ジャパニーズウイスキー高額買取ランキング！プレミア価格で取引される日本で一番高いウイスキーも紹介

本記事では、ジャパニーズウイスキーの買取価格ランキングや、世界の高額ウイスキーを紹介します。

近年、高額で取引されているジャパニーズウイスキー。特に、人気の銘柄や希少性の高い銘柄は、プレミアがついて定価をはるかに上回る価格で取引されているものもあります。

この記事ではランキング形式で高級ウイスキーの買取価格を紹介するので、価格が気になる人や少しでも高く売りたい人はぜひ最後までお読みください。

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高く売れるウィスキーランキングトップ20

原酒不足などから、需要よりも供給が上回っているジャパニーズウイスキーは、全体的にどの銘柄も価格が高騰しています。

ここでは、そのなかでも特に高く売れるウイスキーを厳選してご紹介。定番商品も多数あるので、ご自宅に眠っている銘柄があるかどうか参考にしてみてくださいね。

第1位：山崎55年

※2025年2月時点

山崎蒸留所の原種のみを使用して作られたお酒。日本で一番古いモルトウイスキーの蒸留所である山崎蒸溜所で、じっくりと熟成したウイスキーです。

過去には海外のオークションで約8,500万円の高額で落札されたことがあります。

サントリー最高酒齢のシングルモルトウイスキー「山崎　55年」（Yamazaki-55 Year）が、香港で開かれたボナムズのオークションで620万香港ドル（約8515万円）で落札され、日本ウイスキーの最高値記録を作った。
引用元：WINE REPORT｜サントリー「山崎55年」8500万円で落札、日本ウイスキーの最高値記録

日本で1番高いウイスキーはいくらなのか気になる人にとっても、 驚くべき値段が付いているウイスキーです。

第2位：山崎50年

※2025年2月時点

こちらも55年に続き、数千万円以上の値がつく特別なボトル。過去数量限定で発売された希少性の高いウイスキーです。

買取価格は38,00万円という高値がついています。数量限定販売ということもあり現在手に入れることはむずかしく、ウイスキー価格ランキングで間違いなくトップクラスに高額です。ボトルだけでも高値がつきます。

第3位：山崎35年

※2025年2月時点

シングルモルト山崎のヴィンテージボトル。使用しているのは、酒齢35年以上のウイスキー原酒のみで、800万円の買取価格がついています。

12年や18年といった定番ボトルがある山崎ですがこちらは定番品ではなく過去に限定発売されたもの。日本の高いウイスキーランキングでは間違いなく上位に入るでしょう。

第4位：響35年

※2025年2月時点

こちらもウイスキー価格ランキングでは間違いなく上位に入るウイスキーで、状態次第で数百万円の値が付きます。

原酒の不足やブランドの人気に加えて、芸術性が高いボトルのデザインも高額で売れる理由です。お酒としての価値だけでなく、ボトルの美しさもコレクター心をくすぐっているのでしょう。

第5位：山崎25年

※2025年2月時点

山崎25年は定番ボトルのなかでは熟成期間が長いため、高価です。特に旧型ボトルは高値が付きやすく、ウイスキー価格ランキングで上位に入ります。

定価は20万円以下ですが、実際の流通価格は150万円を超えることもある高額なウイスキーです。日本国内ではもちろんのこと、世界中で人気が高まっており、価格が高騰していると考えられます。

第6位：ザ・マッカラン30年

※2025年2月時点

人気のスコッチウイスキーのなかでも30年の熟成期間を必要とするこちらは、希少価値高いヴィンテージボトルとして人気があります。使用しているのはモルト原種のみでウイスキー好きから高い評価を受けています。

もともと高級ウイスキーであるスコッチウイスキーが、長期にわたる熟成によりさらにその価値が高まるのです。

第7位：響30年

※2025年2月時点

こちらは貴重な数量限定商品です。年間生産本数は約2,000本のみ。そのため、買取価格が高騰していると考えられます。

大量生産できない理由は、手作業で複雑な工程を経て作られているからです。最低でも酒齢30年以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドします。手間暇をかけて作られたウイスキーは、多くの人の憧れといえるでしょう。

第8位：白州25年

※2025年2月時点

水質や環境に恵まれた、山梨県にある白州蒸溜所で作られたウイスキーです。爽やかな味わいが特徴の白州ですが、25年も熟成することにより、奥深さやコクが増しています。

現在入手困難で、買取価格は40万円以上。ウイスキーの世界的なコンペティションでの受章歴も豊富で、「ISC2018金賞受賞」「WWA2018金賞受賞」など、高い評価を受けています。

第9位：ザ・マッカラン25年

※2025年2月時点

マッカランといえば、シングルモルトのロールスロイスといわれるほどの、高級なウイスキー。そのなかでも、厳選した樽で最低でも25年熟成した原酒のみを使用したこちらは、より希少で高値で取引されています。

