相模鉄道は、横浜と海老名を結ぶ本線と、横浜と湘南台を結ぶいずみ野線の2種類を管轄する私鉄。神奈川県内の主要都市を走っていることから、神奈川県民にとっては大切な線路として、毎日多くの人が利用しています。
今回は、そんな相模鉄道の株主に優待として提供される株主優待券の買取についてご紹介。いくらで売れるのか? 売り時はいつ頃か?など、ためになる情報をお届けします。
相模鉄道株主優待券とは?
photo_by_Junpei Abe
相模鉄道の株主優待券は、相鉄ホールディングス株式会社の株式を1000株以上所有する株主に対して送られる優待券。相模鉄道全線で1枚1乗車できる乗車証(回数券方式)を1000株で6枚(優待冊子1冊)発行され、最大4万5000株以上で80枚が発行されます。
2万5000株以上で回数券方式と定期券方式をふたつを選択することができ、後者は乗り降りが自由になる優待もあります。相模鉄道を毎日利用する人にとっては、非常に便利な優待と言えます。
相模鉄道株主優待券はいくらで売れる?
では、相模鉄道の株主優待券を買取に出すといくらになるのでしょうか? 買取店の買取額をいくつかご紹介します。なお、新券とは未使用品のことを指します。
アクセスチケット
1冊(新券、有効期限90日以上) 300円
チケットレンジャー
1冊(新券、2016年12月15日まで) 200円
J・マーケット
1冊(新券、2016年12月15日まで) 200円
大黒屋
1冊(新券、2016年6月1日から) 250円
ダイヤチケット
1冊(新券、有効期限90日以上) 180円
相場と高く売れる時期
相模鉄道の株主優待券の相場は、上記の金額から判断して200円前後と言えます。1駅で150円、終始駅(横浜〜湘南台)で350円が乗車料金と考えると、おおよそ9駅以上乗ると元が取れる計算になります。
高く売れる時期は、強いて言えばレジャーシーズンの「夏の7〜9月頃」、もしくは乗車証が発行される月の「4月、10月」がニーズがあるでしょう。よって売り時も、春から夏の間である「4〜8月」、もしくは乗車証が発行されたばかりの「4月、10月」あたりに売るのがベストでしょう。
おすすめの買取店
では、相模鉄道の株主優待券を買取に出すならどのお店が良いのか?いくつかご紹介します。
アクセスチケット
出典:アクセスチケット
北陸から近畿にかけて展開する金券ショップ。大都市を中心に出店してるため、見かける人も多いでしょう。QUOカードや図書カード、テレホンカード、切手、商品券、回数券、スポーツの観戦チケットやライブチケットなど幅広く取り扱っています。
買取方法は郵送のみ。ホームページにある買取表を確認し、それをベースにして依頼書を記入します。商品と依頼書、そして身分証のコピーを一式にして郵送。ショップの査定が完了したら、指定した口座に振り込まれます。わざわざお店へ足を運ぶ必要がないのがメリットです。
チケットレンジャー
出典:チケットレンジャー
東京駅と銀座にお店を構える都心型金券ショップ。イエローの看板が目印です。こちらも金券類から商品券、切手、回数券、株主優待券類などを取り扱っており、外国人向けに外貨両替も実施しています。
買取方法は店頭と郵送の2種類。後者に関しては、買取総額が30万円以上で送料が無料になるサービスを行っています。また公演チケットは、アーティストや発売までの猶予などで価格が左右されるため、見積もりをとってから買取を実施します。
J・マーケット
出典:J・マーケット
東京と神奈川に集中して展開する金券ショップ。金券や商品券、プリペイドカード、レジャー券、興行チケットの他、株主優待券や旅行券、宿泊券なども買取しています。駅近に立地していることから、回数券や鉄道関係のチケットがメインで販売されているのが特徴です。
買取方法は店頭、郵送、出張の3種類。金券ショップによる出張買取は滅多にないので貴重でしょう。ただし、買取総額が30万円以上で受け付けているので注意が必要です。ホームページに買取強化商品の一覧が載っているので、気になる人はぜひ一度見てみてください。
大黒屋
出典:大黒屋
言わずもがな、全国に店舗を展開する大手総合リサイクルショップ。金券専門ショップは、おもに首都圏や駅の近くの中心に展開し、金券や商品券の他、レジャー券、興行チケット、ライブや観戦チケットなどを取り扱っています。
買取方法は店頭と郵送の2種類。両方ともに面倒な手間がかからずに行えるのが特徴です。ただ注意したいのが、店頭と郵送とで買取金額が異なっているところ。前者は場所によって価格が異なっているので、店頭で買取してもらいたい人は事前に連絡をしてから行いましょう。
ダイヤチケット
出典:ダイヤチケット
新宿にお店を構える金券ショップ。株主優待券や金券の他、商品券、レジャー券、切手や印紙、プリペイドカード、興行チケットを取り扱っており、外貨両替もここで行うことができます。
買取方法は店頭と郵送の2種類。ホームページには、定期的に買取をした商品がタイムライン形式で公開されています。その時期にどんなものが売られているかがひと目でわかるため、買取のタイミングをチェックすることが可能なのが特徴です。
相模鉄道株主優待券を売る際の注意点
金券を買取に出す時に、いくつか注意すべき点があります。相模鉄道の株主優待券も同様です。具体的にどのようなことか、ご紹介します。
有効期限がある
相模鉄道の株主優待券が発行されるのは年2回。ご自宅に到着するのが5月と11月になりますが、前者は6月〜12月、後者は12月〜翌年6月までとなっており、その期間がすぎると利用できなくなってしまいます。
お店によっては、有効期限が90日以上残っているものや、日にちが定まっているものがあり、その条件を満たしていないと買取してもらえない可能性があります。詳しくはお店に問い合わせてみると良いですが、とにもかくにも有効期限には十分に気をつけてください。
未使用かつ冊子ごとの買取
どのお店でも、1枚単位での買取をしていないところがほとんどです。なおかつ、冊子から切り離した乗車証は、買取不可になる可能性があります。冊子ごと、かつ未使用の新券の状態で買取に出すようにしましょう。
まとめ
相模鉄道は、神奈川の主要都市を結ぶ人気のあるローカル線。神奈川県に住む人なら、誰もが使ったことがある電車だと思います。そんな相模鉄道の株主優待券は、他の鉄道会社の株主優待券と比べて低い株式保有で優待が受けられ、その他にも様々なサービスを受けることができます。
もしこの優待券を持っていて、今後使う見込みがない人は、上記でご紹介した金額や金券ショップ、注意点などを参考にして買取に出してみてはいかがですか?