや再分配が認められない場合もあるため、公式サイトで分配条件や手順、公演の対応状況を事前に確認しておきましょう。
チケットぴあのリセールサービスを活用しよう
本記事では、チケットぴあのリセールサービスを紹介しました。
チケットぴあのリセールサービスは、チケットを購入した公演に行けなくなったときに、希望者にそのチケットを再販できるサービスです。以前は「Cloak」という外部サービスを利用する必要がありましたが、現在はチケットぴあサイトでリセールできます。
座席の位置によっては売れない可能性もありますが、定価で再販できる点も魅力。都合が悪くて行けない公演があるときは、チケットぴあのリセールサービスを使ってみましょう。
本記事の要約 金券ショップで人気の金券は「商品券」「旅行券」「ギフトカード」の3つ 高く売れる金券には「有名なアイドルや人気キャラが印刷されている」「景品や記念品」「特定のファンから人気」の3つの特徴がある 上記を踏まえると「バイセル[…]
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:チケットぴあ