スコッチウイスキーの代表格で、こちらが作られているスペイサイドのものは果実のようなフルーティーさと華やかさが特徴です。

第10位：余市20年

※2025年2月時点

こちらは広大な北海道余市の蒸留所で作られたウイスキーです。余市に蒸留所を作ったのは、スコッチウイスキーの産地と環境が似ていたからといわれています。

もともとは10年から20年までがレギュラーラインアップでしたが、現在流通しているものはノンエイジタイプのみ。もともと2万円という手頃な価格設定ですが、終売してからは評価が上がり、現在20万円の高値で取引されています。

第11位：竹鶴25年

※2025年2月時点

ニッカウヰスキーのピュアモルトウイスキー、竹鶴25年。フローラルで華やかなで甘い香りが楽しめます。

ニッカウヰスキーは、さまざまなウイスキーを取り扱っていますが、竹鶴はもっとも高級なウイスキーです。余市蒸溜所の与市モルトと宮城峡蒸溜所のモルト原酒をブレンドし、両方のよいところが引き出されています。

第12位：山崎18年

※2025年2月時点

サントリーのシングルモルトウイスキー山崎のなかでも人気が高い、山崎18年。使用しているのは酒齢18年以上の原酒のみで、贅沢なウイスキーです。

シェリー樽熟成原酒がベースで、18年かけてじっくり熟成されます。シェリー樽特有の甘い香りや、チョコレートのような芳醇な香りが特徴です。

長い年月かけて熟成するため重厚さも感じられ、ウイスキー好きも満足できる一品ではないでしょうか。

第13位：余市15年

※2025年2月時点

伝統的な石灰直火蒸留という方法で丁寧に作られ、15年じっくり熟成した余市15年。職人技で作られたウイスキーは希少性が高く、買取価格が上がることも自然なことかもしれません。

男性的な力強いスモーキーな味わいでありながら、飲みやすいことが特徴です。複雑な味わいが楽しめるウイスキーだといえるでしょう。

第14位：宮城峽15年

※2025年2月時点

宮城峽15年は、15年もの歳月をかけて熟成したウイスキー。買取価格は6万円を超えます。

繊細さや柔らかさを感じられるだけでなく、香ばしい風味が楽しめることが特徴です。熟成されたウイスキーならではの深みと香りが広がります。

力強い味わいよりも、舌の上で繊細な味や香りをじっくりと楽しみたい人にぴったりではないでしょうか。

第15位：余市12年

※2025年2月時点

日本国内のみならず海外からも注目されている余市12年。

使用されている熟成原酒は直火熱で蒸留したり、蒸留器に使用されるポットスチルにストレートヘッド型を採用したりするなど、こだわり抜いた製法で作られています。

まろやかでフルーティーでありながら、力強さを感じる味わいが特徴です。スモーキーな香りも楽しめます。

第16位：山崎 ピーテッドモルト 2020 EDITION

※2025年2月時点

ウイスキー作りの工程が多彩な山崎蒸留所で作られたこちらは、原種の特徴を存分に楽しめることが特徴です。

ピートを強めに炊いたピーテッド麦芽を使用したこちらの原酒は、スモーキーで香ばしい香りが楽しめるでしょう。

パイナップルのようなフルーティーさ、やわらかさが感じられる味わい。複雑な味と香りを楽しみたい人にぴったりです。

第17位：白州 ピーテッドモルト 2021 EDITION

※2025年2月時点

軽やかで柔らかく、スモーキーな香りが特徴のシングルモルトウイスキーです。

使われているモルト原酒は、白州蒸留所のさまざまの原酒のなかからピートを強めに炊いて作るピーテッド麦芽で仕込んでいます。

こだわりの原料と製法によって作られた、豊かなピートの香りと、重くなりすぎない、白州らしい軽やさを楽しめるウイスキーです。

第18位：宮城峡12年

※2025年2月時点

宮城峡12年は2003年に発売され、2015年に終売となったシングルモルトウイスキーです。

数多くの賞を受賞している華々しい歴史を持つウイスキーで、買取価格が上がっています。

熟成期間の長さに加えて、受賞歴を考えると、味わいや 香りの評価がとても高いといえるでしょう。高値での買取が期待できる銘柄です。

第19位：余市 10年

※2025年2月時点

ニッカウヰスキーのウイスキーの代表銘柄として知られている、余市10年。現在はすでに終売しており入手困難で、希少価値が高いウイスキーです。

10年熟成しているため、ヴィンテージではないほかのシリーズよりさらに深みが増しているといわれています。

スコッチウイスキーの特性と併せて、日本人の好みに合うフルーティーな味わいも感じられるため、多くの人に愛されるウイスキーではないでしょうか。

第20位：鶴17年

※2025年2月時点

鶴17年は、ニッカウヰスキーが販売していた高級銘柄のブレンデッド・ウイスキーです。ブレンダーである竹鶴政孝の遺作「鶴」の上位銘柄といわれています。

余市ならではの力強さがありつつも、じっくりと熟成したことによりまろやかな味わいが楽しめます。甘味のあるフルーティーな香りで、上品さと重厚さを感じさせるウイスキーです。

ジャパニーズウィスキーの買取価格一覧

さまざまな銘柄があるジャパニーズウイスキー。一つひとつ買取の相場をリサーチすることは手間がかかりますよね。

ここでは山崎や響、イチローズモルトなどをはじめとして、高価買取が期待できるジャパニーズウイスキーの買取価格を紹介するので、参考にしてください。

サントリー「山崎」の買取参考価格

※2025年2月時点

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※2025年2月時点

ベンチャーウイスキー「イチローズモルト」の買取参考価格

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サントリー「白州」の買取参考価格

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世界の高額ウイスキー10選

日本のウイスキーだけでなく、世界の高額ウイスキーが気になる人も多いでしょう。

ここからは世界のウイスキーのなかでも、高価な銘柄を紹介します。ウイスキーの特徴も併せて紹介するので、ぜひお読みください。

ダルモア 50年（Dalmore 50 Year Old）

※2025年2月時点

ダルモアの50年は、ハイランド地方産のシングルモルトで、ブレンデッドウイスキーのキーモルトとしても有名です。

ダルモアはレギュラーシリーズに加えて多くの数量限定ボトルを販売しています。過去には62年のものが日本円で350万円ほどで落札されたことも。

高級ウイスキーを代表する銘柄です。

ザ・マッカラン・ラリック 57年（The Macallan Lalique 57 Year Old）

※2025年2月時点

ザ・マッカラン・ラリック57年は、2024年12月7日時点の調査で最高31,610,176円と高額なウイスキーです。まるでコスメや香水瓶のような。ラグジュアリーで美しいデキャンタも特徴。

57年以上熟成させたウイスキーは、それだけでも価値が生まれます。57年以外にも長期熟成のウイスキーを数多く掲げているマッカランは、商品を発売するたびに人々の注目を集めているブランドです。

ザ・マッカラン・ラリック 62年（The Macallan Lalique 62 Year Old）

※2025年2月時点

本記事の調査で2000万円を超えた、ザ・マッカラン・ラリック62年。長期熟成のウイスキーを数多くリリースしているマッカランのなかでも、62年もの期間じっくり熟成したウイスキーは、ウイスキー好きでもなかなかお目にかかれない逸品ではないでしょうか。

こちらよりも熟成期間が短いザ・マッカラン・ラリック57年よりは値段はやや控えめですが、超高額なウイスキーであることには変わりありません。

ザ・マッカラン・ラリックⅥ 65年（The Macallan Lalique VI 65 Year Old）

※2025年2月時点

こちらはなんと65年もの歳月をかけて熟成したウイスキーです。50年以上の長い期間熟成させたウイスキーを取り扱うマッカランのなかでも、熟成期間は最長クラスです。

フランスのクリスタルブランド、ラリックとコラボ商品で、キラキラと輝き高級感が溢れるデキャンタも魅力。

味覚や嗅覚のみならず、視覚からも楽しめる高級ウイスキーにふさわしい銘柄です。

ザ・バルヴェニー 50年（The Balvenie 50 Year Old）

※2025年2月時点

バルヴェニーのなかでも50年という長期にわたって熟成したこちらは、2024年12月7日時点で1,300万円近くの値が付いています。

バルヴェニーのウイスキーはこだわりの製法で作られていることが特徴です。麦芽の乾燥やピートの香り付け、ピート香を付けるための麦芽も自社で行っています。

また、独自の蒸溜釜を使用することでじっくりと成分を抽出しており、芳醇で豊かな香りを楽しめることが特徴です。

ゴードン＆マクファイル モートラック 75年（Gordon & MacPhail Generations Mortlach 75 Years Old）

※2025年2月時点

スコットランドのスペイサイド、モートラック蒸留所で生産されているシングルモルトウイスキーです。ただし蒸留所公式ボトルではなく、ボトラーズブランドと呼ばれています。

ボトラーズとは原酒を買取って、瓶詰めして独自のブランドとして販売する業者のことです。

ゴードン&マクファイルは老舗のボトラーズブランドで、特に関係が深いマッカランからは絶大な信頼が寄せられています。

ジョニーウォーカー・ブルーラベル 1805（Johnnie Walker 1805 The Celebration Blue Label）

※2025年2月時点

世界一売れているスコッチウイスキーの銘柄です。日本でも知名度が高いため、ジョニー・ウォーカーを知っている、ウイスキーを飲んだことがあるという人も多いでしょう。

ブルーラベル1805は、ノーマルのブルーボトルとは異なります。200周年を記念するボトルで、中身は45〜70年の熟成ウイスキーがブレンドされていることが特徴です。

グレンフィディック 50年（Glenfiddich ‘Rare Collection’ 50 Year Old）

※2025年2月時点

グレンフィディックは、長年にわたりシングルモルトウイスキーの売り上げ世界一に輝いた銘柄です。

現在は世界一ではないものの依然として人気が高く、シングルモルト初心者向けのウイスキーとして日本でも人気があります。

90年代と近年瓶詰めされたものの2種類があり、本記事の調査では700万円を超える価格で販売されていました。

ザ・グレンリベット 50年・ウィンチェスターコレクション（The Glenlivet ‘The Winchester Collection’ 50 Year Old）

※2025年2月時点

グレンリベットは2015年シングルモルトとして売上世界一に輝いた銘柄です。

こちらのザ・グレンリベット50年・ウィンチェスターコレクションは、マスターディスティラーのアラン・ウィンチェスター氏にちなんで付けられた名前。

90年代、60年代などの瓶詰めされた年が異なるものがありますが、いずれも限定100本で稀少性が高く、高値で取引されています。

ザ・マッカラン ファイン＆レア（The Macallan Fine & Rare Vintage）

※2025年2月時点

ザ・マッカランファイン＆レアは、優れた樽を厳選してボトリングしたシングルカスクです。

樽だけでなく、長期間にわたって熟成させるこだわりの製法で作られているため、当然大量生産はできません。

成熟年数や瓶詰めされた年によって価格は大きく異なり、2024年12月7日時点の本記事の調査では一番安いもので120万円程度、一番高いものはなんと3億円超の価格で販売されていました。

ジャパニーズウイスキーの過去最高額

日本のクラフトウイスキーのなかでも、肥土伊知郎氏が2004年に創業した「ベンチャーウイスキー」は世界中から高い支持を得ています。

埼玉県の秩父市に蒸留所をかまえるベンチャーウイスキーは、2005年に「イチローズモルト」の販売を開始。2017年には「ワールド・ウイスキー・アワード」シングルカスクシングルモルト部門で世界最高賞を受賞し、その名を一躍世界に馳せました。

2019年8月、イチローズモルトのカードシリーズ54本セットが香港・ボナムスのオークションで約9,750万円で落札。これが日本産ウイスキーにおける過去最高の落札額です。

異なる樽で熟成された原酒が瓶詰めされたカードシリーズは全54本のセットで、トランプのカードが描かれたラベルが貼られています。

1本の平均価格は15,000円程度ですが、54本すべてが揃ったフルセットは世界に数えるほどしかないため、落札額が1億円近くまで高騰したのでしょう。

ジャパニーズウイスキーが高く売れる理由

国産原料を用い国内でていねいにつくられるジャパニーズウイスキーは、今世界のウイスキーファン憧れのウイスキーとして注目を集めています。その証拠の1つが、イギリスのウイスキー専門誌が主催する権威あるコンクールWWA（ワールド・ウイスキー・アワード）の各部門で毎年、ジャパニーズウイスキーが首位を独占。ウイスキー界で燦然と輝きを放っています。

そんなジャパニーズウイスキーの人気の高まりを受け、もちろん買取価格も高騰中。主にニッカウヰスキー、サントリーでつくられた最高級ウイスキーで稀少性が高い物は、プレミアムがつき定価5倍という価格になっているものもあります。

ハイボールの流行

ウイスキーが高く売れる理由のひとつとして、ハイボールが流行したことが考えられます。

ウイスキー市場は1980年代をピークに縮小しましたが、ハイボールの流行に伴って人気が復活。

ハイボールはストレートでウイスキーを飲むよりもアルコール度数が低く、炭酸による爽やかな味わいで飲みやすいです。この手軽さや軽やかな美味しさが幅広い年齢層に受けてハイボールが流行り、ウイスキーの価格上昇につながったのでしょう。

ドラマで脚光を帯びる

2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説で、ドラマの題材に選ばれたことも、ウイスキー人気を加速させた要因として考えられます。

ニッカウイスキー（厳密にはニッカウヰスキー）創業者である竹鶴政孝をモデルにした「マッサン」は、これまであまり知られていなかったウイスキーの歴史や魅力を幅広い年齢層に伝えてくれました。

ドラマのおかげで今までウイスキーを飲んだことがない人がウイスキーに興味を持ち、ニッカウヰスキーだけでなくウイスキー全体の人気が高まったのでしょう。

原酒不足

原酒不足もウイスキーの値段に影響しています。昨今はウイスキーブームで、多くの人がウイスキーを楽しむことで消費量が増え、供給が追いついていません。

「そんなに人気があるなら増産すればいいのに」と考える人もいるかもしれませんが、原酒不足のモルトウイスキーは蒸留方法の問題で大量生産することはむずかしいのです。

また、モルトウイスキーは蒸留後に熟成するため、すぐに販売することはできません。原酒を作るには手間暇がかかり、生産が追いつかず、結果としてウイスキーの値段が上がっているのです。

終売・休売品が増えた

終売・休売品が増えて、ウイスキーの価格が高くなりました。

ウイスキーブームや原酒不足により、人気メーカーのウイスキーが販売休止や終売をしています。ウイスキー作りは時間も手間もかかり大量生産できないため、増産することはむずかしいでしょう。

また、日本国内のみならず世界でジャパニーズウイスキーが高い評価を受けていることも理由です。人気と需要が高まることで休売や終売になり、供給が追いついていない状態がさらに一部のウイスキーの希少性を高めていると考えられます。

ウイスキー投資家の登場

ウイスキーを対象とする投資家が登場したことも、価格が上がっている理由です。ウイスキーはワインなどと違って品質管理が比較的簡単で、初心者や手軽さを求める人にとって魅力的な投資方法なのでしょう。

また、銘柄次第では高いリターンが期待できるところもポイントです。

投資家は値上がりしそうなウイスキーを購入し、タイミングを見計らってオークションなどで高額で売ります。投資対象として魅力的な銘柄は特に値段が上がりやすいでしょう。

転売ヤーの存在

転売ヤーによって、価格が上がることも原因です。

転売ヤーは定価などで安くウイスキーを仕入れ、高値で売ることで儲けます。最大限利益を出すためにウイスキーを買い占めてわざと品薄を起こしたり、相場を釣り上げたりすることもあるそうです。

これにより、通常よりもウイスキーの価格が上がってしまうことがあります。

転売自体は違法ではないものの、同じ業者に何度も売却するなど明らかに継続的に転売する場合は免許が必要。無免許で行うと罪に問われることがあるので注意しましょう。

診断チャートからおすすめ店を見つけよう！

Googleで「ジャパニーズウイスキー 買取」と検索すると、80.8万件ほどの検索結果があり、買取店のページや多くの記事が出てきます。

本記事では、数あるサイトのなかでもジャパニーズウイスキーの買取価格について網羅し、おすすめ買取店の口コミや特徴を解説！

もしお店選びで迷ってしまう方は、以下チャートからおすすめ店を見つけてみましょう。ウリドキではキャンペーン情報・口コミがともに良い買取店をピックアップしています。

ジャパニーズウイスキーのおすすめ買取店10選

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています
※以下で紹介する買取実績は2025年2月時点のものです

買取大吉

公式サイト

特徴

• 全国に1,000店舗以上
• 手数料無料！
• 最短即日で現金化

店舗紹介

買取大吉は、全国に1,000店舗以上を展開している買取店。テレビCMなどでメディア露出が多いので、店名を聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。金をはじめ、ブランド品、金・貴金属、時計、お酒、服など業界随一の買取品目です。

査定料や出張料、キャンセル料などの手数料が無料なので、自分の思っていた以上の金額をつけてくれるでしょう。店頭買取はもちろん出張買取にも対応しており、最短即日25分で出張対応とスピーディなので気軽に査定だけ申し込んでみるのもおすすめですよ。

さらに最短即日で現金化できるのも魅力の一つ。買取金額に納得すれば1,000万超であっても即日現金化できます。店舗の詳細は公式サイトを要チェック。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、金の高価買取を目指してみてください。

買取大吉のウェブサイトはこちら

買取実績

• 山崎25年：1,000,000円
• 響21年：559,000円
• ヘネシー パラディエクストラ：65,000円

※価格は2024年11月時点の情報。

お問い合わせ

店舗情報

おたからや

公式サイト

特徴

• 全国に1,200店舗以上を展開
• 出張買取にも対応
• 専門知識豊富な査定士が在籍

店舗紹介

おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、金以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。

また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。

おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。

おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。

店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、金の高価買取を目指してみてください。

おたからやのウェブサイトはこちら

買取実績

• 貴州茅台酒（マオタイ）：600,000円
• マッカラン 30年：300,000円
• ヘネシー ノスタルジー ド バニョレ クリスタル 酒瓶+箱：120,000円

※価格は2024年11月時点の情報。

お問い合わせ

店舗情報

お酒買取専門店 リンクサス

公式サイト

特徴

• お酒の買取専門店
• ウイスキーとブランデーの買取に強い
• 出張買取・宅配買取は各種手数料が無料

店舗紹介

お酒買取専門店 リンクサスは、お酒を専門買取している買取店です。

ジャパニーズウイスキーの需要が高い海外販路を複数保有しているため、他店にはマネできない業界最高水準の買取額提示が期待できます。

もし、他店よりも買取価格が低いようであれば、相談することで買取額の見直しを行ってくれることも。買取に対する柔軟な姿勢に好感がもてます。

リンクサスがとくに力を入れて買取しているお酒は、ウイスキーとブランデー。もちろん、日本酒やワインなど他の酒類においても、満足いく価格で買取してくれるでしょう。

店頭買取・宅配買取・出張買取で査定依頼を受け付けています。

店頭買取は、横浜に構える2店舗で利用ができ、店内には、お酒好きに嬉しい古酒の販売をしているので、お買い物を楽しみながらの買取が可能です。

→ 店頭買取の詳細

また、宅配買取と出張買取は、各種手数料が無料。宅配買取なら、全国どこに住んでいても申し込みできます。最寄りに買取店がない方や、忙しくて店頭まで行けない方は、ぜひ利用してみてください。

→ 宅配買取の詳細
→ 出張買取の詳細

ジャパニーズウイスキーを売りたいとお考えであれば、高価買取が期待できるリンクサスへ依頼してみてはいかがでしょうか。

お酒買取専門店 リンクサスのウェブサイトはこちら

買取実績

• 響 35年 三代徳田八十吉作(耀彩瓶 碧陽)：2,600,000円～
• 響 35年 古九谷 写し色絵牡丹蝶図筒形瓶：2,000,000円～
• 山崎 1984 シングルモルト：1,000,000円〜

お問い合わせ

店舗情報

ファイブニーズ

公式サイト

特徴

• お酒買取の専門店！
• 経験豊富なプロが査定
• 宅配・出張買取にも対応

店舗紹介

ファイブニーズは、全国12の都道府県に店舗を展開しているお酒買取の専門店です。専門店として確かな実績を誇り、有名銘柄のお酒はもちろんのこと、価値がわからないものに関しても経験豊富な査定士が確かな目利き力で、相場に合わせた価値を提示してくれます。

また、幅広いサービスに対応していることもファイブニーズの特徴です。LINEや電話で気軽に相談可能なので、お酒の買取依頼を考えている方はぜひ候補に入れてみてください。

ファイブニーズは全国12都道府県にしか店舗はありませんが、宅配・出張での買取依頼にも対応しています。送料やキャンセル料などは不要なうえ、宅配・出張ともに全国どこからでも申し込みが可能です。「近くにお酒の買取店がない」という方も利用しやすいでしょう。

お酒は未開封品であっても、経年劣化などで買取してもらえない可能性があります。また、お酒の価値は日々変動しているので、タイミングを逃すと大きな損をしてしまうかもしれません。

ファイブニーズの査定は無料で、ネット申し込みなら24時間以内に概算の査定額を教えてもらえます。お酒の買取で失敗しないためにも、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょう。

ファイブニーズのウェブサイトはこちら

買取実績

• ザ・マッカラン 18年 1995 シェリーオークカスク 700ml 箱付き：90,000円
• サントリー 響 ブロッサムハーモニー 2023 700ml 箱付き：14,000円
• サントリー 山崎 12年 シングルモルト 100周年記念蒸溜所ラベル 700ml：21,000円

お問い合わせ

店舗情報

バイセル【PR】

公式サイト

特徴

• 自分に合った買取方法を選べる
• 手数料がすべて無料
• 出張買取は最短即日対応

店舗紹介

バイセルはお酒や着物、切手、古銭など幅広い商品を取り扱う買取店です。自分に合った買取方法を選べる点が魅力で、店頭・宅配・出張買取に対応しています。

査定料や送料、出張料などの手数料がすべてかからないので、費用を気にせずジャパニーズウイスキーを売りたい方にぴったりでしょう。

出張買取は申し込みから最短当日中に対応してもらえます。ジャパニーズウイスキーをすぐに売りたいけど外出がむずかしい、という方はバイセルの出張買取を使ってみましょう。

無料査定は24時間365日受け付けています。買取の相談だけでも利用できるので、まずは気軽に問い合わせてみてください。

買取実績

• ニッカ余市20年やサントリー響 30年など：608,500円
• シングルモルト ウイスキー山崎など：110,000円
• 軽井沢17年など：50,200円

店舗情報

ビーグル総合買取センター

特徴

• 幅広いジャンルで高価買取
• スピーディな対応で最短即日支払い
• 諸費用全て無料

店舗紹介

ビーグル総合買取センターは、埼玉県にある幅広いアイテムを取り扱っている買取店です。
ジャパニーズウイスキーをはじめ、未開封品のお酒の買取もしています。

査定歴20年以上のバイヤーが査定をするため、希少価値があるウイスキーも正確に評価してくれることでしょう。

ウイスキーの買取は希少価値や状態、付属品の有無といった、査定時に見るポイントは多いものです。そのため、ベテランスタッフが、確かな目利きで査定をしてくれるのは嬉しいポイントと言えますね。

また、ビーグル総合買取センターは、お酒類以外にもブランド品や家電といった、さまざまなジャンルを取り扱っています。少数での買取依頼に抵抗がある方は、自宅にある不用品をまとめて依頼してみるのもおすすめ。

宅配買取や出張買取時も諸費用は無料なので、不用品が大量に出た場合も心配いりません。無料キットの送付もありますよ。

また、ウイスキーの買取は希少価値があっても、状態によっては買取不可の可能性があります。

不安がある方は、依頼前にカスタマーサービスを利用してみてはいかがでしょう。ビーグル総合買取センターのスタッフが、ユーザーの悩みに丁寧に答えてくれますよ。

サービスも充実している買取店なので、興味がある方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

買取実績

• サントリー 山崎 山崎12年 シングルモルト ウイスキー 700ml 箱なし ：20,000円
• サントリー 山崎 山崎 シングルモルト ウイスキー 700ml 箱なし ：9,000円
• サントリー 白州 白州 シングルモルト ウイスキー 700ml 箱なし ：7,500円

店舗情報

お酒買取専門店ウイスキー王国

特徴

• 幅広いウイスキーに対応
• お酒買取の専門店
• 宅配買取可

店舗紹介

お酒買取専門店ウイスキー王国は、その名の通りウイスキーの買取を中心に行っているお店です。東京の新宿と銀座に店舗を構え、多くのユーザーが訪れる人気店。

専門知識の豊富なプロが査定を行うため、最新相場に基づき、ジャパニーズウイスキーを正確に評価してくれます。お酒買取の専門店ならではの高価買取にも、期待ができますね。

同店は東京にあるお店ですが、郵送を利用した宅配買取にも対応しています。あらかじめLINEやメールで事前査定を行うため、あらかじめ相場を知りたい方にもおすすめです。

ジャパニーズウイスキーの買取店選びで迷っているなら、ウイスキー王国も選択肢のひとつに入れておきましょう。

買取実績

• 響 17年 700ml 箱付き：60,000円
• 竹鶴 ピュアモルト 25年 完備品：220,000円
• 山崎 18年 ミズナラ 700ml：860,000円

店舗情報

お酒買取専門店JOYLAB

特徴

• お酒全般を幅広く高く買取
• さまざまな方法で査定が可能
• 高品質かつ親切な対応

店舗紹介

お酒買取専門店JOYLABは、国産・洋酒を問わず、お酒全般の買取に特化した店舗です。人気の銘柄だけでなく、レアものや1点ものまで幅広く取り扱っています。

ジャパニーズウイスキーなど、流通量の多い銘柄を中心に買取相場を押さえ、高価買取を実現。「他社より買取価格が高い」という声が挙がるなど、ユーザーからも高い評価を受けています。

査定依頼の方法も豊富で、LINEやオンラインなどに加えて電話やFAXでの査定も可能です。「スマホで手軽に依頼したい人」から「スマホでのやり取りは苦手」という人まで、さまざまなニーズに応じた方法を選べます。

また、JOYLABは東証プライム上場企業グループの店舗で、査定や接客などのサービスの品質が高いだけでなく、個人情報の取り扱いなども適切です。買取の手順もわかりやすく親切なので、買取が不安な人や初心者にもおすすめですよ。

買取実績

• サントリー 響 30年：～610,000円
• サントリー 白州 25年：～300,000円
• ニッカ 竹鶴 NV：～6,800円

店舗情報

ライフバケーション

特徴

• おしゃれなお酒専門買取店
• 他店で断られたお酒も査定
• 宅配買取は全国に対応

店舗紹介

ライフバケーションは、関東を中心にサービスを展開するお酒専門の買取店です。いずれの店舗もおしゃれな店構えなので、買取が初めての人でも利用しやすいかもしれません。

ジャパニーズウイスキーをはじめ、さまざまな酒類を買取。人気銘柄や美品だけでなく、ボトルに汚れがあるお酒やヴィンテージ品の洋酒など、他店で査定を断られたお酒でも買取可能です。

店舗展開は関東中心ですが、宅配買取で全国から買取サービスを利用できます。出張買取も基本的には対応エリアが決まっているものの、お酒の本数や買取額によってはエリア外でも対応してもらえる可能性があるので、相談してみると良いでしょう。

横浜店と世田谷店では店頭販売も行っているので、好みのお酒を探しにいくときにもおすすめですよ。

買取実績

• サントリー 山崎 25年：～1,150,000円
• サントリー 白州 25年：450,000円
• サントリー 響 ジャパニーズハーモニー：13,000円

店舗情報

大黒屋

特徴

• 買取実績150万件
• 買取可能ジャンルが豊富
• 他店で断られた商品も積極的に買取

店舗紹介

全国に260店舗以上を展開し、年間の買取実績は150万件以上を誇る大黒屋は、経験豊富な査定士による適正な買取価格が期待できるお店です。

査定は独自の難関試験をクリアした社員のみが担当し、国内外に販売ルートを持っていることから世界的な相場で買取してくれます。

お酒類は相場高騰中のウイスキーを中心に高額買取を実施中で、ラベルのシミや破れ、液面低下や箱なしの商品でも積極的に買取。販売チャネルが豊富にあり、他店では買取がむずかしい商品でも買取できるのです。

買取対象ジャンルが豊富なことも大黒屋の特徴のひとつ。買取方法は店頭、宅配、出張の3種類から都合に合わせて選べます。LINE査定やメール査定にも対応しているので、自宅に眠っているお酒がある場合は相談してみてはいかがでしょうか。

買取実績

• 山崎蒸溜所 樽出原酒 15年貯蔵 600ml：80,000円
• 竹鶴 35年 2007年 木箱/冊子付：450,000円
• 白州 スパニッシュオーク 2021 箱/冊子付：88,000円

店舗情報

ジャパニーズウイスキー高価買取のコツ

ジャパニーズウイスキーを少しでも高く売りたいと考える人は多いでしょう。ここでは高価買取につながるポイントを紹介します。ちょっとした工夫や、コツを押さえるだけで買取額をアップさせられるので、ぜひ実践してください。

売ると決めたら早めに買取に出す

ウイスキーは製造年が古くなるほど、状態が悪くなりやすいものです。少しでも状態が悪いと査定時に大きな減額をされてしまうため、売却を決めたら早めに買取に出すことが大切。

特に希少なウイスキーであれば、状態の良し悪しで数万円も査定額が変わってきます。損をしないように、なるべく早く査定に出す意識を持っておきましょう。

ほかの商品とまとめ売りをする

ブランド品やゲームなどと異なり、お酒の買取を利用する方は比較的少ないです。そのため、買取店では再利用してもらえるよう、たくさん売却してくれる方に対してサービスを行う場合があります。

絶対ではないですが、査定士がプラス評価をしてくれる可能性も考慮して、なるべくまとめ売りをするようにしましょう。

適切に保管しておく

ウイスキーに限らず、お酒は保存状態が良くないとすぐに状態が悪くなってしまいます。状態の悪いウイスキーは、買取してもらえない可能性もあるため、普段から適切に保管しておくことが大切です。

特に温度管理は重要で、直射日光が当たったり、温度が高すぎたりすると、高価なウイスキーも一瞬で価値がなくなるでしょう。

美味しくウイスキーを嗜むうえでも大切なので、売却するしないに関わらず、適切な保管方法は知っておくべきだと言えます。

複数店の買取価格を比較する

ジャパニーズウイスキーの買取価格は店舗によって異なります。複数店の買取価格を比べれば、ジャパニーズウイスキーをもっとも高く売れる店舗を探しやすいでしょう。

ウリドキの一括査定を活用すれば、簡単に最大10社の査定額を比べられます。全国の買取店が対象なので、宅配買取でジャパニーズウイスキーを売りたい方にもおすすめです。

ウイスキーの買取についてよくある質問

ウイスキーの買取が初めての場合、査定に対していろいろと不安を抱えてしまう方も多いでしょう。また、なかには不安があることで、買取を躊躇している方もいるかもしれません。

そこで、ウイスキーの買取についてよくある質問をまとめてみました。買取に不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。

古いウイスキーでも買取できる？

製造年が古いウイスキーであっても、買取自体は問題ありません。

ただし、適切な保管を行っていない場合、古いウイスキーは変色などが進んでいる可能性もあります。あくまで年式ではなく、現在の状態が大切だと考えておきましょう。

箱や付属品がないウイスキーでも買取できる？

箱や付属品がないウイスキーも、多くの買取店で売却可能です。

ただし、箱や付属品はウイスキーの価値を高めるアイテムのため、欠品していると査定時の減額は免れません。買取はできますが、相場以下の価格になる可能性は理解しておきましょう。

2024年4月の値上げの影響は？

2024年4月に値上げを発表したアサヒとサントリー。これにより買取価格にも影響が出るのではないかと、気になる人も多いでしょう。

確かに値上げ直後は全体的に価格が上昇しましたが、そのあとは徐々に落ち着いて、現在ではむしろ下落しています。

この価格の推移からもわかるように、値上げしたからといって買取額がアップするとはいえないようです。ウイスキーを売却したいと考えている人は、慎重に価格の推移を見守り、タイミングを見計らって売却しましょう。

ウィスキーの買取価格が下落した要因

2024年に入ってからジャパニーズウィスキーの買取価格が低下した背景として以下のような指摘があります。

専門家は、ウイスキーの暴騰→暴落の流れの背景には中国の景気があるという。
引用元：ビジネスジャーナル｜国産の高級ウイスキー、価格暴落が開始…だが山崎も白州も日本で買えない理由（最終閲覧日2024年12月24日）

ジャパニーズウイスキーは海外からの需要も高く、中国人による買い占めは価格高騰の一因でした。しかし、中国の景気が悪化してきたことで中国人による購入量が減少。その結果、買取価格も下落したと考えられます。

しかし、価格が下がったとはいっても、高い水準をキープしており暴落したというほどではないでしょう。また、見方によっては手頃にウイスキーが手に入るともいえます。

現在の価格の傾向を見る限り、今後値段が大きく上がるとは考えにくいものの、一定の水準を維持していくのではないでしょうか。

これから値上がりする銘柄は？

ウイスキーの値上がりが予想される銘柄は、以下の3つです。

• ニッカウヰスキー シングルモルト余市20年
• サントリー 響30年
• サントリー シングルモルト山崎25年

シングルモルトの余市20年は、現在終売していることに加えて、20年という長い年月熟成する必要があり、今後も希少価値が上がると考えられます。

サントリーの響30年は年間数千本のみの製造であり、その希少性の高さからさらに買取価格が上がる可能性があるでしょう。

サントリーのシングルモルト山崎25年は、シェリー樽で長期間熟成させているため大量生産がむずかしいという特徴があります。世界各国からの評価も高く、今後の需要を考えると値上がり期待できる銘柄でしょう。

ジャパニーズウイスキーを買取に出そう

ジャパニーズウイスキーの買取に役立つ情報を紹介しました。ウイスキーの高額ランキングやプレミアがついているウイスキーの銘柄を見て、売却を心に決めたという人もいるのではないでしょうか。

少しでも高く売るためには、買取に出すタイミングが大切です。今後の値上がりや買取価格を見越して慎重に売却しましょう。

売却する時期や買取店選びで迷ったときは、ぜひ本記事を参考にしてください。

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本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典：バイセル,BEEGLE,お酒買取専門店ウイスキー王国,お酒買取専門店JOYLAB,ライフバケーション,大黒屋,さすがや,wine-searcher